マインドフルネス瞑想をやってみたけど、効果があまり感じられない・・・
何がいけないんだろう・・・
そんな疑問や悩みはありませんか?
この記事では、
マインドフルネスは効果がない、と感じる時のチェックポイント
改善策や対処法
などについて、詳しく解説します。
筆者のケンは、
2010年ごろから、瞑想やヨガ、マインドフルネスの練習を始めました。
2012年からは東京都内を中心に、各地で指導もしています。
このブログ以外にも、
心身の健康やライフスタイルなどについて、
SNSでも情報発信しています。
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マインドフルネス【効果がない】と感じる時にチェックしたい3つのコト
結論から言うと、
マインドフルネス瞑想などの練習は効果がない・・
と感じる時は、
以下の3つの点を確認してみるとよいと思います。
② 頭で考えすぎていないか?
③ 義務になっていないか?/楽しんでいるか?
やり方や方法というよりは、
考え方や思い込みが、
効果を感じにくくさせているように、
思うからです。
マインドフルネスの効果ややり方については、下の記事に詳しくまとめました。
● マインドフルネスの効果

● マインドフルネスのやり方

では早速、
マインドフルネスなんて効果ないよ・・
という場合のチェックポイントを、
順番に解説していきます。
マインドフルネス ”効果ない” 場合のチェック項目① 【効果を得ようとしていないか?】
効果を得よう!
効果があるなら、頑張る!
というように、
効果を求めすぎてしまっていると、
マインドフルネスな状態は感じにくいと思います。
効果がある/効果がない
という考え自体が、
そもそもマインドフルネスではないからです。
マインドフルネスとは、
意図的に、今この瞬間に、評価や判断をせず、注意を払うこと
ジョン・カバット・ジン
マサチューセッツ大学医学大学院教授/マサチューセッツ大学マインドフルネスセンター創設所長
のように定義されています。
● マインドフルネスの意味や練習方法は、詳しくこちらにまとめました

なので、
効果を得たい!と願望しているということは、
将来的にこんないいことがある
これまでの自分を変えたい
といったような、
未来や過去に意識が向いているとも言えます。
また、
効果がないならやらない
という思考も、
ものごとの価値や意味づけをしている状態ですよね。
マインドフルネスは、
そうした思考をできるだけ横に置いて、
今、起きていることだけに、
純粋に意識を向ける練習です。
損得を考えず、ただ黙々とやる
というのが、
マインドフルネスな状態だと言えると思います。
● 参考記事

マインドフルネス ”効果ない” 場合のチェック項目② 【頭で考えすぎていないか?】
効果や意味、やり方などを、
頭で考えすぎている場合も、
マインドフルネスな状態は感じにくいと思います。
頭で考えてしまうと、
思い込みや損得勘定などに縛られやすいからです。
子どもが公園などで遊んでいるのを、
イメージしてみてください。
遊びたいことをして遊んでいませんか?
これの遊びは、
このような効果があるから・・・
などとは、
きっと考えていないですよね。
穴を掘りたいから掘る!
よく分かんないけど、楽しいから石をひたすら集める!
そんな感じじゃないでしょうか?
効果のことは一旦忘れて、
自分の直感に耳を傾けるのも、
マインドフルネスの練習です。
解決法としてオススメしたいのが、
身体をうごかしながら、
マインドフルネスの練習をすることです。
座って行うマインドフルネス瞑想だと、
どうしても、
頭で考えがちになるからです。
● 参考記事

マインドフルネス ”効果ない” 場合のチェック項目③ 【義務になっていないか?/楽しんでいるか?】
マインドフルネスの練習が、
・義務になってしまっている
・楽しんでいない
という場合も、
効果は感じにくいと思います。
イヤイヤやっていると言うことは、
潜在的には「それは必要ない」と思っている、
だろうからです。
それに、
楽しくないと、
そもそも続かないですよね。
● 参考記事


好きこそものの上手なれ
という言葉がありますが、
・やりたいからやる
・楽しんでやる
というのは何を行う上でも、
最優先で大切だと個人的には思っています。
また、大人になるに従って、
・メリット・デメリット
・周りの反応や評価
・プライド
などといったものに、
自分の行動はどんどん縛られていきがちです。
Want to(やりたい)を感じていますか?
一旦、余計な荷物は横に置いて、
今、自分は何を感じているか?
ということに意識を向けてみませんか?
● 参考記事

マインドフルネスは行為ではなく「状態」
マインドフルネス瞑想などの練習は、
続けると確かに効果を感じます。
● 参考記事

ですがその効果は、
単なるオマケみたいなもの、
と考えると良いと思います。
なぜなら、
マインドフルネスというのは行為ではなく、
状態のことだからです。
● 参考記事


マインドフルネスの定義として、
『いま、ここ』に焦点をあて、やっていることを体感し、好き嫌いにかかわらず
湧きあがる感情を味わっている状態
タル・ベン・シャハー
ポジティブ心理学研究者/心理学者
のように言っている人もいます。
何か効果を得るために、
マインドフルネスをする、
わけではなくて、
マインドフルネスな状態にあることで、
感じ方に変化が生まれてきた、
と考える方が自然です。
マインドフルネスの練習や実践は、
何も瞑想を行うだけではありません。
仕事
家族と過ごしている時間
趣味や習いごと
などあらゆる場面で、
マインドフルネスであることは可能です。
どんな時でも、
自分の身体の声
五感で感じていること
直感
などに素直に耳を傾け続けてみてください。
気がつくと、
日常生活や人生に、
いろいろな変化が現れていることと思います。
● 参考記事


マインドフルネス【効果がない】と感じる時にチェックしたい3つのコト まとめ
もう一度、記事の内容をまとめてみます。
マインドフルネス ”効果ない” と感じる場合のチェック項目
① 効果を得ようとしていないか?
・効果を得たい、と考えること自体がマインドフルネスではない
・Just do it.
② 頭で考えすぎていないか?
・思い込みや損得勘定に縛られやすい
・Don’t think, feel.
③ 義務になっていないか?/楽しんでいるか?
・好きこそものの上手なれ
・Have to(やらなきゃ) → Want to(やりたい)
マインドフルネスは行為ではなく「状態」
・効果は単なるオマケ
・日常のあらゆる場面でマインドフルネスである
以上、
マインドフルネス【効果がない】と感じる時にチェックしたい3つのコト
というテーマで解説をしました。
マインドフルネスの効果?なにそれ?
くらいに考えてるのが、
ちょうど良いのかもしれませんね。
損得を手放して、
楽しく、マインドフルネスな毎日を!
● マインドフルネス瞑想は寝転がってでも可能です

● 瞑想を続けられずに困っていませんか?

● リラックスするのは、コツがわかれば簡単です
