人間関係に疲れちゃった・・
人間関係に悩んだ時に、おすすめの本が知りたい・・?
そんな疑問にお答えします。
筆者のケンは、
10年間くらい、うつをこじらせ、
人間関係にも相当、悩んでいた時期がありました。
社交的に見られるけど、
けっこう根っからの引きこもりなんです・・(苦笑)
今では、人付き合いのコツが自分なりにつかめてきて、
つかず離れずといった、
ラクな人間関係が作れるようになりました。
何とかしたいと思って、
人間関係に関する本も、本当にたくさん読みました。
そんな経験をもとに、
人間関係に悩んだ時に読む本おすすめの6選
を、紹介したいと思います。
どれも、ぼく自身の人間関係に強く影響を与えた、
忘れられない名著です。
人間関係に悩んだ時に読む本おすすめ6選|隠れた名著を紹介

人間関係に悩んだ時に読みたい本
ぼくのおすすめは以下の6冊です。
②自分の気持ちをきちんと<伝える>技術:平木典子
③ゴードン博士の人間関係をよくする本:トマス・ゴードン
④7つの習慣:スティーブン・R・コヴィー
⑤不幸の心理 幸福の哲学:岸見一郎
⑥ブッダのことば スッタニパータ:中村元
それぞれ、順番に解説をしていきます。
①人を動かす:デール・カーネギー
人間関係に悩んだ時に読むおすすめの本、1冊目は、
人を動かす:デール・カーネギー
です。
この本は、うつ真っただ中の時に見つけて読んで、
それ以来ずっと、今も手元に置いています。
人間関係に迷ったり悩んだ時に、
この本をめくると、似たような事例が書かれてるんです。
なので、人間関係の辞典のように使っています。
人間関係に悩んだら、この本。
特に、
・盗人にも五分の理を認める
・相手に重要感を持たせる
という考えは、ものすごく新鮮でした。
相手から何かされたら、
よろこんだりキズついたりしますよね?
それって立場が入れ替わったら、
当然、相手にも同じようなことが起こるわけです。
だから、
自分がどうかより、相手はどうか
を考えるように、
人間関係のベクトルが大きく変わった一冊でした。
レビューも書いたので、よかったらどうぞ↓

「人を動かす」は人間関係に関してですが、
自分の課題をどう解決するかは、
同じくデール・カーネギーのこちらの名著もおすすめです↓
②自分の気持ちをきちんと<伝える>技術:平木典子
人間関係に悩んだ時におすすめの本、2冊目は、
自分の気持ちをきちんと<伝える>技術:平木典子
です。
この本も、
うつで人間関係が大変だった時に出会った本で、
アサーションという「自己表現」の方法が、
分かりやすく解説されています。
アサーションというのは、
・自分の気持ちを我慢せず、かつ押し付けず
・同時に相手も尊重し、キズつけない
というコミュ二ケーションの考え方で、
すごくいいなあと思って、数日間に渡るトレーニング講座を受けたりもしました。
ぼくは、自分の思ってることが、なかなか上手く言えないことが多くて、
我慢したり、だまっちゃうことが多かったんです。
子供の頃から感じていた、
うまく言葉にならない…という気持ちについては、
こちらに詳しく書きました↓
ですが、このアサーションの考え方を勉強したことで、
自分の気持ちを、本当に言葉にしやすくなりました。
アサーションとは何か?は、こちらの本にまとめられています↓
③ゴードン博士の人間関係をよくする本:トマス・ゴードン
人間関係に悩んだ時に読むといい、おすすめの本3冊目は、
ゴードン博士の人間関係をよくする本:トマス・ゴードン
です。
経営コンサルタントの義兄にすすめられ、読んだ本。
「話の聞き方」「話し方」とかって、
とても大切なはずなのに、学校や社会では教えてくれないですよね。
そういった人間関係の基本的な考え方が、
具体例を用いながら分かりやすく解説されている名著です。
すごく読みやすいのに、かなり本質的です。
ああ、人付き合いってこうすればいいんだ、っていう軸ができるので、
人間関係がすごくラクになりました。
兄さん、ありがとう。
ぼくは読んだことはなんだけど、
親子関係に特化して書かれた本もあるそうなので、
お父さんお母さんには、こちらも良いかもです↓
④7つの習慣:スティーブン・R・コヴィー
人間関係に悩んだ時におすすめの本、4冊目は、
7つの習慣:スティーブン・R・コヴィー
です。
成功哲学や自己啓発の代名詞のような本ですが、
ぼくは、人間関係にすごく役に立ちました。
特に第5の習慣の「まず理解に徹し、そして理解される」
(ぼくが読んだときは「理解してから理解される」だったと思うけど、改訂された?)
ついつい自分のことを話したい、認めて欲しい、
と思っちゃいませんか?
ぼくもそうでした(今もだけど)。
自分を理解してもらいたかったら、まずは相手を理解すること
という法則は、
とても目からウロコで、かつしっくりきました。
傾聴や共感にも、共通するなあと感じ、
その後の、ぼくの人間関係のベースにもなりました。
⑤不幸の心理 幸福の哲学 – 人はなぜ苦悩するのか:岸見一郎
人間関係に悩んだ時に読む、おすすめの本5冊目は、
不幸の心理 幸福の哲学 – 人はなぜ苦悩するのか?:岸見一郎
です。
「嫌われる勇気」でアドラー心理学のことを知り、
もっと調べたいなと思い、同じ著者のこの本を見つけました。
アドラー心理学の何がいいなあと思ったかというと、
ひとつは「自分の課題と他者の課題を分ける」という考え方。
・これは自分がなんとかできること
・これはどうしようもできないこと
という区分けができると、
必要以上にストレスを抱え込まなくてもよくなるので、
人間関係がとてもラクになりました。
自分と他者の課題を分けることに関しては、
動画でも詳しく話しました↓
もう一つは、
「人生が複雑なのではなく、私が人生を複雑にしているのである」
という考え方。
実は、アドラー心理学にはじめて触れた時に、
これは「ヨガ哲学」だなあ・・・と感じたんですが、
この言葉などはまさに、ヨガの概念そのもの。
なので、ヨガの考え方、いいなあと思う方には、
アドラー心理学や岸見先生の著書は、
ヨガ哲学への別方向からのアプローチとして、
とてもいいんじゃないかと思います。
若干の読みにくさがあるかもなので、
読みやすい方がいいなあという方はこちらがおすすめ↓
ヨガ哲学に関するおすすめの本は、
こちらにくわしく書いたので、興味があれば↓

⑥ブッダのことば スッタニパータ:中村元
人間関係に悩んだ時に読むおすすめの本、最後6冊目は、
ブッダのことば スッタニパータ
です。
ブッダがこんなことを言っていたという記録が、いろいろとある中で、
最古の文献が、このスッタニパータだと言われています。
その中で、ブッダ(釈迦)はなんと、
そもそも人間関係なんて持つから悩むのだ。一人で生きていけばいい
と言っているのです。
人間関係の悩みをどうしよう、ではなく、
悩みの元となる人間関係を、もう捨ててしまいなさい、ということです。
この逆転の発想には、
本当に目から鱗が落ちました。
ブッダが具体的になんと言ったのか、
こちらに詳しく書いたので、参考になれば↓

ブッダと人間関係について知るのに、
これ以上ないというくらい、おすすめの本です。
人間関係に悩んだ時に読む本おすすめ6選|隠れた名著を紹介 まとめ
以上、
人間関係に悩んだ時に読む本おすすめ6選|隠れた名著を紹介
というテーマで解説をしました。
人間関係に疲れたときは、
一旦、離れてみると、すんなり解決方法が見つかったりしますよね。
こちらにその方法を書いたので、参考にしてみてください↓

あと、
人間関係でイヤなことがあったら、忘れるに限ります(笑)
ぼくがいつもやってる「忘れる方法」が、お役に立てば↓
最後までお読みいただき、ありがとうございました。