白湯の作り方がめんどくさい…
もっと簡単な白湯の作り方が知りたい
そんな疑問にお答えしましょう。
筆者は今でこそヨガ講師として活動をしていますが、それ以前は心身のバランスを崩し、長い療養生活を続けていました。
そんな体調不良や不定愁訴の改善を試みる中で、白湯(さゆ)の存在を知り、毎日の習慣としたことで、さまざまな効果を感じていきました。
そこで今回は、白湯の簡単な作り方。めんどくさい時はこんな方法がおすすめと題して、筆者の体験を詳しくご紹介いたします。
白湯の簡単な作り方。めんどくさい時はこんな方法がおすすめ
そもそも白湯とは、
水を沸かしただけで何も入れていない湯のこと
Wikipedia 白湯
白湯の作り方は、
水を一度沸騰させてから、飲める程度の温度に冷ましたもの
白湯とお湯の違いとは?正しい白湯の温度や作り方・飲み方を紹介|Cleansui
とされることが一般的です。
温度で言うと約50度前後、火傷せず、すんなり飲めるくらいの熱いお湯と考えると分かりやすいでしょうか。
そしてポイントは、一度沸騰させるということ。
水道水をただ温めただけだと、不純物が残っている場合がありますが、数分間沸騰させることで、塩素やトリハロメタンなどを取り除くことが大切なようです。
白湯を作るのがめんどくさい…
とはいえ、毎朝毎晩、白湯を沸かして作るのはめんどくさい…という気持ちも分かります。
筆者はここ10年くらい、毎朝白湯を飲む習慣を欠かしたことがないのですが、正直、
めんどくさいなあ…
と思う日もあります。というか、しょっちゅうです。
なので、どうしてもめんどくさい時には、
台所の給湯器の温度をマックスにしてお湯を出す
という簡単な作り方で済ませています。
キッチンの湯沸かし器では、水の沸点100度には設定できないと思うので、不純物を取り除くことはできていないと思います。
ですがふだん、水道水をそのまま飲んだり、口をゆすいだりもしていますよね。
なので筆者は、そこまでこだわる必要があるかな?とも思っているんです。
めんどくさいと思いながらイヤイヤ白湯を作って飲むよりも、手軽な方法でストレスなく過ごしていた方が、むしろ健康的だとも思うんですよね。
実際に筆者は、この簡単な作り方で白湯を飲んでいますが、特に異変や不都合を感じることはありません。
簡単な白湯の作り方いろいろ
とはいえ、
ちゃんと沸騰させた白湯を飲みたい…
だけど、できるだけ時間はかけたくない…
という場合もありますよね。
そこで、白湯の簡単な作り方にはどのような方法があるか、さらにいくつかご紹介しましょう。
電気ケトル
沸騰させ、かつ簡単な白湯の作り方1つ目は、電気ケトルを使う方法です。
電気ケトルといえばティファール。
下の機種は、カップ1杯分(140mL)のお湯を約53秒で沸騰させることができるとこのこと。
数あるティファール製品の中でも最速です。
ガスでお湯を沸かすと、条件にもよりますが、およそ2〜3分はかかりますよね。
時間がない…だけど沸騰させた白湯を飲みたいという方には断然おすすめです↓
銅の鍋
白湯の簡単な作り方、2つ目のおすすめは、銅の鍋を使うこと。
銅は熱伝導率がとても高いので、それだけ早くお湯を沸かすことができ、素早く白湯が飲めるというわけです。
ちなみに、調理器具に使われる素材の熱伝導率は以下の通りです↓
Wikipedia 熱伝導率
銅 403 アルミニウム 236 鉄 83.5 ステンレス 16.7 – 20.9 陶器 1-1.6
銅がいかに熱を伝えやすいかが分かるかと思います。
日本製かつ純銅製が、安心でおすすめです↓
鉄瓶
簡単な白湯の作り方3つ目は、鉄瓶で沸かす方法です。
先ほどご紹介したように、鉄の熱伝導率は、銅ほどは高くありません。
ですが、鉄瓶に使われる鉄は二価鉄といい、特に体に吸収されやすいそうです。
鉄瓶で白湯を作ると、お湯に溶けだした鉄分が摂取できますので、貧血気味の方にはもってこいの方法です。
さらに鉄瓶で作った白湯は、
カルシウムやマグネシウムといったミネラル分が、鉄瓶の内部に付着して軟水化
鉄瓶で作る白湯はメリットや効果がすごい!作り方、おすすめ鉄瓶3選も|macaroni
するため、口当たりがまろやかになったり、甘く感じる場合もあるようです。
鉄瓶で白湯を作るなら、断然南部鉄器がおすすめです↓
ちなみに鍋ややかんの大きさは、小さなものより大きめの方が、熱がよく伝わり沸騰も早いそうです。
白湯の作り方の参考になれば。
白湯の効果
ここまで、白湯を作るのがめんどくさい時の簡単な作り方をご紹介してきました。
ここでもう少し深掘りして、そもそも白湯を飲むとどんな効果があるのか?ということについても考えてみたいと思います。
筆者の場合は、10年近く毎朝白湯を飲み続けて、次のような効果を感じています。
①身体の冷えの改善
②1日のよいスタートが切れる
③疲れにくくなる
④リラックスする
⑤便通が良くなる
それぞれどういうことか、順番にご紹介いたします。
①身体の冷えの改善
白湯の効果の1つ目は、身体の冷えが改善したこと。
白湯を飲むことで、内臓が温められ、血流も促進され、身体が内側から温まっていくのを感じます。
身体を温める方法は、
・服を着る
・暖房器具
・カイロ
など外側から温めるものが多いですが、白湯は中から熱を生む感覚があります。
体温を上げるには、運動して体を動かすのもよいです。
筋肉の伸び縮みが、熱を生み出すからです。
白湯を飲むのと同時に、ストレッチや屈伸などの軽い運動を行うと、より効果的かもしれません。
②1日のよいスタートが切れる
白湯の効果の2つ目は、1日のよいスタートが切れることです。
睡眠中は体温が下がっています。
そこで目覚めた直後に白湯を飲むと、体温が上がり、血流や血行の循環が促されます。
車で例えると、寒い冬にアイドリングでしっかりとエンジンを温めてから、運転を開始するようなイメージでしょうか。
筆者は、朝起きて歯磨きをした後に、白湯を作り、コップ一杯分飲んでいます。
するとすぐに体が温まり、活動的になれると感じています。
呼吸法の練習も、心身のバランスを整え、体を活動的にする効果があるので、白湯と合わせて朝の習慣にとてもおすすめです↓
③疲れにくくなる
白湯の効果の3つ目は、疲れにくくなること。
これは個人的な感想でしかないのですが、体温が上昇すると免疫力が高まることと、関係しているように思っています。
逆に言うと、冷たい水を飲むと身体を冷やし、疲れやすくなると感じます。
体温が下がると交感神経が優位になり、筋肉などの収縮が起こります。
それが緊張につながり、必要以上のエネルギーを消耗し、疲労の原因になるのでしょう。
外食をすると、氷の入った冷たい飲み物を飲む機会が増えませんか?
なので筆者は、できる限り白湯を作って、保温ボトルに入れて持ち歩くようにしています。
白湯を作る時間がなかったり、持ち歩けない場合は、温かいスープを注文したり、水の氷を抜いてもらうなどして、体を冷やしすぎないように心がけています。
また常温や冷たい水が飲みたいという場合も、一度白湯を作ってから冷ましたものを飲むとより健康的かもしれません。
白湯を冷やしたものは
湯冷まし
白湯|コトバンク 日本大百科全書(ニッポニカ)
とも呼ばれ、水道水に含まれる不純物や塩素が除去できるため、特に赤ちゃんのミルクを作るときなどに用いられるようです。
④リラックス効果
白湯の効果4つ目は、リラックスできることです。
特に、夜に白湯を作って飲むとそう感じます。
人間の身体は、夜になって体温が下がってくることで「そろそろ寝る時間だな」というセンサーが働きます。
そこで寝る前に体温を一時的に上げておくと、体温低下の落差が大きくなり、よりリラックスモードに入りやすいのだそうです。
白湯を飲むのと同時に、
・ぬるめのお風呂に入る
・軽い運動をする
のも、体温を上昇させリラックスしやすいので、睡眠の質を高めるのに効果的です。
⑤便通がよくなる
白湯の効果、最後5つ目は、便通がよくなることです。
白湯を飲むと、
・体温上昇
・血液循環が活性化
・リラックス
などが起き、腸の活動によい影響を与えるからだと感じます。
実際に筆者は、毎朝白湯を一杯飲み続けていますが、腸の動きが活発になり、便意を催すことがよくあります。
便秘になることも、ほとんどなくなりました。
ちなみに、便秘でお困りの方は、こちらの解消法もぜひ参考にしてみてください↓
白湯の簡単な作り方。めんどくさい時はこんな方法がおすすめ まとめ
以上、白湯の簡単な作り方。めんどくさい時はこんな方法がおすすめというテーマで解説をしました。
筆者が白湯を作るのに使っている鉄のフライパンはこちらです。
鉄なのに軽くて、とてもおすすめです↓
筆者は白湯を毎朝飲むようになってから、病院にほとんど行かなくなりました。
病院に行きたくないという方は、ぜひこちらもお読みください↓
病気になりたくない…という方は、こちら↓
白湯を飲んでいると、味覚も繊細になってきます。
なので、禁煙などにも効果があると感じます↓
夜なかなか眠れないという場合にも、白湯はとても効果的に感じます。
こちらに詳しく書きました↓
ちなみに筆者は現在、持ち物をスーツケース1つにして、旅にもよく出ます。
もちろん旅先でも、白湯を飲む習慣は欠かしていません↓
夏でも冷え性で困っている…という方にも、白湯はとてもおすすめです。
そんな方は、ぜひこちらもご覧ください↓
最後までお読みいただき、ありがとうございました。