会話が苦手で、人と会うのがしんどい…
会話力を上げる方法を知りたい…
そんな悩みにお答えします。
筆者のケンは、子供のころから社交的ではあったものの、
内心では、人と会うのにちょっと苦手意識を感じていました。
また、30代の約10年間は、心身のバランスを崩したこともあって、
長い間、引きこもりも経験しました。
ですが、話し方や心理学などを学んだり練習するなどした結果、
人と話す際の、シンプルな法則を見つけました。
そうした経験をもとに、今回は、
会話力が上がる方法、簡単な2つの法則
というテーマで、詳しく解説したいと思います。
ちなみに現在は、瞑想や呼吸法、ヨガの講師として、
これまでに2万人近い方に指導をするなど、
人と会うのが怖いどころか、楽しくさえなっています。
また、持ち物をスーツケース1個にして、
シンプルな生活も実践中です。
暮らしや活動の様子は、TwitterやYouTubeで発信してますので、
よかったらのぞいてみてください。
会話力を上げる方法|人と話すのが楽しくなる簡単な2つの法則
ぼくが実践して、確実に効果のあった、
会話力を上げる方法はこちらです。
② 相手に話させる
たったこの2つ。
会話力を上げる方法と聞くと、
自分がうまく話さなきゃ!と思いがちなんですが、実は逆なんです。
相手にたくさん話してもらえばいいんです。
人は誰でも、
自分に関心を持ってほしい!と思っているので、
その願望を実現させてあげればよいのです。
自分はただ聞いてるだけ。
どうですか?すごく簡単でしょ?
おすすめ 人間関係のストレスにも瞑想はとても効果的です【瞑想の教科書】
① 相手のことを話題にする
会話力を上げる方法の1つ目は、
相手のことを話題にするということです。
ついつい自分のことばかり、話してしまっていませんか?
会話力を上げるポイントは、
自分の話力を磨くことではなく、
相手の承認欲求を、きちんと満たしてあげることなんです。
トレーニング方法
トレーニング方法は簡単で、
会話をする相手に関することを話題にするだけです。
例えば、
・相手の好きなこと
・相手の今日1日のできごと
・相手のこれまでの経験
・相手の友人のこと
などなど、ほめたり、質問という形をとると、
会話を続けやすいです。
会話の例
例えば、奥さんとの夕食のシーン

美味しそうだね。これは何の野菜?(←相手の作ったものを話題にしてる)

あしたばって言って、今が旬なのよ

へえ、よく知ってるね!(←相手の能力を話題にしてる)

スーパーの説明にそう書いてあったのよ(笑)

へえ、美味しそうなもの見つけるの、上手いよね!(←相手の行動を話題にしてる)
こんな感じで、
常に、相手に関することを話題にし続けていきます。
自分の知識や経験ではなく、相手のことを話すのが、
会話力を上げる方法のポイントです。
練習すれば必ず慣れます。
② 相手に話させる
会話力を上げる方法の2つ目は、
相手に話させるということです。
自分が、話してばかりじゃありませんか?
会話はキャッチボール
とよく例えられますが、まさにその通りです。
個人的な考えですが、
自分20%:相手80%くらいの会話の比率が、
ちょうどいいんじゃないかと感じます。
イメージとしては、
相手が話をしていていたら、
それに対して時折「相槌 + 何か一言」間に挟む、
といった感じでしょうか。
トレーニング方法
相手に話させるトレーニング方法のポイントは、
クローズドクエスチョンとオープンクエスチョンを、
意識すること。
そして大切なのは、オープンクエスチョンで、
相手に質問をすることです。
オープンクエスチョンとは、
はい/いいえでは、答えられない質問のこと。
今日、疲れてるように見えるけど ”何があったの?”
その服、よく着てるけど ”どういうところが好きなの?”
逆に、クローズドクエスチョンは、
相手が、はい/いいえで答えられてしまう質問です。
今日、疲れてる?
その服、好きだよね。
オープンクエスチョンの場合は、
相手は文章で答えることになるので、
気持ちよく、たくさん話すことができます。
質問に、5W1Hを入れてあげると、
オープンクエスチョンにしやすいです。
逆にクローズドクエスチョンは、
「うん」「ううん」
の一言で、会話が終わってしまうので、
相手は、もっとしゃべりたい!という不満がたまりやすくなります。
会話の例
▶︎クローズドクエスチョン(はい/いいえで答えられる)

今日は買い物に行ったの?

うん…(初めてのスーパーに行ったんだけどな…)

今日、疲れてる?

うん…(いろいろ悩みがあるんだけどな…)

その服、好きだよね。

このように、クローズドクエスチョンだと、
「もっと話したいのに…」というストレスを抱きやすくなります。
▶︎オープンクエスチョン(はい/いいえで答えられない)

今日は ”どこに”買い物に行ったの?

実はね、ちょっと足を伸ばして、はじめてのスーパーに行ってみたの!そしたらね……(いっぱい話せて楽しい)

今日、疲れてるように見えるけど ”何があったの?”

実はね…前から悩みがあってね・・(聞いてもらえてよかった)

その服、よく着てるけど ”どういうところが好きなの?”

あのね!まず色が好きでね。縫製もすごくしっかりしててね……(私のこだわりが話せてうれしい)
といったように、オープンクエスチョンだと、
相手は自分のことを、気持ちよく、自由に話すことができます。
自分の気持ちが吐き出せないというのは、
想像以上に、ストレスになるものです。
ぼくの実体験はこちらに書きました↓

おすすめ 人間関係のストレスにも瞑想はとても効果的です【瞑想の教科書】
会話力を上げたい人、必読の本「人を動かす」
以上、会話力を上げるために、
ぼくが実践したおすすめの方法をご紹介しましたが、
もっと詳しく知りたいな…という人には、
という本をおすすめします。
ぼくはこの本を知ってから、
会話力だけでなく、人生観や価値観すら大きく変わりました。
今でも定期的に、読み返しています。
1937年に出版された、名著です。
タイトルだけ聞くと、人をコントロールする方法?
と勘違いしがちですが、そんなことはなく、
といった、単なる会話力を磨くテクニックではない、
人間関係の原則が学べます。
すごくオススメの本なので、
興味があればぜひ読んでみてください。
ブログにもレビューを書きました↓

他にも、
人間関係に関して、おすすめしたい本はたくさんあります。
こちらにまとめたので、参考にしてみてください↓

会話力を上げる方法|人と話すのが楽しくなる簡単な2つの法則 まとめ
以上、
会話力を上げる方法|人と話すのが楽しくなる簡単な2つの法則
というテーマで解説をしました。
人間関係のストレスには、瞑想もとても効果的です↓

会話力と同時に、
発信力を高める方法が知りたい方は、こちらをどうぞ↓

最後までお読みいただき、ありがとうございました。