瞑想って、時間帯によって効果ややり方が違うの?
瞑想の時間帯は朝・夜いつやるのが効果的か、知りたい…
そんな疑問にお答えします。
筆者のケンは、
2010年ごろから、瞑想やヨガの練習を本格的に始め、
2012年から現在まで、約20,000人の生徒さんに指導もしてきました。

現在は、持ち物をスーツケース1個にし、
いろいろなものを手放した生活をしています。

活動の様子は主にTwitterで発信をしてますので、
興味があったらのぞいてみてください。
そうした経験をもとに、今回は、
瞑想の時間帯は、朝夜いつやるのがおすすめか
について、詳しく解説します。
【必見】瞑想の時間帯は朝夜いつやるのがおすすめ?【逆効果もあり】
結論から言うと、
長年、瞑想を続けてきたぼくの経験では、
瞑想の時間帯による違いは、以下のような感じ。
■ 朝の瞑想
1日の準備|感覚や頭の中のクリアさを保ち、マインドフルネスに1日をスタートできる
■ 昼の瞑想
軌道修正|高ぶった感情を一旦落ち着かせ、間違った方向にずれていないか確認できる
■ 夜の瞑想
クールダウン|1日に起こった体験や情報を整理し、リセットできる
以下順番に、
それぞれの違いを、詳しく解説していきます。
朝の瞑想|時間帯による瞑想の違い
朝の時間帯に行う瞑想は、
といった効果が期待できます。
瞑想によって、
静から動へ、うまく移行できる感覚があるからです。
例えば二度寝のように、
朝起きて、ぐずぐずそのまま布団の中にいると、
睡眠状態をそのまま引きずってしまうような、感覚はありませんか?
逆に、
朝、飛び起きてすぐに動き始めると、
ジェットコースターに乗ったあとのように、
テンションが上がりすぎてしまう感じがありませんか?
朝の時間帯に瞑想を行うと、
こうした睡眠状態と覚醒状態を、うまく繋げることが可能になります。
朝の時間帯の瞑想には、いろいろなやり方がありますが、
ぼくが効果的だと感じるのは、こんな方法。
その場で座って目を閉じて、
瞑想を始める
これだけです。
朝、目が覚めたら”すぐに”瞑想を始めるのがコツです。
身体は、睡眠状態で穏やかなまま、
徐々に、頭の回転数を上げていけるような感覚があると思います。
車やバイクも、エンジンをかけてすぐに走り出すと、
負担が大きいと言いますよね。
人間も同じように、
アイドリングが必要なのかもしれません。
昼の瞑想|時間帯による瞑想の違い
昼の時間帯に行う瞑想は、
といった効果を、感じることが多いです。
情報やストレスに流されないように、
いったん立ち止まって、
冷静に自分の状況を確認することができるからです。
日中の、
忙しい時間帯に行う瞑想は、
がおすすめです。
1、2分で瞑想の効果を感じられますし、
場所を選ばず、立ったままでも行えるからです。
また、深く長い呼吸は、自律神経の調整にもなります。
交感神経が高ぶった興奮状態を、
副交感神経優位のリラックスした状態にする、
という効果も期待できます。
呼吸を数える瞑想の、詳しいやり方は、
【呼吸を数える瞑想のやり方】呼吸瞑想で自律神経を調整【簡単おすすめ】
に詳しく書きました。
夜の瞑想|時間帯による瞑想の違い
瞑想を行う時間帯が、夜の場合は、
という効果が、得やすいです。
人間にはもともと、夜遅い時間帯になると、
活動を減らし休息モードに入る、という仕組みがあります。
瞑想が、それをさらに後押しするというわけです。
夜の時間帯に行う瞑想のやり方は、
が効果的です。
横になることで、
より身体をリラックスさせやすいですし、
瞑想後、そのまま眠ることもできるからです。
注意点は、
部屋の明かりをつけたまま寝てしまわないこと。
電気や音楽がついたままの睡眠は、ジャンクスリープと呼ばれます。
脳をしっかり休ませられないので、
逆効果になってしまいます。
● 参考記事

横になって行うマインドフルネス瞑想のやり方は、
【寝ながらできる】マインドフルネス瞑想のやり方3種類【就寝前に】
に書いたので、ぜひ読んでみてください。
で結局、瞑想の時間帯はいつやるのがいいの…?
以上、
瞑想は、時間帯によって効果が違います
というお話をしました。
じゃあ、
どの時間帯に瞑想するのがいいのか?というと、
結論としては、
に、瞑想をすれば大丈夫です。
自分の生活リズムと合わない時間帯に、
ムリして瞑想を行っても逆効果だと思いませんか?
● 参考記事

瞑想は一回一回の効果を求めると言うよりは、
長く定期的に続けることの方が、より効果が大きいです。
● 参考記事

瞑想は、できるだけ同じ時間帯で続けるのもポイント
あえて、
どの時間帯に瞑想をするのがオススメか?
と言われたら、それは断然、
です。
朝、目覚めた直後というのは、
身体的にも精神的にも最もクリアな状態で、
瞑想状態に入りやすい時間帯だからです。
詳しい理由や方法は、
【朝の瞑想】をおすすめする理由&5つの効果【時間・やり方も】
に書いたので、参考になれば。
また、瞑想する時間帯は、
日によってころころ変えるよりは、
できるだけ同じ時間帯で行うことをおすすめします。
朝なら朝、夜なら夜に、
1週間から数ヶ月間、同じ時間帯で瞑想を続ける
といったように。
なぜなら、
同じ時間帯で瞑想を続けた方が、
瞑想の質や体調などを定点観測でき、より変化に気が付きやすいからです。
● 参考記事

【必見】瞑想の時間帯は朝夜いつやるのがおすすめ?【逆効果もあり】まとめ
以上、
【必見】瞑想の時間帯は朝夜いつやるのがおすすめ?【逆効果もあり】
というテーマで解説をしました。
瞑想をいつやるか?どうやるのか?について、
もっと知りたい…という方は、下の記事がお役に立つと思います。
1日5分で、人生は大きく変わります。
● 瞑想について、もっと詳しく知りたい方はこちら

記事が参考になればうれしいです。