瞑想の座り方は、結跏趺坐や半跏趺坐、あぐらなど種類があるけど、どれがいいの?
瞑想中、足がしびれない座り方を知りたい…
こんな疑問にお答えします。
筆者のケンは、
2010年ごろから、瞑想やヨガの練習を続けています。
2012年からは、講師として、
これまでに約20,000人の方に、指導もしてきました。
自分自身、瞑想をはじめたころは、
足がしびれて、長く座ることが大変でしたが、
徐々にコツがつかめ、
体格や体形による、適した座り方なども分かってきました。
そうした体験から、今回は、
瞑想の座り方の種類[あぐら・結跏趺坐・半跏趺坐]
について、詳しく解説していきます。
瞑想の座り方3種類|あぐら・結跏趺坐・半跏趺坐をやさしく解説
結論から言うと、
とはいえ、
安定して、心地よく座れる、
瞑想に適した座り方は、もちろんあります。
それが、
②結跏趺坐
③半跏趺坐
という座り方です。
今回はこの3種類の座り方について、
くわしく解説していきます。
①あぐらの座り方
瞑想時の座り方の種類、おすすめの1つ目は、上の写真のような、
あぐらです。
床との接地面が広く、多くの人にとって、
安定して座れる座り方だからです。
また、地面との距離が近いので、
大地とつながるエネルギーを、感じやすい座り方でもあります。
自然をイメージして行う瞑想の方法は、
こちらに詳しく書きました↓

あぐらの足の組み方は、どちらかのスネを前にして座ります。
いつも同じ側で組んで座るのではなく、
毎回交互に、足の組み方を変えてあげるとよいです。
いつも同じ側の座り方だと、
偏りや歪みの原因にもなるからです。
身体の歪みや左右差が改善されてくると、
心身のバランスも取れてきます。
ただし、組み慣れていない側の座り方だと、
気が散ってしまい、瞑想に集中しにくいかもしれません。
瞑想が続かない理由は、座り方が不安定だったり、
無理して座っていることが大きかったりします。
なので、まずはあまり難しいことは考えずに、
気持ちいい座り方を優先し、瞑想を習慣化してみてください。
瞑想を継続するコツは、こちらに詳しくまとめました↓

②結跏趺坐(けっかふざ)の座り方
瞑想時の座り方の種類、おすすめの2つ目。
もう少し瞑想を深めたい方は、上の写真のような、
結跏趺坐(けっかふざ)を試してみてもよいかもしれません。
ハタヨガでは、
ロータスやパドマーサナと呼んだりもします。
蓮のポーズ、という意味です。
あぐらをかいて座った状態から、
さらにそれぞれの足を、反対側の足の付け根に置くような座り方です。
痛みなどがなく、この座位が保てる場合は、
最も瞑想に適した座り方とも言われています。
この結跏趺坐の座り方は、
ひざ関節にかなりの負担をかけるので、注意が必要です。
また、ある程度、股関節が開いていないと、
足を組むこと自体が、難しい座り方でもあります。
なのでこの結跏趺坐は、
ひざ関節や股関節に、痛みや違和感などがある場合は、
決してやらないようにしてください。
怪我などがあって、床に座って瞑想することが難しい人は、
椅子に腰掛けて行う方法もあります。
やり方は、こちらに詳しく書きました↓

③半跏趺坐(はんかふざ)の座り方

Horacio F. Rodríguez Porto, CC BY-SA 4.0 <https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0>, ウィキメディア・コモンズ経由で
瞑想時の座り方の種類、おすすめ3つ目。
結跏趺坐が難しい場合は、片足だけ足を組む、
半跏趺坐(はんかふざ)という座り方もあります。
ハタヨガでは、
ハーフロータスやアルダパドマーサナと呼ばれます。
半分の蓮、を意味します。
こちらの座り方の方が、
結跏趺坐よりも、ひざ関節などへの負担は少ないです。
結跏趺坐・半跏趺坐ともに、
誰でも簡単にできる座り方、という訳ではありません。
ですが、痛みや負担がなく足を組めれば、
とても安定して座ることができ、瞑想にも集中しやすいです。
ただし、繰り返しになりますが、
結跏趺坐・半跏趺坐の座り方は、関節を痛める可能性が高いです。
この座り方ができたからスゴイ!
という訳ではないので、難しいようであれば、
あぐらから始めてみてください。
クッションや座布団などを用いることで、
より、安定した座り方を作ることは可能です。
姿勢やツラさのタイプ別に、どんな種類のクッションが適しているかは、
こちらの記事にまとめたので、参考になれば↓

瞑想の座り方3種類|あぐら・結跏趺坐・半跏趺坐をやさしく解説 まとめ
以上、瞑想に適した座り方、
あぐら・結跏趺坐・半跏趺坐の3種類をご紹介しました。
瞑想中に、
どうしても姿勢がツラくなったり、眠気に襲われてしまう…
という人は、こちらを参考にしてみてください↓
ぼくはこの方法で、解決しました。

瞑想について、本格的にもっと知りたいという方は、こちらが役に立つと思います↓
1日5分の瞑想で、人生は大きく変わります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。