吸う呼吸は長く吸えるんだけど、吐くのが苦手…
吐く時にコントロールできなくて、一気に吐き出してしまう…
こんな悩みにお答えします。
筆者のケンは、
体調を崩し、睡眠時無呼吸症候群だったことがありますが、
呼吸や瞑想、身体の動きの練習などを続け、回復をしました。
2012年からは指導も始め、
これまでに20,000人近い人に呼吸法を教えてきました。

そうした経験から、今回は、
呼吸を吐くのが苦手な人のために、ゆっくり長く呼吸を吐き出す秘訣
を、お伝えしたいと思います。
【シンプル】呼吸を吐くのが苦手な人へ”長く吐く秘訣”は〇〇【納得】
呼吸を吐くのが苦手な人におすすめしたい秘訣
結論から言うと、
と思ってみてください。
吐こうとすると、大変なんです。
どういうこと? と思われると思うので、
その理由や具体的な方法を、この後くわしく説明していきますね。
呼吸を吐くのが苦手な理由
呼吸を吐くのが苦手で、一気に吐き出しちゃう…
と言う人は、吐く時に、
力が入りすぎている
という、どちらかの可能性があります。
どういうことかというと、
呼吸の仕組み、を考えると分かりやすいです。
呼吸というのは、
下の図のように、横隔膜の伸び縮みで起きているんです。
横隔膜が緩む=肺が押される=吐く呼吸
という関係性です。
つまり、
吐く呼吸が苦手ということは、
横隔膜をゆるめる時に、力を抜きすぎたり入れすぎたりして、
コントロールがうまくできてない可能性があるわけです。
普段から、力の入りやすい人、緊張しやすい人は、
こちらの記事が、参考になるかもです↓
【緊張しやすい人必見】緊張を緩めてリラックスする方法【簡単5選】
呼吸は筋トレです
吐く呼吸時の横隔膜の動きを、
筋トレを例にして、説明します。
By Niwadare – Own work, CC BY-SA 4.0
ダンベルを持ち上げる動きの時、
上腕二頭筋(力こぶ)は縮みます。
ダンベルを下ろす時に、
一気に力を抜いてしまうと、どうなるでしょうか?
一気に、下に落ちちゃいますよね。
ダンベルをゆっくりと下げたければ、
力を使い続けて、少しずつゆるめていく必要があります。
筋トレでは、このことを、
ネガティブ・トレーニングと呼びます。
呼吸も同じです。
吸った後に、
急に力を抜いてしまったり、ムリに吐き出そうとすると、
コントロールが難しいです。
なので、呼吸を吸った後は、
と思ってください。
すると、一気に横隔膜がゆるむことなく、
吐く呼吸がコントロールしやすくなると思います。
最初は難しいかもしれません。
筋トレしても、
筋肉は時間をかけて大きくなっていくのと同じで、
呼吸が長くゆっくりできるようになるのも、少し時間がかかると思います。
ですが、続ければ必ずできるようになるので、
焦らず、続けてみてください。
継続は力です。
● 参考記事

【シンプル】呼吸を吐くのが苦手な人へ”長く吐く秘訣”は〇〇【納得】 まとめ
以上、
呼吸を吐くのが苦手な人のための秘訣、
のを意識するといいですよ、というお話でした。
呼吸を吸った後に、一度止めるのも、
うまく吐き出す、いい練習になると思います。
詳しい練習方法を、
【自律神経】呼吸法で自律神経を整えるやり方【吸う・止める・吐く】
に書いたので、ぜひ参考にしてみてください。
また、呼吸を数えることは、よい瞑想の練習にもなります。
瞑想初心者の方にもおすすめの方法なので、ぜひ試してみください。
【呼吸を数える瞑想のやり方】呼吸瞑想で自律神経を調整【簡単おすすめ】
記事が参考になればうれしいです。