瞑想中にかゆみを感じて、つい掻きたくなっちゃう…
かゆみをやり過ごして、瞑想に集中する方法が知りたい
そんな悩みや疑問にお答えします。
筆者のケンは、
2010年ごろから、瞑想や呼吸、動きの練習などに専念し、
2012年からは指導も始めました。

ぼくもかつては、瞑想中にかゆみを感じて、
ついつい掻いてしまい、
師匠によく注意されていました。
今でも、動きたくなること、動いてしまうことは、
もちろん多々あります。
そうした経験から、今回は、
瞑想中のかゆみをどうやり過ごしたらいいか
具体的な方法やコツを、詳しくご紹介したいと思います。
おすすめ 瞑想を習慣にするために必要なノウハウとコツ、すべてお伝えします【瞑想の教科書】
瞑想中のかゆみをやり過ごす3つの解決方法|掻きたくなる人必見
瞑想中のかゆみをやりすごす方法
ぼくがおすすめしたいのは、以下の3つです。
②準備する
③手放す
これらを意識することで、
瞑想がやりやすくなる、というだけでなく、
毎日の生活や人生にも、大きな変化が現れると思います。
かなり抽象的な表現なので、
どういうこと?と思われるでしょうから、
具体的にどういうことか、順番に説明していきますね。
①事実を客観的に見る
瞑想中のかゆみをやり過ごす方法の1つ目は、
ということです。
具体的に言うと、
ということです。
例えば、これから公園に行こうとしていた時に、
突然、雨が降ってきたら、あなたはどう思いますか?
「ええっ!雨かあ…なんでだよお…」
と思いませんか?
ところが、
野菜を育てていて、数週間雨が降っていない状況だったとしたら、
「やったー!恵みの雨だ!」
と喜んだりしませんか?
このように、
雨が、いいものか良くないものかは、
それを受け取る人が、決めているだけにすぎません。
雨そのものには、本来、良いも悪いもないですよね。
瞑想中のかゆみ、も同じです。
単に、身体の上にある刺激
として観察をしてみてください。
事実と感情を切り離し、
モノゴトに対して過剰に反応をしないための、
とてもよい練習になります。
②準備する
瞑想中のかゆみをやり過ごす方法、2つ目は、
をすることです。
かゆみに限らず、何かが起こるということは、
必ず、理由や要因があるからです。
その大元に意識を向け、働きかける、
よい練習になります。
例えば、瞑想中にかゆみや筋肉のコリを感じる場合は、
日常生活に要因があるかもしれません。
睡眠はきちんととれてますか?

食生活も、身体や感情に大きく影響します。
近年では、人間を動かしているのは脳ではなく、
実は腸内環境だ、という考え方も一般的になってきています。

不安やストレスを抱えていませんか?
身体の不調や違和感は、精神的なものから来る場合もあります。

瞑想中の足のしびれは、
座る姿勢が、崩れている場合が多いです。
【瞑想の座り方】結跏趺坐・あぐらのコツ【座布団・椅子の効果的な使い方】
にくわしく書きましたので、参考にしてみてください。
③手放す
瞑想中のかゆみをやり過ごす方法の3つ目は、
ということです。
別の言い方をすると、
という風にも言えるかもしれません。
ぼくの体験談なのですが、
毎日、早朝の瞑想修行をしていた時のこと。
参加者のひとりが瞑想中に立ち上がって、
開いていた窓を閉めに行ったことがありました。
終わった後の師匠とその参加者のやりとり
師匠「なぜ閉めに行った?」
参加者「寒かったから。あのままだと風邪を引いちゃうので」
師匠「なら風邪を引け」
これは極端な例かもしれないですが、
とても記憶に残っているエピソードです。
もちろん風邪はひかない方がいいとは思います。
ですが、起こるかどうか分からないことを気にして、
今の状況に、不安を感じ過ぎてはいないでしょうか?
生まれた場所、家庭、身体、時代といったものは、
ぼくらは選べません。
それらに不満や違和感を感じ続けて、生きていきますか?
一方で、与えられたものとうまく付き合って、
生きていくこともできます。
どう考え、何をするかは、自分で選べます
瞑想は、
そういった生き方、考え方の練習でもあります。
おすすめ 瞑想を習慣にするために必要なノウハウとコツ、すべてお伝えします【瞑想の教科書】
瞑想中、それでも痒いし、動きたくなる場合
瞑想中、どうしてもかゆみに耐えられず、動いてしまう…
という場合は、
と思います。
それがストレスや負担になって、
むしろ、逆効果になってしまうので。
なので、そういった場合は、
掻いてもいいんだけど、
という働きかけが、いいと思います。
あるいは、ケガなどがある場合。
ヒザにケガを抱えているのに、
我慢して座り続けていたら、さらに悪化させちゃいますよね。
なのでそういった場合は、
まず膝のケガを治すことを、優先させる必要があるかもしれません。
ということです。
というのも有効です。
いきなり長時間やろうとすると、大変ですよね。
5分くらいから始めて、
徐々に時間を長くしていってみてください。
詳しくは、
【瞑想の時間】目安はまずは5〜10分でOK【無理なく続けるのが大事】
に書いたので、参考にしてみてください。
瞑想中のかゆみをやり過ごす3つの解決方法|掻きたくなる人必見 まとめ
以上、
瞑想中のかゆみをやり過ごす方法
について解説をしました。
瞑想についてもっと知りたい…という方は、
ぜひこちらを参考にしてみてください。
これまで瞑想について10年以上学んできたことを、
すべてまとめました↓

こちらの動画も、参考になれば↓
最後までお読みいただき、ありがとうございました。