呼吸法がうまくできないです…
うまく呼吸法ができない場合は、どうしたらいい?
こんな悩みや疑問にお答えします。
筆者は、ハタヨガの修行中、さまざまな呼吸法に触れてきた中で、こうすると呼吸法がもっとうまくできるな、という方法やコツが、だんだん分かってきました。
そこで今回は、
呼吸法がうまくできない人に試してほしい5つのコト|ヨガ講師が解説
と題して、詳しく解説したいと思います。
呼吸法がうまくできない人に試してほしい5つのコト|ヨガ講師が解説
呼吸法がうまくできない人にぜひ試してほしいことは、以下の5つです。
②体調を常に良好に保っておく
③食生活にも意識を向ける
④適度に運動もする
⑤効果をすぐに得ようとしない
これらは、実際に筆者が経験したことです。
詳しく順番に説明していきます。
① がんばってやろうとしない

呼吸法がうまくできない人に試してほしいことの1つ目は、がんばってやろうとしないことです。
呼吸しよう!と力んでしまうと、体は緊張しちゃうので、呼吸法の効果はかえって感じにくいです。
〇〇を頑張る!〇〇しなきゃ!
という思考モードになっているときは、交感神経が働き、自然に浅く速い呼吸になっている場合があります。
そんな時は、体にもきっと、強い緊張が起こっていますよね?
身体の緊張をゆるめることが、呼吸法の効果を最大限に引き出すポイントです。
リラックスもうまくできない…という人(筆者がそうでした)は、こちらも参考になれば↓

② 体調を常に良好に保っておく
呼吸法がうまくできない人に試してほしいことの2つ目は、体調を常に良好に保っておくということです。
生命の危機を感じると、脳は本能的に身を守ろうとして、呼吸を早く浅くしてしまうからです。
風邪をひいていたり、ものすごく疲れてはいないでしょうか?
体調というのは、心身ともにです。
不安や心配事を抱えて、いつも興奮状態だったり、あるいは落ち込んだりはしていないでしょうか?
体調万全!絶好調!でいつもある必要はないので、まずは、体調を整えることから始めればよいと思います。
特に睡眠の質は、体調にとても大きく影響しています。
詳しくはこちらに書きました↓
③ 食生活にも意識を向ける

呼吸法がうまくできない人に試して欲しいこと3つ目は、食生活にも意識を向けることです。
例えば、食べ過ぎ。
食べ物を食べ続けていると、常に交感神経が優位な状態が続きます。
カフェインなどの刺激物も、同様に興奮作用があります。
そうやって交感神経が優位だと、呼吸は自然に浅く早くなってしまっているので、呼吸がうまくできないと感じるようにも思います。
④ 適度に運動もする
呼吸法がうまくできない人におすすめなコト4つ目は、適度に運動もするということです。
なぜなら、適度な運動もすることによって、肺の働きも健康に保っておきたいからです。
成人の肺活量は、男性が3〜4リットル、女性が2.5〜3.5リットルくらいと言われています。
運動習慣の多い人ほど、肺活量は大きくなる傾向にあるようで、使えば使うほど育まれるので、深く長い呼吸をするのに役立ちます。
なので、呼吸法がうまくできないと感じている人は、呼吸の練習と並行して、ランニングや筋トレなどもしてみると、呼吸しづらさが解消できるかもしれません。
⑤ 効果すぐに得ようとしない
呼吸法がうまくできない人に試してほしいこと、最後5つ目は、効果をすぐに得ようとしないことです。
呼吸法は、薬のようにすぐに効果が出るものではないからです。
呼吸に限らず、手っ取り早く得たものは、失うのも早かったりしませんか?
筆者の場合は、瞑想の練習でも同じでした。
瞑想をはじめたばかりの頃は、うまくできないなあと、焦ったり求めたりしていたのですが、地道に毎日続けていると、かならず慣れてきたり、いろいろ分かってくるものです。
呼吸法がうまくできない人に試してほしい5つのコト|ヨガ講師が解説 まとめ
以上、
呼吸法がうまくできない人に試してほしい5つのコト|ヨガ講師が解説
というテーマで解説をしました。
呼吸法を練習すると、どんな効果が得られるの?という方はこちらをどうぞ↓
ハタヨガの呼吸法の種類について、こちらに詳しく書きました↓

最後までお読みいただき、ありがとうございました。