結果に執着しない方法が知りたい
ヨガは、結果に執着しない練習でもあるって本当?
そんな疑問にお応えしましょう。
筆者はかつて、仕事も人間関係もうまくいかず、身も心もボロボロになってしまった時期がありました。
その後、ヨガの実践や、瞑想・呼吸の練習を続ける中で、結果に執着しない方が何事もうまくいくことに気づきました。
そこで今回は、結果に執着しない方が何事もうまくいく。ヨガ講師が詳しく解説と題して、筆者の経験をご紹介したいと思います。
結果に執着しない方が何事もうまくいく。ヨガ講師が詳しく解説
結果に執着しない方が、なぜ人生がうまくいくと筆者は思ったかと言うと、
結果の達成にこだわりすぎてしまうと、手段を選ばなくなってしまう
からです。
結果を出すためなら、なんでもやるぜ!というやり方が合っている人もいるとは思いますが、筆者はダメでした。
競争社会に疲れて、ヨガの考え方に興味を持ったのも、そういった理由です。
えーでも「結果に執着しないと何も達成できないんじゃないの」?と思われるかもしれません。
ですが、やりたくないことを無理してやって、それで何かを得たとしても、うれしいですか?
スポーツ競技をイメージすると分かりやすいですが、力づくで必死になっている時は、あまりよい結果はでませんよね。
リラックスして、身体に余分な力が入っていない時の方が、自分が本来持っている能力は出しやすいと思うんです。
結果に執着しない3つの方法
では、結果に執着しないために具体的に何をすればいいのかというと、ヨガ講師の筆者がおすすめしたい方法は3つあります。
①自分がコントロールできることに集中する
②ちょっと頑張ればできそうなことを目標にする
③楽しいかどうかを常に確認
これらを意識すると、結果への執着を手放しやすいです。
仕事やダイエットなども、うまくいくことが多いです。
①自分がコントロールできることだけに集中する
結果に執着しない方法の1つ目は、自分がコントロールできることだけに集中すること。
なぜなら、
・◯◯さんよりも評価されよう
・会社の中で1位になろう
といった、自分以外の要素が大きいことや、他者のコントロール下にあることにエネルギーを注いでも、自分にはどうしようもできない場合が多いからです。
例えばイチローは、
他の選手の成績で順位が決まる首位打者ではなく、自分が打った本数がそのまま反映される安打数
だけを考えて、プレーしていたといいます。
あるいはヨガの練習では「周りと比べなくていい」とよく言います。
ヨガのクラスに参加して、周りの生徒さんと比べて恥ずかしくなった経験ってないですか?
他の人の柔軟性や身体能力は、自分にはどうしようもできませんよね。
自分は自分の練習をすればよいのです。
自分のコントロールが及ばないことにエネルギーを注ぐと、どうにもできない苛立ちが募ってとうぜんです。
結果とは、何かを続けて行なって、たまたま出た何かにすぎません。
②ちょっと頑張ればできそうなことを目標にする
結果に執着しない、ヨガ講師おすすめの方法2つ目は、ちょっと頑張ればできそうなことを目標にすること。
目標設定が高過ぎると
挫折しやすい
続かない
ということが起こりがちです。
逆に、目標設定が低過ぎると、
成長が感じられない
変化しているのかどうか不安
といったことになりやすいです。
ヨガの練習で言うと、いきなり逆立ちのような難しいポーズをやろうと思うと「無理だ…」と感じたり、怪我をしてしまう可能性があります。
一方、いつまで経っても基礎的な練習ばかりを続けていても、本当はもっといろいろなことができるのに、安全地帯に留まっているとも言えます。
「限界を越えようとしなくていいけど、限界の手前まで見に行くくらいのチャレンジはしたい」と、筆者はヨガの指導の時によく言います。
ちょっと頑張ればできそうな目標を立てて、それを少しずつ達成するのが、結果に執着しないコツかと思います。
③楽しいかどうかを常にチェック
結果に執着しない方法の最後3つ目は、楽しいかどうかを常にチェックすることです。
楽しくないことやってて、楽しいですか?笑(←ヨガ哲学的な問い)
やりたくないことをやっていられるほど、人生は長くはないのです。
結果への執着は、確かに強い力を持っています。
ですが、これまでヨガの実践を長年続けてきた経験上、楽しめないことをしている時は、ネガティブな結果を生むことが多いと感じています。
表面的にはうまくいったように見えているだけだったり、すごい成果は出たけど全然幸せではない、みたいなことがとても多いんです。
筆者の体験でいうと、ヨガの練習にいやいや義務的に参加した時は、怪我をしやすかったように感じます。
逆に、楽しすぎる時も要注意です。
特にヨガの練習にのめり込んでしまうと、日常的にハイになってしまう場合があるからです。
筆者もヨガの練習を始めた当初は、そんな時がありました。
地に足が着かない感覚などがあるので、やはり怪我などをしやすいです。
なので、楽しめているかどうかを常に冷静にチェックできている、くらいに楽しく何かに没頭するのが、結果に執着しないコツかもしれません。
それでも結果に執着してしまう
ここまで、ヨガ講師がおすすめする結果に執着しない方法をご紹介してきました。
それでもどうしても結果にこだわってしまう…という場合は、
瞑想
を習慣にするのをおすすめします。
なぜ結果に執着してしまうのかというと、
こういう結果が出ればいいことがあるぞ
またあんな結果が出たら嫌だな…
といった、過去や未来の不安や期待が原因だったりしますよね。
瞑想は、過去や未来ではなく「今この瞬間」に意識を向ける力を育む練習になるんです。
今にだけ集中しながら、過去の出来事や将来の不安について頭を悩ますことはけっこう難しそうですよね。
執着という言葉の意味は、
一つのことに心をとらわれて、そこから離れられないこと
デジタル大辞泉 執着|コトバンク
とあります。
このことからも、結果以外のことに執着をすることが、結果に執着しない最善の方法と言えるように思います。
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結果に執着しすぎて疲れてしまった…と言う方は、こちらが参考になれば↓
結果に執着しない方が何事もうまくいく。ヨガ講師が詳しく解説 まとめ
以上、結果に執着しない方が何事もうまくいく。ヨガ講師が詳しく解説というテーマでお伝えしました。
結果に執着しないのと同じくらい、過去を手放すことも大切です。
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すぐに諦めちゃうので、結果に執着するくらいの方が私にはちょうどいいかも…
という方はこちら↓
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。