鼻うがいのやり方って、どうやるの…?
鼻うがいって、重曹を使ってもいいって本当?
そんな疑問にお答えします。
筆者のケンは、
2010年ごろからヨガや瞑想、呼吸法の練習を始め、
現在では講師として、これまでに約2万人の方々に、
指導をしています。

ぼく自身、子供の頃から鼻がつまりやすく、
口呼吸になることが多かったのですが、
鼻うがいを習慣にしたことで、驚くほど改善してきました。
そこで今回は、
ぼくが10年間くらい、毎朝続けている、
鼻うがいのやり方について、シェアしたいと思います。
気づくと、鼻が詰まって口呼吸になってる…
花粉症がツライ…
という方は、ぜひ参考にしてみてください。
鼻うがいのやり方「重曹でもOK」ヨガ講師おすすめの痛くない方法
鼻うがいは、ヨガではネティというやり方で、
長年、伝えられてきています。
日本では、鼻洗浄とも呼ばれています。
ただし、
鼻うがいを、きちんとしたやり方でやろうとすると、
道具の選び方や、塩分の濃度など、
けっこう細かな注意点があるんです。
ですがぼくは、できるだけ楽をしたい人間でして…
簡単かつ、安全な方法はないものかと、
いろいろと試行錯誤を重ねました。
その結果、
安全かつ、簡単に鼻うがいできる方法
を見つけたので、今回は、そのやり方をご紹介します。
ちなみに、きちんとしたやり方は、
こちらの動画がとても分かりやすいので、
参考にしてみてください↓
鼻うがいに必要なもの
鼻うがいのやり方ですが、
必要なものは、以下の3つ。
②塩、もしくは重曹
③細い紐
順番に詳しく解説します。
①ネティポット
鼻うがいのやり方、まず用意したいものの1つ目は、
ネティポットと呼ばれる、容器です。
現在は、下のような、
プラスチック製の容器がたくさん発売されています。
また、ネティポットで検索すると、
ヨガっぽいものも見つかります↓
これらの容器は、
鼻うがい専用に作られたものなので、
当然、鼻うがいはすごくやりやすいのですが、
難点は、かさばること。
ぼくは現在、
持ち物をスーツケース一つにして生活しているので、
できるだけ、大きなものは持ちたくないんです。
そこで、こういった、
ワインポワラー(注ぎ口)と、
化粧品などの詰め替え容器
を組み合わせて、ネティポットの代わりに使っています。
手のひらサイズに収まりますし、重さも数グラムです。
もちろん、ネティポットと同じやり方で、
鼻うがいができます。
これで、出先でも旅先でも、
手軽に鼻うがいができます。
ちなみに、
持ち物をスーツケース1つにした経緯や方法は、
こちらに詳しく書きました↓

②塩、もしくは重曹
鼻うがいのやり方、用意するものの2つ目は、
塩、もしくは重曹です。
水に、塩、もしくは重曹を溶かして、
生理食塩水を作ります。
鼻うがいに用いる生理食塩水の濃度は、
0.9%(水1リットルに対して塩9g)が推奨されています。
また、水道水は避けて、
精製水か、煮沸して冷ました水がよいとされています。
ただし、ぼくは10年ほど鼻うがいを続けてきましたが、
水道水でそれほど問題はないと感じています。個人の感想です
塩分濃度も、かなり目分量です。
慣れが必要なので、あまりオススメはしませんが
細かなやり方を気にするあまり、面倒でやめてしまうよりは、
多少手を抜いてでも、習慣にした方がよい、
というのがぼくの考えです。
少しでも異変や違和感を感じたら、
中止するか、正しいやり方で行ってください
鼻うがい用の生理食塩水を作るのに、
ぼくが使っているのは、岩塩です。
下のもののように、
食品グレードのものを使用するようにしています。
入浴用のものだと、石や砂などの異物が混ざっていて、
鼻の粘膜に負担をかける恐れがあるためです。
生理食塩水を、自分で作るのは大変だなあ…という場合は、
コンタクトレンズ用のものを、
鼻うがいに使うという手もあります↓
また、最近ぼくが試しているのが、
塩の代わりに、重曹を使って、
鼻うがいをするというやり方です。
重曹にも、いくつか種類があるので、
下のような、食品グレードのものがおすすめです↓
重曹は、座薬の成分としても用いられています。
不純物を排出する働きや、
皮膚への刺激を和らげる効果があると、言われています。
ただし、濃度が濃すぎる場合は、刺激が強すぎる場合があるので、
重曹の分量には十分に注意をしてください。
コップ一杯の水に対して、
重曹1〜2つまみくらいが、ちょうどよいと感じています。
③細い紐
鼻うがいのやり方、
用意するもの、最後の3つ目は、
細い紐です。
鼻うがいの仕上げとして、
細い紐を鼻の穴に通して、キレイにするんです。
ヨガでは、スートラネティと呼ばれます。
ぼくのやり方では、
ティッシュペーパーで代用します。
ティッシュを細くこよりのようにして、
片鼻ずつ通して洗浄します。
ゴシゴシとはせずに、優しく撫でるように行います。
行う際には十分に注意して、
違和感があればすぐに中止してください
紐を使った、正式なスートラネティやり方は、
こちらの動画がわかりやすいと思うので、
参考にしてみてください↓
これらが、鼻うがいを行う時に、
用意したいものですが、
どういうやり方いいのか、よく分からん…
と言う場合は、慣れるまで、
下のような、市販の鼻うがいキットを使って、
コツを掴むのもよいと思います。
容器や液体が、セットになっていますので、
すぐに鼻うがいを始めることができます。
鼻うがい以外の、鼻詰まり解消法
ここまで、鼻うがいやり方をご紹介しましたが、
それでも鼻がつまる…
という人は、ぜひ、鼻うがいを行うと同時に、
食生活を見直すこともおすすめします。
特に花粉症で、
鼻が詰まって苦しい…
鼻で呼吸ができない…
という人におすすめしたい方法が、2つあります。
①小麦粉を減らす
小麦粉は、熱と水分が加わると、
もちもちとしたグルテンという物質に変わります。
このモチモチは、実は、
腸の粘膜を傷をつけてしまうんです。
本来なら腸で排出されるはずの毒素が、
体内に巡ってしまい、身体の炎症を引き起こします。
花粉症で鼻が詰まるのは、
鼻の粘膜の炎症によるものです。
いくら鼻うがいをして、花粉を洗い流しても、
粘膜が気づついていたら、
あまり効果は期待できないですよね。
花粉症の鼻詰まりを、身体の内側から改善していく食事法は、
他にもまだまだあります。
詳しくは、こちらに書きました↓

②ネトルティー
もう一つ、鼻うがいと並行して試して欲しいのが、
ネトルティーというハーブティーです。
ヒスタミンとケルセチンという成分が、
花粉症などの、アレルギー反応を抑える効果を持っています。
また、皮膚や粘膜を強くする、
シリカ(ケイ素)も多く含まれているそうです。
amazonで購入可能です↓
花粉症シーズンが始まる数ヶ月前くらいから、
飲み始めると、さらに効果的なようです。
ネトルティーの効果や飲み方については、
こちらに詳しくまとめました↓

鼻うがいのやり方「重曹でもOK」ヨガ講師おすすめの痛くない方法 まとめ
以上、
鼻うがいのやり方「重曹でもOK」ヨガ講師おすすめの痛くない方法
というテーマで解説しました。
この記事で紹介した、鼻うがいのやり方は、
動画でもご覧いただけます↓
口呼吸でお困りの方は、鼻うがい以外にも、
こちらの方法も参考にしてみてください↓

最後までお読みいただき、ありがとうございました。