瞑想を本で学んでみたいけど、どの本を読めばいいか分からない…
たくさん瞑想本があるけど、おすすめはどれ?
そんな疑問にお答えします。
筆者のケンは、
およそ25年くらい前から、独学で瞑想をはじめ、
2012年からは講師として、これまでに2万人以上の方に、指導をしてきました。
30歳の時に、突然うつになり、
その時は、人に会うのも大変でした。
なので、本で瞑想の勉強をすることは、
当時のぼくにとっては、とても有効な方法でした。
そんな経験から、今回は、
ぼくが瞑想を続けるにあたって、とても役に立った本
を、厳選してご紹介いたします。
ちなみにぼくは現在、
所有物をスーツケース1つにしたり、家を手放したりして、
シンプルな生き方を探究、実践してます。
生活や活動の様子は、TwitterやYouTubeで発信してるので、
興味があればのぞいてみてください。
【瞑想の本】おすすめはコレ。ヨガ講師が厳選した必読7冊
ぼくがおすすめする瞑想の本は、以下の通り。
① しなやかな心と体をつくる 1分瞑想:大内雅弘
② インテグラル・ヨーガ (パタンジャリのヨーガ・スートラ):スワミ・サッチダーナンダ
③ 既知からの自由:J・クリシュナムルティ
④ 気の発見:五木寛之×望月勇
⑤ いのちのヨーガ:望月勇
⑥ ウパニシャッド:辻直四郎
⑦ 瞑想の教科書:ナカガワケン
1冊ずつ、
詳しく解説していきます。
おすすめ 瞑想を習慣にするために必要なノウハウとコツ、すべてお伝えします【瞑想の教科書】
①しなやかな心と体をつくる 1分瞑想:大内雅弘
おすすめの瞑想本の1冊目は、
しなやかな心と体をつくる 1分瞑想|大内雅弘著
です。
著者の大内雅弘さんは、タオゼンという団体を主宰されている方で、
瞑想や太極拳、気功などを35年以上教えてこられています。
以前、タオゼンのスタジオが表参道にあった時、
大内さんの元で、瞑想の勉強や練習をしていました。
軸のある生き方というのは、堅い軸が通っているのではなく、
しなやかな柔軟性があり、たとえどうなってもそこに軸が感じられるというものです。「なんちゃって瞑想」で良いのです。
むしろ、どこまでいっても「なんちゃって」のほうが良いと僕は考えています
しなやかな心と体をつくる 1分瞑想の中に書かれている、この言葉は、
私の瞑想に対する考え方のベースにもなっています。
瞑想は、肩肘張らずに気軽に行なえばいいんだと、
楽な気持ちになれる、おすすめの本です。
②インテグラル・ヨーガ (パタンジャリのヨーガ・スートラ):スワミ・サッチダーナンダ
瞑想の本、2冊目のおすすめは、
インテグラル・ヨーガ(パタン砂利のヨーガ・スートラ)|スワミ・サッチダーナンダ著
です。
瞑想やヨガの、
考え方や概念を知りたいのであれば、
真っ先にこの本があげられます。
おそらく、日本のみならず、
世界中のヨガや瞑想の指導者は、
この本には必ず目を通しているであろう、というほどの本です。
「心の作用を止滅することが、ヨーガである」
「一つの対象に集中して修練を行うことが、障害とその付随物を防ぐ最良の方法である」
このヨーガ・スートラには、
瞑想とは?ヨガとは?
ということが、身近な例を用いながら、
分かりやすく解説されています。
瞑想やヨガについての一次情報に触れたい方に、
おすすめの本です。
③既知からの自由:J・クリシュナムルティ
おすすめの瞑想本、3冊目は、
既知からの自由|J・クリシュナムルティ著
です。
インドの思想家によって書かれた本。
人生とは何か? 生きるとは何か?
ということについて、述べられています。
「私は変わりたい、その方法を教えてくれ」という人は、
非常に熱心で真剣であるように見えます。しかし、実際はそうではない。
彼は自分の中に秩序をもたらしてくれそうな権威を欲しがっているのです。私たちはみな、何かについて恐れます。
抽象的な恐怖というものは存在しません。
それはつねに何かとの関係で存在するのです。あなたは自分自身の恐怖を知っていますか?
具体的な瞑想法などは書かれていませんが、
瞑想を通して、何が得られるのか?といったことが理解できます。
哲学書として、とても素晴らしく、
おすすめできる本です。
④気の発見:五木寛之×望月勇
瞑想本のおすすめ、4冊目は、
気の発見|五木寛之×望月勇著
です。
作家の五木寛之氏と、
ロンドンを拠点に活動をしている、
気功家の望月勇先生の対談本。
ぼくは、
瞑想の練習を続けていくうちに、
だんだんと「気」というものの存在に興味を持ち始めたんですが、
望月先生の気の解釈は、とてもしっくりくるものでした。
気の流れを意識すると、
瞑想のやり方や質も、変わってきます。
気を意識した瞑想をしてみたい、という人に、
おすすめの本です。
⑤いのちのヨーガ:望月勇
おすすめの瞑想本、5冊目は、
いのちのヨーガ|望月勇著
です。
望月先生は他に何冊も本を出されていて、
この「いのちのヨーガ」には、
具体的な瞑想やヨガの練習方法が解説されています。
イラスト付きで、
どんな人にでもできるように、分かりやすく書かれているので、
これから瞑想やヨガの練習を始めたいという方に、
特におすすめの本です。
⑥ウパニシャッド:辻直四郎
おすすめの瞑想本の6冊目は、
ウパニシャッド|辻直四郎著
です。
ウパニシャッドというのは、
古代インドで書かれた、たくさんの哲学書の総称です。
ウパニシャッドで扱っているテーマを、一言で言うとしたら、
梵我一如(大きな宇宙=小さな私)
という、考え方と言えると思います。
その境地はまさに、
瞑想の先に見える景色と、言えるのではないかと思います。
この、辻直四郎さんによる解説本は、
とても複雑で難解なウパニシャッドの概要が、
とても分かりやすく、かつ読みやすく書かれているので、とてもおすすめです。
⑦瞑想の教科書|始め方&続け方 完全ガイド:ナカガワケン
そうそうたる著者の方々と肩を並べるのは、とても気が引けるのですが、
最後にぼくが書いた本も、紹介させてください。
瞑想を始めてみたけど、いつも三日坊主で終わっちゃう…
そんな悩みはありませんか?
ぼくも瞑想を始めたころは、その繰り返しでした。
瞑想を長く続けるには、いくつかコツがあるんです。
これまでにぼくが約10年間、瞑想の練習を続けてきた方法とコツを、
この【瞑想の教科書】にすべてまとめました。
デジタルマガジンですので、
最新の情報があれば、随時追加されていきます。
ぜひご一読ください。

おすすめの瞑想本 番外編【音声ガイド】
番外編としてご紹介したいのが、
瞑想の音声ガイドです。
耳から、瞑想のやり方が入ってくるので、
本を、文字で読むだけでは、よく分からない…
という人に、特におすすめです。
❶ amazonの音声配信サービス オーディブル (Audible)
このAudibleをおすすめしたい理由は、
瞑想の本がオーディオブックとして聞けるのはもちろんですが、
瞑想の音声誘導ガイドが、とても充実しているからです。
これから瞑想を始めようという場合、
文字だけじゃなく、声の誘導は、とても助けになります。
自己流になることなく、
基本をしっかり押さえたい人には、すごくおすすめです。
❷ ケンの瞑想誘導ガイド
私ケンも、瞑想音声ガイドを制作しております。
瞑想時の座り方や、意識の動かし方、
瞑想の終わり方など、細かく丁寧に誘導している音声です。
下のリンクから聞くことができますので、
ぜひお役立てください。
●ボディスキャン瞑想(10分間)

●音に意識を向ける瞑想(10分間)

●呼吸に意識を向ける瞑想(10分間)

❸ ケンのYouTube
宣伝ばかりになって、大変申し訳ないのですが…
YouTubeでも、
瞑想やヨガ哲学について、いろいろ話しております↓
チャンネル登録も、ぜひよろしくお願いします。
瞑想をもっと深く学ぶには
ここまで、
ぼくがおすすめする瞑想本をご紹介しましたが、
瞑想についてもっと深く学んでみたい!
という方は、ぜひ、
瞑想のクラスやワークショップ、瞑想会、
などに参加してみることを、おすすめします。
瞑想は、体感とよく言われます。
瞑想とはこういうもの、
というのは、なかなか言葉では説明が難しいからです。
わたくしケンは、
現在は都心を離れて、埼玉県の緑に囲まれた環境で、
クラスを教えています。
瞑想の細かなニュアンスや、一人ひとりに合ったやり方を、
お伝えしていますので、興味があればぜひご参加ください↓

【瞑想の本】おすすめはコレ。ヨガ講師が厳選した必読7冊 まとめ
以上、
【瞑想の本】おすすめはコレ。ヨガ講師が厳選した必読7冊
というテーマで解説をしました。
1日5分の瞑想で、人生は大きく変わります。
ぼくが25年以上、瞑想を続けてきた方法とコツはこちら↓

瞑想を始めたけど、いつも三日坊主になっちゃう…
という方はこちらの記事をどうぞ↓

参考になればうれしいです。