瞑想の座り方3種類|あぐら・結跏趺坐・半跏趺坐をやさしく解説

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この記事を書いた人

瞑想・ヨガ講師|E-RYT500 YACEP|指導歴10年15,000人以上|YogaJaya Baseworks講師|身体とメンタルの調整法・執着の手放し方・食生活・人間関係など、人生で本当に必要なことを発信|スーツケース1つで生活してます|修行中

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瞑想の座り方は、結跏趺坐や半跏趺坐、あぐらなど種類があるけど、どれがいいの?
瞑想中、足がしびれない座り方を知りたい…

こんな疑問にお答えします。

 

筆者のケンは、
2010年ごろから、瞑想やヨガの練習を続けています。

2012年からは、講師として、
これまでに約20,000人の方に、指導もしてきました。

ケンのプロフィールはこちら

 

自分自身、瞑想をはじめたころは、
足がしびれて、長く座ることが大変でしたが、
徐々にコツがつかめ、
体格や体形による、適した座り方なども分かってきました。

 

そうした体験から、今回は、
瞑想の座り方の種類[あぐら・結跏趺坐・半跏趺坐]
について、詳しく解説していきます。

 

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瞑想の座り方3種類|あぐら・結跏趺坐・半跏趺坐をやさしく解説

結論から言うと、

瞑想する際の座り方に、決まりはありません

 

とはいえ、
安定して、心地よく座れる、
瞑想に適した座り方は、もちろんあります。

それが、

①あぐら
②結跏趺坐
③半跏趺坐

という座り方です。

 

今回はこの3種類の座り方について、
くわしく解説していきます。

 

①あぐらの座り方

瞑想時の座り方の種類、おすすめの1つ目は、上の写真のような、
あぐらです。

床との接地面が広く、多くの人にとって、
安定して座れる座り方だからです。

 

また、地面との距離が近いので、
大地とつながるエネルギーを、感じやすい座り方でもあります。

自然をイメージして行う瞑想の方法は、
こちらに詳しく書きました↓

【入門】瞑想中は何をイメージするといい?おすすめ2つ【初心者必見】
イメージ瞑想の方法について知りたいですか?この記事では、海や樹などのイメージを使い、自分も自然界の一部であることに気づくことができる瞑想のやり方を、詳しく解説してます。イメージ瞑想をしてみたい、やってみたけどうまくいかないという方必見です。

 

あぐらの足の組み方は、どちらかのスネを前にして座ります。

いつも同じ側で組んで座るのではなく、
毎回交互に、足の組み方を変えてあげるとよいです。

いつも同じ側の座り方だと、
偏りや歪みの原因にもなるからです。

 

身体の歪みや左右差が改善されてくると、
心身のバランスも取れてきます。

ただし、組み慣れていない側の座り方だと、
気が散ってしまい、瞑想に集中しにくいかもしれません。

 

瞑想が続かない理由は、座り方が不安定だったり、
無理して座っていることが大きかったりします。

なので、まずはあまり難しいことは考えずに、
気持ちいい座り方を優先し、瞑想を習慣化してみてください。

 

瞑想を継続するコツは、こちらに詳しくまとめました↓

瞑想はコツさえ分かれば実は簡単。ヨガ講師が実践する5つの極意
瞑想が簡単になるコツがあれば知りたいですか?この記事では瞑想はコツさえ分かれば実は簡単と題して、瞑想がもっと簡単かつ効果的に行えるようになるコツを瞑想歴25年指導歴10年超のヨガ講師が詳しく解説しています。瞑想のコツが知りたいという方必見です

 

②結跏趺坐(けっかふざ)の座り方

瞑想時の座り方の種類、おすすめの2つ目。

もう少し瞑想を深めたい方は、上の写真のような、
結跏趺坐(けっかふざ)を試してみてもよいかもしれません。

 

ハタヨガでは、
ロータスパドマーサナと呼んだりもします。

蓮のポーズ、という意味です。

 

あぐらをかいて座った状態から、
さらにそれぞれの足を、反対側の足の付け根に置くような座り方です。

痛みなどがなく、この座位が保てる場合は、
最も瞑想に適した座り方とも言われています。

 

この結跏趺坐の座り方は、
ひざ関節にかなりの負担をかけるので、注意が必要です。

 

また、ある程度、股関節が開いていないと、
足を組むこと自体が、難しい座り方でもあります。

なのでこの結跏趺坐は、
ひざ関節や股関節に、痛みや違和感などがある場合は、
決してやらないようにしてください。

 

怪我などがあって、床に座って瞑想することが難しい人は、
椅子に腰掛けて行う方法もあります。

やり方は、こちらに詳しく書きました↓

椅子に座って瞑想する時の3つのコツ。瞑想歴25年のヨガ講師が解説
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③半跏趺坐(はんかふざ)の座り方

Horacio F. Rodríguez Porto, CC BY-SA 4.0 <https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0>, ウィキメディア・コモンズ経由で

瞑想時の座り方の種類、おすすめ3つ目。

結跏趺坐が難しい場合は、片足だけ足を組む、
半跏趺坐(はんかふざ)という座り方もあります。

 

ハタヨガでは、
ハーフロータスやアルダパドマーサナと呼ばれます。

半分の蓮、を意味します。

 

こちらの座り方の方が、
結跏趺坐よりも、ひざ関節などへの負担は少ないです。

 

結跏趺坐・半跏趺坐ともに、
誰でも簡単にできる座り方、という訳ではありません。

ですが、痛みや負担がなく足を組めれば、
とても安定して座ることができ、瞑想にも集中しやすいです。

 

ただし、繰り返しになりますが、
結跏趺坐・半跏趺坐の座り方は、関節を痛める可能性が高いです。

この座り方ができたからスゴイ!
という訳ではないので、難しいようであれば、
あぐらから始めてみてください。

 

クッションや座布団などを用いることで、
より、安定した座り方を作ることは可能です。

姿勢やツラさのタイプ別に、どんな種類のクッションが適しているかは、
こちらの記事にまとめたので、参考になれば↓

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瞑想の座り方3種類|あぐら・結跏趺坐・半跏趺坐をやさしく解説 まとめ

以上、瞑想に適した座り方、
あぐら・結跏趺坐・半跏趺坐の3種類をご紹介しました。

 

瞑想中に、
どうしても姿勢がツラくなったり、眠気に襲われてしまう…
という人は、こちらを参考にしてみてください↓

ぼくはこの方法で、解決しました。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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