白砂糖が体に悪いって本当?なぜ食べない方がいいかヨガ講師が詳しく解説

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この記事を書いた人

瞑想・ヨガ講師|会社員時代にうつ経験(30歳〜約10年間)|その後ヨガ・呼吸・瞑想指導歴10年15,000人以上(E-RYT500 YACEP)|YogaJaya Baseworks講師|身体とメンタルの調整法・執着の手放し方・食生活・人間関係など、人生で本当に必要なことを発信|スーツケース1つで生活してます|修行中

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白砂糖が体に悪いって、本当?
白砂糖を食べない方がいい理由が知りたい

そんな疑問にお答えしましょう。

筆者はヨガ講師をしているのですが、体調がよくないという生徒さんに話を聞くと、おそらく白砂糖のせいではないかな、というケースがとても多いと感じます。

筆者自身はここ数年、白砂糖はほとんど口にしていませんが、以前はあまり気にせず食べていました。

なので、白砂糖を摂るのと摂らないのとの違いは、はっきりと身をもって感じています。

そこで今回は、白砂糖が体に悪いって本当?なぜ食べない方がいいかヨガ講師が詳しく解説と題して、筆者の経験をご紹介したいと思います。

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白砂糖が体に悪いって本当?なぜ食べない方がいいかヨガ講師が詳しく解説

白砂糖が体に悪いのか悪くないのかは、いろいろな議論があるようですが、筆者は食べない方がいいと思っています。

というか、絶対に食べちゃダメくらいに考えています。

そもそも砂糖とは、

主成分はスクロース(ショ糖)と呼ばれ、ブドウ糖と果糖で構成

Wikipedia 砂糖

されていて、このうちの果糖の方が、いろいろと体に悪さをすると考えられているようです。

また白砂糖というのは正式な食品分類名ではなく、上白糖やグラニュー糖に代表される、見た目の白い砂糖を総称して白砂糖と呼んでいるみたいです。

白砂糖が体に悪い理由はかなりたくさん考えられるのですが、すべて挙げたらキリがありません。

なので今回は主な5つをピックアップして、なぜ白砂糖は食べない方がいいのか、食べるとどうなるのかを詳しく解説したいと思います。

①疲れやすい

白砂糖が体に悪い理由の1つ目は、疲れやすくなるからです。

その原因は血糖値が急激に上がったり下がったりするため。

なので、疲れやすくなるというのは一例で、他にも眠気や頭痛、身体の冷え、自律神経の乱れなど、さまざまな症状が、この血糖値の急変動により引き起こされます。

まず、白砂糖を大量に摂ると血糖値が急上昇します。

すると脳は、膵臓にインスリンを出すように命令し、血糖値を下げようとするんです。

急激に上がったものを下げるわけですから、その反動も急激なものになりますよね。

こうした血糖値のジェットコースターのような急変動がさまざまな臓器に負担をかけ、疲れやすくなったり、さまざまな弊害につながるというわけです。

②腸内環境が悪くなる

白砂糖が体に悪いと考えられる理由の2つ目は、腸内環境が悪くなるから。

その理由は、

悪玉菌の好物が砂糖だから
腸内の悪玉菌が優位になることで、腸内の異常発酵が繰り返され「カビ・酵母菌」が増える

精製白砂糖と人工甘味料(アスパルテーム)が引き起こす精神疾患と腸内環境の悪化|宮澤医院

から。

その代表格がカンジタ菌といわれ、あまりに増え過ぎてしまうと、さまざまな炎症や関節炎、便秘や下痢、精神疾患など、さまざまな症状を誘発すると言われています。

さらに一度腸内環境が乱れてしまうと、ますます砂糖を欲するようになり、悪循環が続くのも問題とされています。

③脂肪が増える

白砂糖が体に悪い理由の3つ目は、脂肪が増えるから。

砂糖の成分である果糖は、体内で消費されなかった分は脂肪として蓄積されてしまう性質があります。

太るくらいなら別にいいじゃんと思われるかもしれませんが、脂肪がつくのはお腹周りだけではありません。

果糖を脂肪に変えるのは肝臓で行われているので、脂肪肝になり、肝機能は低下する可能性も高いといえます。

また、

血液中の中性脂肪が高い状態が長く続くと血圧上昇やインスリンへの反応低下を招く
放置すると糖尿病を発症し、心臓発作のリスクも

砂糖の誘惑、その甘くない現実|ナショナル・ジオグラフィック

あり、いわゆるメタボリック・シンドロームの発端ともなります。

体が重くなることによってますます運動不足になるとさらに悪循環が生まれ、さまざまな症状や疾患をさらに悪化させることにもなります。

④依存性がある

白砂糖が体に悪いといえる理由4つ目は、依存性があるから。

砂糖と摂ると血糖値が急変動して、それがさらに砂糖を欲する悪循環になるのは先述した通り。

また、ラットに砂糖水を投与した実験では、

周期的な過剰摂取によって摂取は増大
餌の停止によって歯ぎしりや震え
砂糖水投与をやめると、砂糖水の出るレバーを何度も押すようになった

Wikipedia 砂糖依存症

等、薬物中毒者と同様の依存症状が現れたといいます。

さらに問題だと思われるのは、こうした研究に企業や業界団体が莫大な予算を投じ、消費者の依存を意図的に作り出そうとしていることです。

あるアメリカの炭酸飲料メーカーは、甘味料のレベルを60段階以上に分け、数千人を
対象にテストし、どのくらい甘くすればいいかを割り出しているといます。

砂糖の量を増やせば増やすほど売上が上がる(つまり依存者が増えて沢山売れる)のですが、ある地点を超えると人気が下がるので、そのギリギリを常に探しているらしいのです。

子供たちを甘いものに晒すのが早ければ早いほど、後にそれをより切望するようになるとも言われています。

さらに母体が砂糖を摂取すると、母乳を通して赤ちゃんが生まれながらに肥満になっているという例もあるようです。

巨大な資本によって張り巡らされた砂糖の罠の中に、私たちは生きています。

⑤精製されている

白砂糖が体に悪い理由の5つ目は、精製されているからです。

砂糖は主に、サトウキビやてん菜を原料に作られています。

サトウキビの場合、まずは原料糖(粗糖)というものが作られ、その後下図のような工程で精製が行われるそうです↓

砂糖の作り方|農林水産省 資料:砂糖を科学する会「砂糖の知識」

精製と聞くと「食べやすくなるし、不純物もなくなっていいんじゃない?」と思われるかもしれません。

ですがそれは、本来サトウキビに含まれているはずのミネラル等も、取り除かれてしまっているということでもあります。

特に白砂糖は、甘味の成分が99%くらいになるまで精製されるようなので、それ以外の栄養素はまったく残っていないと言ってもいいかもしれません。

そんな不自然な食べ物が体内に入ると、体は「あれ?本来含まれているはずの栄養素が足りないぞ…」となり、不足している分を自身の骨や筋肉などから奪わざるを得なくなります。

たとえば砂糖とフルーツは、成分的にみれば、どちらもブドウ糖と果糖でできています。

ですが、りんごを丸ごと1個食べてもそれほど問題はないと思いますが、砂糖を同じ量食べたら、体に悪いのは想像がつきますよね。

ではなぜ、りんごはよくて砂糖はそうではないのか?

実は、砂糖にはないけどりんごにはあるもののおかげなんですが、それはなんでしょうか?

それは食物繊維です。

食物繊維があることで、よく噛んで食べたり、糖の吸収が緩やかになったり、満腹信号を脳あ送られ過食を防いでくれたり、腸内環境を整えてくれたりなどなど、さまざまな働きをしてくれているんです。

つまり精製された白砂糖というのは、そういった防衛装置を全部取り外してしまったということです。

また「白砂糖が白いのは漂白をしているからだ。だから体にないよくない」というようなことを聞いたことはないですか?

その噂について、砂糖メーカーや業界団体は「精製の結果、色が白くなっているだけで、漂白ではない」等の否定をしています。

ですが筆者は、それにはかなり疑問を持っています。

そもそも精製の工程だけで、あれだけ真っ白になるものでしょうか?

あるいは、あれほど白くなるほど精製をしていたら、前述したように、もともとの栄養素がほとんど削ぎ落とされてしまっているわけで、そちらの方こそ怖いなとも思ってしまうんです。

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白砂糖は、結局いいのか悪いのか?

ここまで、白砂糖は体に悪いから食べない方がいいという理由を、いろいろな角度からご紹介してきました。

とはいえ「砂糖は体に悪くない」という情報もあって、何が本当かよく分からない…という方もいらっしゃるかもしれません。

その場合は、どういった組織や団体や人物が、どういった情報を発信しているのかを注意深く見るとよいと思います。

すると「白砂糖は体に悪くない」という発信は、主に砂糖を製造している企業や業界団体が言っていることに気づくはずです。

「白砂糖は体に悪い」なんて言ったら自社の商品が売れなくなってしまいますから、そんなこと言えるはずないですよね。

こうした世の中の仕組みは、なにも砂糖に限った話しではありません。

企業や業界団体は、政治家やマスコミにお金を渡して、自分達に有利な法案や世論を作ってもらいます。

だからテレビや新聞を見て、タレントや政治家が「◯◯は安全です」と言ってるのを真に受けるのは、企業の広告キャンペーンにまんまと引っ掛かっているのと同じわけです。

ちなみに筆者は、テレビは見ない方がいいどころか、見てはいけないと思っているのですが、その理由はこちらに詳しく書きました↓

白砂糖の代わりになるもの

白砂糖は体に悪いことはよく分かったけど「甘いものは食べたい…」という方もいらっしゃることでしょう。

筆者もそうなので、気持ちはすごく分かります。

そういった場合には、できるだけ精製・加工されていない砂糖や甘味料を選ぶといいと思います。

筆者がふだんどういったもので甘みを摂っているか、おすすめを以下にご紹介します。

黒糖

沖縄県波照間島産のさとうきびから作られた黒糖です。飲み物や料理に入れるのはもちろん、そのまま食べても、シャリシャリした食感と濃厚な甘さがとても美味しいです↓

粉末タイプがいいという方はこちら↓

てんさい糖

てんさい糖は穏やかでやさしい甘さが特徴で、甘過ぎないのがとてもいいなと感じています。特にこちらの商品は原料も製造工場も、どちらも北海道なので安心感があります↓

はちみつ

値段の安いはちみつは水飴や添加物などが入っている場合が多いです。また加熱により毒素が発生するともいわれるので、選ぶのであれば、こちらのような非加熱の100%純粋はちみつがおすすめです↓

糖蜜

糖蜜とは、砂糖を精製する時に発生する、糖分以外の残りの液体のこと。つまり、精製時に取り除かれた成分や栄養素が含まれていることになります。砂糖ほどの甘さはないのですが、濃厚なコクがあり、料理やお菓子やパンに深い味わいが出ますよ↓

などなど。

他にも、メープルシュガー、パームシュガー、甘酒などもおすすめです。

注意点

白砂糖の代用としてもちいる甘味料には、いくつか注意点があります。

一つは、はちみつや黒糖には、ボツリヌス菌が含まれている場合があるので、1歳未満の乳児には与えないということ。

また、三温糖やブラウンシュガーなど、茶色い砂糖の中には、白い精製糖に後から着色しただけのものもあるので、注意が必要です。

ココナッツシュガーやパームシュガーといった、東南アジア産の砂糖の中にも、原料の半分が白砂糖という場合もあるので、成分表示の確認が必須でしょう。

アガベシロップというサボテンを原料にした甘味料をご存知ですか?

一時期は、体にやさしいと人気があったのですが、成分の90%が果糖であることや、高温処理や過度な加工がされているものが多いようです。

なので「白砂糖じゃないから安全だろう」「茶色いから体にいいだろう」と安易に判断せず、どういった製造工程で作られたものかを、注意深く確認する必要がありそうです。

また外食の場合は、調理にどんな砂糖が使われているかはなかなか分かりせんよね。

なので、ちょっと不安だなという場合は「白砂糖は抜いてください」とお願いすることも可能かと思います。

ファストフードやファミレスなどでは難しいかもしれませんが、食材にこだわっているお店であれば、そういったリクエストには応えてもらえるのではないでしょうか。

ちなみに外食を安く済まそうとすると、パンやうどん、ラーメンなどが多くなりがちですよね。

小麦製品もいろいろ要注意というお話しを、こちらに詳しく書きました↓

白砂糖が体に悪いって本当?なぜ食べない方がいいかヨガ講師が詳しく解説 まとめ

以上、白砂糖が体に悪いって本当?なぜ食べない方がいいかヨガ講師が詳しく解説というテーマで解説をしました。

食品添加物も体によくないであろうことは言うまでもないですが、実は意外な理由があることをご存知ですか?

詳しくはこちらに書きました↓

食後に眠気に襲われたり、体が重いという方は、ぜひこちらをどうぞ↓

調理器具を適当に選んでしまっていませんか?

筆者が鉄のフライパンを使う理由や、テフロンやアルミの有害性などについて、こちらに詳しく書きました↓

砂糖の危険性、特に果糖が肥満を生むということについては、こちらの動画がものすごく分かりやすので、興味があればぜひ見てみてください↓

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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