花粉症って、食事で改善できるの?
花粉症の人が、避けた方がいい食べ物が知りたい…
そんな疑問や悩みにお答えしましょう。
筆者は、7、8年前くらいが花粉症のピークで、年々症状は軽くなってきています。
2020年の4月現在、症状はまったくなくほぼ完治。
そこで今回は、花粉症は食事で体質改善。避けた方がいい食べ物をヨガ講師が詳しく解説と題して、筆者がどんな食事をしたのか、ご紹介したいと思います。
花粉症は食事で体質改善。避けた方がいい食べ物をヨガ講師が詳しく解説
花粉症だった筆者が、どんな食事で体質改善をしたのか?
具体的には、これらの食べ物をなるべく食べないようにしました↓
①小麦粉
②白砂糖
③白米
④添加物/加工食品
⑤牛乳
花粉症というのは、
植物の花粉が、鼻や目などの粘膜に接触することによって引き起こされ、くしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目のかゆみなどの症状が特徴的な症候群のこと
Wikipedia 花粉症
とありますが、花粉の方に問題があるとは筆者は考えていません。
なぜなら、花粉は何万年も前から、この地球上に存在していたでしょうから。
なので花粉症を発症する要因は我々の側、特に食事や生活スタイルなどにあると考えた方が自然ですよね。
筆者は上記のような食べ物を控えることで、花粉症の症状がほぼおさまっただけでなく、心身ともにたくさんの変化がありました。
それぞれ順番に、避けるといい理由や代わりになる食べ物について、詳しく説明していきます。
① 小麦粉
花粉症の筆者が、体質改善のためのに避けていた食べ物1つ目は、小麦粉です。
具体的に言うと、パンや焼き菓子、ラーメンやパスタなどですね。
小麦粉を原料とした食べ物、もちもちした食感で美味しいですよね…。
あの美味しいもちもちは、グルテンと言います。
粘り気があるので腸で吸収がされにくく、腸内に留まったり粘膜を傷つけてしまうんです。
すると腸内環境が乱れたり、傷ついた腸壁から毒素が体内に回ったりして、花粉症の症状(アレルギー反応)につながります。
筆者の場合、この小麦粉を控えるのが一番大変でした。
特にパンは大好物だったので、5年くらい時間をかけてちょっとずつ減らし、食事の内容を変えていきました。
今ではパンを食べるのは、年に数回です。
小麦粉を控えるようになって、花粉症以外にすごく良かったのは身体がすごく軽くなったこと。
炎症や、関節・神経の痛みなども、驚くほど改善しました。
米粉
花粉症の体質改善をする食事として、小麦粉の代替品として米粉を使うのはどうでしょうか。
例えばパンや揚げ物などは、小麦粉の代わりに米粉で作ると、サクッとした食感が味わえます↓
米粉のお菓子も、今はたくさん販売されています↓
麺類が好きな方は、タイやベトナムのフォー(米粉の麺)で代用してみてはどうでしょうか↓
② 白砂糖
花粉症の体質改善のための食事法、避けるとよい食べ物の2つ目は、白砂糖です。
なぜなら白砂糖は、身体を冷やす性質を持っているから。
身体が冷えると免疫力が低下して、花粉症の症状がひどくなったり、悪化したりしやすいんですよね。
白砂糖を減らすのも、かなりの時間がかかりました。
白砂糖は人工的に白く精製されたモノなので、食べ物というよりは、もはやケミカルドラッグと言ってもいいかもしれません。
それだけ中毒性が高いんです。
急にやめようとすると、禁断症状やリバウンドが起こることもあります。
なので、日々の食事の中で、少しずつ時間をかけて減らしていくのがいいと思います。
筆者は5年くらいかかりました。
花粉症の症状が改善する以外にも、身体の重さをあまり感じなくなったり、日中に眠くなることがほとんどなくなりました。
黒糖・てんさい糖
花粉症を改善する食事としておすすめしたいのは、自然な食べ物から甘さを摂ることです。
甘いものがすべてダメ、というわけではないんです。
例えば黒糖やてんさい糖など、出来るだけ精製されていない、添加物の入っていないものを選ぶといいです。
特に筆者がおすすめしたいのは、こちら。
沖縄県波照間島のさとうきびを煮詰めて作った黒糖で、シャリシャリした食感と、コクのある甘さがとても美味しいです↓
北海道産の甜菜から作られた、穏やかで優しい甘さが特徴。製造も北海道で行われているので安心感があります↓
真っ白ではなく、自然な色が残っていることを目安に選ぶとよいと思います。
ただし、スーパーなどで安く売られている三温糖やブラウンシュガーなどは、白く精製した後に着色しただけのものもあるので、注意が必要です。
白砂糖はなぜ摂らない方がいいのかについては、こちらにさらに詳しく書いたので、興味があればぜひお読みください↓
③ 白米
花粉症改善のために避けるといい食べ物の3つ目は、白米です。
えっ、お米もダメなの?と思われるかもしれませんが、②の白砂糖と同じで、白米も白く精製(精白)された人工的な食べ物だと言えるからです。
本来持っている栄養素がほとんど削り落とされて、栄養素が不自然に偏ってしまっています。
すると血糖値を急上昇させてしまい、花粉症の症状を引き起こしやすいです。
玄米
筆者は毎日の食事で、玄米をできるだけ食べるようにしました。
玄米のボソボソした食感が苦手という人も多いと思うので、筆者がおすすめの方法をご紹介します。
一つ目は、玄米を少しだけ精米してもらう方法です。
お米屋さんや直売所には精米機が置いてあると思うんですけど、「○分づきにしてください」と、精米する割合をリクエストするんです。
0分が完全な玄米、10分が完全な白米という意味です。
例えば5分づきの玄米だと、白米と玄米の中間くらいになるので、完全な玄米よりも食べやすい食感になります。
もう一つは、白米と玄米を半々くらいに混ぜて炊く方法です。
他の雑穀を混ぜても、食感が変わって楽しいと思います。
これらの方法で、筆者は毎日の食事で白米→玄米への移行ができました。
④ 添加物/加工食品
花粉症の体質改善する食事法4つ目は、添加物や加工食品を避けることです。
理由は、自然界にもともと存在しない食べ物には、身体が拒否反応を示すから。
そのアレルギー反応が、花粉症の症状も誘発させていると、筆者は考えます。
自炊と発酵食品
筆者がやった方法は、自炊と発酵食品です。
ファストフード店やチェーン店などでは、添加物や加工食品を口にしない方がむずかしいですよね。
なので朝昼晩、ほとんどすべての食事を自炊するようにしました。
すると、自分で何を食べるかコントロールできますし、なにより節約にもなります。
調理方法にもこだわるのであれば、アルミの鍋ではなく鉄の調理器具を使うことをおすすめします。
鍋から溶け出したアルミニウムは、脳や神経系などへの影響が懸念されているからです。
詳しい理由とおすすめの調理器具は、こちらにまとめました↓
また、コンビニで食べ物を買わないようにもしました。
「いやあ、コンビニがないと生きていけない…」という方は、裏の成分表示ラベルを見て、できるだけ原材料の少ないものを買うとよいと思います。
ナントカ酸とか、やたら長いカタカナ名が書かれているものは、避けた方が無難です。
ただ、コンビニでそれやると、ほとんど買えるものはないかもしれませんが…
納豆、味噌、酢、ヨーグルトなどの、発酵食品もできるだけ多く食べるようにしました。
アミノ酸などの化学調味料は、旨味を人工的に作ったものです。
発酵食品を料理に使えば、それだけで十分に旨味が味わえます。
発酵食品をなぜ食べるべきなのかは、こちらに詳しく書いたので、参考になれば↓
⑤ 牛乳
花粉症だった筆者が体質改善のために控えた食べ物5つ目は、牛乳です。
動物性のタンパク質を過剰に摂ると、腸で分解しきれず、身体がそれを排出しようとします。
それが、花粉症の症状の悪化にもつながるようです。
お茶・白湯
花粉症の体質改善には、お茶がおすすめです。
特に筆者は、下のネトルティーというハーブティーを飲み始めてから、花粉症の症状がものすごく軽くなりました。
ネトルティーの効果や飲み方は、詳しくこちらに書きました↓
白湯(さゆ)もおすすめです。
筆者は今でも毎日、朝一番に白湯を飲むのを習慣にしてますが、花粉症だけでなく身体の調子がものすごくいいです。
体温が上がると免疫力も高まります。
食事の前に飲むと内臓の働きも活発になり、消化吸収の促進になると感じてます。
白湯の効果や健康にいい理由は、こちらをどうぞ↓
花粉症は食事で体質改善。避けた方がいい食べ物をヨガ講師が詳しく解説 まとめ
以上、花粉症は食事で体質改善。避けた方がいい食べ物をヨガ講師が詳しく解説というテーマでお伝えしました。
筆者が食品添加物を摂らない理由は、花粉症以外にもたくさんあります。
詳しくはこちらに書きました↓
化学調味料は花粉症だけでなく、さまざまな体の機能を麻痺させると考えられます。
詳しくはこちら↓
心身が緊張していると、免疫力下がって花粉症の症状にも影響します。
いつも力んでるかも…という方は、こちらをどうぞ↓
洗剤などに使われる化学物質も、花粉症に大きく関係していると筆者は考えています。
ケミカルなものは避けたいなという方は、お湯シャンプーはいかがですか?
筆者の体験を、こちらに詳しく書きました↓
呼吸が速く浅い人は、自律神経が乱れて花粉症に反応しやすくなっているかも。
こちらが参考になれば↓
最後までお読みいただき、ありがとうございました。