瞑想する時間の長さによる感覚の違い|瞑想は3段階で深まります

スポンサーリンク
瞑想
スポンサーリンク
この記事を書いた人

瞑想・ヨガ講師|E-RYT500 YACEP|指導歴10年15,000人以上|YogaJaya Baseworks講師|身体とメンタルの調整法・執着の手放し方・食生活・人間関係など、人生で本当に必要なことを発信|スーツケース1つで生活してます|YouTubeで公開修行中

キラーケンをフォローする

瞑想する時間の長さによって、どんな感覚の違いがあるの?
瞑想は、段階を踏んで深まっていくって聞いたけど、どんな感じ?

そんな疑問にお答えします。

 

筆者のケンは、10年以上前から、
瞑想やヨガ、マインドフルネスなどの練習を始め、
2012年からは講師として、約2万人近い方に指導をしてきました。

ケンのプロフィール

活動スケジュールはこちら(Twitter)

 

5分くらいの短い瞑想から、1時間以上のものまで、
いろいろな瞑想を続けてきた結果、
経過する時間によって、感覚や体験に違いがあることに気づきました。

 

そこで今回は、
瞑想する時間によって、どんな感覚の違いがあるか
について、詳しく解説したいと思います。

 

おすすめ  瞑想を習慣にするために必要なノウハウとコツ、すべてお伝えします【瞑想の教科書】

 

スポンサーリンク

瞑想する時間の長さによる感覚の違い|瞑想は3段階で深まります

結論から言うと、
瞑想は、一気に深いところへ入っていくわけではなく、
段階を踏んで深まっていきます。

 

ぼくの体験をまとめると、具体的にはこんな感じです。

① 感覚が鋭くなる|10〜20分
② 意識がひとつに集中する|30〜45分
③ ものごとの境界線がなくなる感じ|45分〜

 

順番に、くわしく解説していきます。

 

感覚が鋭くなる|10〜20分

まず、瞑想を開始して、10〜20分くらい経つと、

頭の中に散らばっている、いろいろなものがはっきりと見えてくる

といった感覚を、感じることが多いです。

 

ゴチャゴチャはしてるんだけど、
それに飲み込まれたり、押しつぶされることなく、
ひとつひとつが冷静に見られているような感覚です。

 

実は、この最初の段階に入るまでが、
個人的には、一番ハードルが高いように感じています。

日常生活でザワついた頭や身体を、
落ち着かせる必要が、まずはあるからです。

 

たとえば、
長い時間、走り続けていた車を想像してみてください。

エンジンをストップさせても、
しばらくは熱を持って、プスプスと音を立てているのを、
見たことはないでしょうか?

あんな感じです。

 

時間にすると、10〜20分くらい。

この段階で、うまく頭や体が落ち着いた状態になると、
スムーズに次の段階に入っていけるように感じます。

 

この段階をうまくクリアすることができずに、
瞑想を終える時も、多々あります。

むしろ、その方が多いかも。

● 参考記事

瞑想の時間の目安は「楽しく続けられる長さ」まずは5〜10分でOK
瞑想の時間の目安は何分くらいが効果的か知りたいですか?この記事では瞑想を楽しく続けられる時間の目安や根拠について、瞑想指導歴10年以上の経験から詳しく解説しています。瞑想したいけど長時間はちょっと…効果的な時間の目安が分からないという方必見

 

瞑想を行うのは朝がよい、
と言われるのも、こうした理由からです。

しっかりとした睡眠がとれていると、
脳や身体が休んだ状態から瞑想を始めることができます。

● 参考記事

朝の瞑想のやり方|生活を変える2つ効果的な方法【1日5分でOK】
朝の瞑想のやり方についてくわしく知りたいですか?この記事では、朝におすすめな瞑想法、効果的なタイミングや時間、注意点、習慣化のコツなどについて、瞑想指導歴10年以上の経験をもとに分かりやすく解説をしています。朝の瞑想に興味のある方、必見です

 

意識がひとつに集中する|30〜45分

瞑想開始から30〜45分くらい経つと、

意識が、何かひとつのものに集中していくような感覚

が起こることが多いです。

頭の中が、
クリアになっていく感じもあります。

 

例えていうと、

頭の中に舞い散っていた思考の数々が、
雪が降るように沈殿し、空中に残ったものだけが、
くっきりと浮かび上がっているような感じです。

 

コツは、

集中しようとするのではなく
集中した状態になること

何かを得ようとがんばってしまうと、
かえって、遠ざかってしまうことは多々あります。

● 参考記事

瞑想とは何か?やり方や効果をヨガ講師が超簡単に説明【動画あり】
瞑想とは何ですか?そんな疑問に分かりやすく簡単にお答えします。この記事では瞑想状態とはどういうことか?瞑想の効果ややり方は?といった疑問ついて、瞑想・ヨガ講師歴約10年の経験から、くわしく解説しています。瞑想とは何かを知りたい方は必見です。

 

ものごとの境界線がなくなる感じ|45分〜

瞑想開始から45分以上になると、

ものごとの境界線がなくなるような感覚

を感じることがありました。

 

この前の段階で、
ひとつのものに意識が集中しましたが、
今度はその意識が、
あらゆるものに広がるような感じです。

 

フワッと、浮いたような感覚にもなりました。

頭の中だけでなく、
同時に身体にも、軽さを感じました。

 

よく、悟りや解脱に至った人が、

私は宙に浮くことができる

などと言うことがありますが(怪しい系含む)、
もしかしたら、この感覚のことを表現しているのかな、
とも思いました。

 

ぼくは、
残念ながら、体が浮くことはありませんでしたし、
今もって浮いたことはありませんが…笑

● 参考記事

瞑想=無になるではない。無になれない…と諦めている人のための3つのコツ
瞑想で無になるのが難しいと感じていませんか?この記事では「瞑想=無になる」ではない理由、瞑想をより効果的なやり方について、約10年間瞑想を練習し指導してきた経験と文献をもとに詳しく解説しています。瞑想で無になることができない…という方必見です

 

おすすめ  瞑想を習慣にするために必要なノウハウとコツ、すべてお伝えします【瞑想の教科書】

 

瞑想を続けても、なかなか感覚が変わらない…

瞑想する時間によって、感覚に違いがあるのは分かったけど、

一度も、そんな感覚になったことがない…
ということはありませんか?

 

その気持ち、すごくよく分かります…

ぼくも一時期、
瞑想の魅力と難解さに取りつかれて、
必死に瞑想をしていたことがありました。

● 参考記事

瞑想だけでは効果はない!必ず◯◯が必要です|確実に人生変える方法
瞑想はじめたけど効果がない?そんな悩みはありませんか?この記事では、瞑想だけしてても効果がない理由、必ず〇〇することが必要、ということを、瞑想暦10年以上の筆者の体験談をもとに詳しく解説しています。効果的な瞑想のやり方を知りたい方必見です。

 

ですが、結論から言うと、

瞑想で、何かを手に入れようとは思わない方がいい

と、ぼくは思っています。

 

なぜなら、
そうした執着を手放すことこそが、
瞑想だからです。

 

ぼく自身、
もう一回あの感覚を味わいたい!
と思って瞑想を再現を試みたことがありますが、
同じ感覚を得られたことは、一度もありません。

 

瞑想中は、
ぜひコントロールを手放してみてください。

 

自分のことを、
少し遠くから、やや他人事のように観察する
くらいの感じがちょうどいいです。

身体の緊張をゆるめると、
頭もやわらかくなっていきます。

● 参考記事

体の力を抜くコツ|効果的で簡単な7つの方法【感動的】
体の力を抜くコツが知りたいですか?この記事では体の力を抜くための簡単なやり方やその仕組み、リラックスが難しい場合の解決法や注意点などを、10年以上ヨガを指導してきた経験から詳しく解説しています。いつも体に力が入ってしまっている…という方必見

 

瞑想する時間の長さによる感覚の違い|瞑想は3段階で深まります  まとめ

以上、
瞑想する時間の長さによる感覚の違い|瞑想は3段階で深まります
というテーマで解説をしました。

 

いきなり長時間の瞑想をしようとすると、
三日坊主になりがちです。

まずは5分からでいいので、
ムリなく続けられるペースを見つけてみてください。

瞑想の具体的なやり方は、こちらに詳しく書きました↓

【瞑想の教科書|始め方&続け方 完全ガイド】10年間続けてきた方法とコツ|ナカガワケン|note
常にストレスを抱えているので、なんとかしたい… 瞑想は何度かやったことあるけど、 やり方がよく分からないし、きちんとできてるかどうか不安… そんな悩みはありませんか? この【瞑想の教科書|始め方&続け方 完全ガイド】を読めば、 瞑想の準備や始め方から、コツや注意点など、 基礎から応用までが理解でき、 悩みやストレス...

 

記事が参考になればうれしいです。

瞑想
スポンサーリンク
キラーケンをフォローする
キラーケン
タイトルとURLをコピーしました