瞑想は”無になる”ことではないんです[むしろ真逆]

瞑想をして ”無になる” のがすごく難しい・・・
瞑想中に、どんどん雑念が湧いてくる私は、ダメだな・・・

こんなふうに感じてはいませんか?

この記事を読むと、
瞑想とは”無になる”ことではない
瞑想は、むしろ真逆のことをしている
ということが分かるので、
瞑想がもっと気軽に、楽に行えるようになると思います。

また、瞑想を深めていったら、

もしかしたら”無になる”ことができるんじゃないの?
無になるんじゃないとしたら、瞑想って何をすればいいの?

というところまで、
話を広げてみようとも思っています。

筆者のケンは、
2010年ごろから瞑想・ヨガの練習を本格的に始めました。
東京都内や各地で指導もしています。

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クラスでもよく、
瞑想中に無になるのが難しい、
という相談や質問をよく受けるので、
この記事が役に経てばうれしいです。

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30歳〜約10年うつ・不定愁訴 ▶︎ 瞑想・ヨガ・マインドフルネス講師8年 (RYT500 E-RYT200)|生きる上で本当に大切なこと(心・身体・食・人間関係・お金など)日々探究|歯列矯正中|YouTube bit.ly/2OdBhcC|ブログ kennakagawa.com

瞑想は”無になる”ことではないんです[むしろ真逆]

結論から言うと、瞑想は”無になる”ことではありません。

なぜなら、
瞑想とは、無になるのとは真逆で、

何かひとつ(あるいは複数)のことに意識を向け続ける行為

だからです。
そこには必ず何か対象が”有る”んです。

いかに具体的に説明していきます。

”無になる”ってどういうこと?

どんなにがんばっても”無になる”ことは不可能、
だとぼくは考えています。

なぜなら、
無になろうとしているということは、
無になろうとしているあなたは、そこに存在しているからです。

何もないのであれば、
”無になろう”という意思や行為も、
起こるはずがありません。

あなたが確かにそこに存在しているから、
あなたは何かをしよう!と思うわけです。

仮に”無になる”ことが達成されたとしたら、
あなたも、あなたがいる世界も、
すべて消えて無くなってしまうということです。

瞑想の定義

瞑想は”無になる”ことではない、
ということは、
瞑想の定義からも言えます。

ハタ・ヨーガについて書かれた文献、パタンジャリのヨーガ・スートラには、

瞑想(ディアーナ)とは、対象への認識作用の絶え間ない流れである

と書かれています。[ヨーガ・スートラ第3章の2節]

この部分だけ読んでも、
ちょっと何言ってるか分からないですよね。

ぼくは何度も何度も読んでいますが、
いまだに、
分かったような分からないような状態です。

ですが、
対象への絶え間ない流れ
と書かれていますので、

何も無いわけではなく、
やはり何かが有るのだな、
ということは読み取れると思います。

他のいろいろな瞑想の定義でも、
やはり、
瞑想には何か意識を向ける対象が”ある”
ということが書かれています。

● 参考記事

【瞑想の本】必読のおすすめ5冊【専門的かつ分かりやすい】
瞑想の本たくさん出てるけど、どれを読んだらイイのか分からない?本記事では、瞑想を知るために読んだ本の中からとても役立に立った本を紹介しています。専門的な本ではありますが初心者の方にも分かりやすく読める本です。これから瞑想を始めたい方は必読です。

“無にならない”瞑想の方法

では瞑想が、
無になることではないとしたら、
いったい何をしたらいいのでしょうか?

ものすごく簡単に言ってしまうと、
瞑想とは、

何か一つのことに意識を向け続ける

それだけです。

意識を向ける対象はなんでもいいです。

自分の体でもいいし、聞こえてくる音でもいい、
呼吸を観察してもいいでしょう。

● 参考記事

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瞑想中、これに意識を向けると決めたら、
一定時間、それだけに意識を向け続けます。

瞑想の具体的なやり方や手順は、下の記事にまとめました。

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瞑想を習慣にすると、
さまざまな変化を感じることと思います。

● 参考記事

【変化】瞑想を8年間続けてみたら・・・【瞑想ブログ】
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ぼくが特に感じるのは、
人間関係が楽になり、
ストレスも感じにくくなったことです。

● 参考記事

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瞑想の先にあるもの

瞑想がさらに深まっていったら、
もしかしたら”無になる”ことはできるんじゃないか?

といった淡い期待もあるかもしれません。

結論から言うと、
それでも、やはり、

”無になる”ことはないし、無になる必要もない

と思っています。

なぜなら、

ヨーガでは「サマーディ(三昧)」
仏教では「空」

というのが、
瞑想の先にあると言われていますが、

やはりどちらも、”無になる”ことではないからです。

無ではなく、
全てが融合して一つになる、
という状態が近いように思います。

サーマディ(三昧)とは?

ヨーガの言う「サマーディ(三昧)」は、
瞑想が深まった先に訪れる段階で、
いわゆる、悟りと言われるものです。

ヨーガの修行の最終地点がこの境地に至ることです。

ヨーガという言葉は、融合という意味です。
あらゆる有象無象が一つになった状態だと言えます。

● 参考記事

【瞑想とは?】行為ではなく状態のことです【ヨガ講師の瞑想論】
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ヨーガ・スートラにはこう書かれています。

サマーディ(三昧)とは、
瞑想(ディアーナ)そのものが形を失ったかのようになり、

その対象がひとり輝くときのことである

ここにもやはり対象という言葉が出てきます。
やはり何もない”無になる”といわけではないですね。

空とは?

仏教の「空」という概念についても考えてみましょう。

空というのは、

すべてのものは、実体がなく、空(むな)しい

という仏教の基本的な考えかたのことです。

空という文字から、
何もない空っぽの状態、
つまり何もない状態を想像しますよね。

ですが、
これは私の解釈に過ぎないのですが、
空っぽであるということは、
”空っぽな空間”は存在しているということですよね。

入れ物があるからこそ、
その中身が空っぽでいられるわけです。

数字の0ゼロに例えると、
もしかしたら分かりやすいかもしれません。

0も、空の考えから生まれました。

0は、何もない状態を定義していますが、
0という概念は、
やはりそこに存在しているわけです・・・

余計に、分かりにくかったでしょうか?

瞑想は”無になる”ことではないんです[むしろ真逆]まとめ

もう一度、この記事の内容と結論をまとめてみます。

瞑想は”無になる”ことではない
・何かひとつのことに意識を向け続ける行為
・瞑想には必ず対象が”有る”

どんなにがんばっても”無になる”ことは不可能

・無になろうとしているあなたや行為は、存在してる

瞑想の定義

・瞑想(ディアーナ)とは、対象への認識作用の絶え間ない流れである
「パタンジャリのヨーガ・スートラ」

瞑想の先にあるもの

・それでも無にはならない
<ヨーガ>
・サマーディ(三昧)→ 瞑想(ディアーナ)そのものが形を失ったかのようになり、その対象がひとり輝くときのこと
<仏教>
・空 → すべてのものは、実体がなく、空(むな)しい
・0ゼロ → 何もない状態を表す概念

繰り返しますが、
瞑想は”無になる”ことではありません。

また、
無になることは不可能だし、
無になる必要もないと思います。

本当に無になってしまったら、
瞑想という行為も、無という概念すらも、
ないということですから。

瞑想は、
何か一つのことに意識を向け続けること
です。

”無になる”ことを一旦横に置いてみると、
瞑想はさらに楽しいものになると思いますよ。

● 瞑想の始め方、続け方はこちらにまとめました

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