物を減らすなら、何から始めるのがおすすめ?
キッチンにある台所用品から減らすのがいいのは、なぜ?
そんな疑問にお答えします。
筆者は現在、持ち物をスーツケース1つにして暮らしています。
家も手放しました。
そこに至るまでには10年くらいかかったのですが、そのはじまりは、必要のないキッチン用品を減らしたことが大きなきっかけとなりました。
そこで今回は、物を減らすなら何からがいい?おすすめは断然キッチン用品ですと題して、その理由や、何をどうやって手放したのかを詳しくご紹介したいと思います。
物を減らすなら何からがいい?おすすめは断然キッチン用品です
物を減らすなら何からがいいかというと、筆者は断然キッチン用品から始めることをおすすめします。
なぜなら物を減らしやすいですし、減らした後のメリットが他と比べて大きいと感じているからです。
キッチンは毎日使う場所ですよね。
なので自然と、物が溜まりやすいと感じませんか?
「そのうち使うかも」「あれば便利」と思って、ついつい捨てずに取っておいてしまいがちですよね。
また筆者は、1日の中でもキッチンに滞在する時間がけっこう長かったりするんです。
するとそれだけ、不必要な物を目にする機会も多いというわけです。
それで知らず知らずに、ストレスが蓄積していってしまうという。
そうした理由から、物を減らすなら、まずはキッチン用品から始めた方がいいと筆者は考えているんです。
キッチンの何から減らす?
物を減らすなら、まずはキッチンから始めるのがおすすめと書きましたが、では具体的に何を手放したかというと、主に下の5つでした。
①電子レンジ
②食器洗剤
③スポンジ
④炊飯器
⑤コップ
詳しく順番に説明します。
①電子レンジ
キッチンにある物で、筆者がまず手放したのは電子レンジです。
キッチンから電子レンジが姿を消して、かれこれもう10年くらい。
手放そうと思ったきっかけは、筆者は電子レンジとオーブンの両方持っていたのですが、温め直しもオーブンでした方が美味しいなと感じたから。
電子レンジは、あくまでも早くて便利なだけなんですよね。
今の電子レンジには、何とかボタンとか、何たらパワーとか、よく分からない機能がいっぱいついていますよね。
そんな機能ほとんど使ったことがないので、常々「いらないよなあ」と感じていたのですが、なんなら電子レンジ自体が必要ないんじゃないかと思ったわけです。
友人がちょうど引っ越しをしたところで「欲しい」と言われたので、お祝いとしてゆずりました。
結果、まったく困りませんでした。
直火の方が美味しい
電子レンジがなくなった後は、ガスの炎で調理をするようになりました。
直火で熱した方がやはり美味しいですね。
便利さは電子レンジにはかないませんが、言うほど時間がかかるわけではありません。
余計な物を減らすメリットの方が、断然大きいと感じます。
オーブン
オーブンは、温度と時間のつまみが2つついているだけの、シンプルなコンベクションオーブンに買い換えました。
なので筆者の場合は、単に物を減らすというよりは「本当にいいなと思うものだけを持つ」と言った感じかもしれません。
このオーブンは、特に温め直しがとても美味しくて、揚げ物や焼き魚などは表面がカリッと仕上がって、奥の方まで熱が通ります。
電子レンジで温めなおすと、ベチャっとした感じがあると思うんですけど、このオーブンにはそれがありません。
本当に買ってよかったなあと思いました。
鉄のフライパン
あとフライパンは断然、鉄のフライパンがおすすめです。
長持ちするし、料理も冷めにくい。
感想は、こちらに詳しく書きました↓
②食器洗剤
キッチンの中で、何から物を減らしたか? 2つ目は食器洗剤です。
筆者はそもそも、肉や揚げ物をそれほど好んで食べないので、食器はお湯だけできれいになるんですよね。
それと洗剤を使わないと落ちない汚れは、保存料や増粘剤といった添加物ではないかと筆者は感じます。
そういった物も普段からあまり食べないので、お湯で十分なのかもしれません。
重曹
どうしても洗剤的な何かをつけないと気が済まないという場合は、重曹をおすすめします。
ちょっと使うだけで、ピカピカになります。
筆者は、洗濯や拭き掃除、歯磨きや洗顔などもすべて重曹で行っています。
用途別にあれこれ買わなくて済みますし、変な香料の匂いにも悩まされませんし、なにより安心して使えます。
本当に重曹があれば日常のあらゆることに使えるので、物を減らすのに何から始めようと思っているなら、まずは洗剤を重曹に置き換えてみてはいかがでしょうか?
毎日のように使うので、こうした大きな袋で買っています。
3kgだとちょっと多すぎるな、という人には1kgとかもあります。
③スポンジ
キッチンの物を減らすのに何から始めればいいのか? 3つ目のおすすめはスポンジです。
大抵のものは、お湯を流しながら指でゴシゴシするか、爪でカリカリやれば取れます。
スポンジを使った方が、なんだかキレイになったような気がしますが、それって本当なんでしょうかね。
例えばキッチンのスポンジって、数週間とか数ヶ月、取り替えずにそのまま使ってたりしませんか?
かえって不衛生なような気もするんですよね。
そう思ったので、ある時スポンジなしで過ごしてみたところ、なんだ自分の指だけで十分じゃないかと気づいたのです。
自分がすでに持っている体を使うということも、物を減らす第一歩かもしれません。
④炊飯器
キッチンの何から物を減らせばいいか? 4つ目のおすすめは炊飯器。
炊飯器を手放したきっかけは、ある時たまたま土鍋でお米を炊いたこと。
炊飯器よりも全然早く炊けるし、しかも美味しい。
「あれ? なんのために炊飯器使ってたんだろう?」と思い、フリマで売ってしまいました。
今は圧力鍋でご飯を炊くことが多いです。
筆者の場合は、20分くらいでお米が炊けます。
中は真空ですから、よほど暑い日でなければ、ガス台の上に一日放置してもまったく問題なかったりします。
これ一つで、煮る・蒸す・茹でるなど、何から何まで調理できるので、物を減らすのにもぴったりです。
圧力鍋でご飯を炊くなら、下のような長い持ち手の物をおすすめします。
これまでいくつかの圧力鍋を使ってきたのですが、左右に熊の耳のようについている持ち手だと、両手が塞がってけっこう不便だったからです。
⑤コップ
キッチンの何から物を減らせばいいか? 5つ目のおすすめはコップです。
あなたのキッチンには、引き出物や景品でもらったコップや、同じグラスが何組もあったりしませんか?
もちろん、コップ状の容器は必要不可欠だと感じています。
ですが、コップとして売られているものを、わざわざ買う必要はないなあとふと思ったんですよね。
ではどうしてるかというと、空き瓶を再利用しています。
筆者は調味料などを買う際は、健康や環境的な理由から、出来るだけ瓶のものを買うようにしています。
ある時のどが乾いたので、捨てようと思っていた瓶に水を汲んで飲んだところ「あー全然これでいいじゃん」と思ったんですよね。
以降、自分の気に入った瓶に出会ったら取っておいて、コップや保存容器として利用しています。
物も減らすことができますし、気に入ったものに囲まれ、キッチンがより居心地のいい場所になっていく感覚があります。
それでも物を減らすのが難しい…
ここまで、物を減らすなら何から始めるのがいいのか? 筆者の体験を詳しくご紹介しました。
とはいえ、いざ減らそうと思ってもなかなか難しい…という場合もあるかと思います。
そんな方におすすめしたいのが、瞑想です。
物理的な「モノ」だけを手放そうと思っても、なかなか難しかったりするんですよね。
人間にはやはり、物欲とか所有欲みたいな物がありますから。
瞑想がなぜ物を減らすのに役立つかというと、執着を手放すとてもよい練習になるからです。
また「これを目にすると気持ちが上がるんだよな」とか、逆に「これに触れているとエネルギーが奪われる…」のような繊細な感覚に、気づきやすくもなるんですよね。
筆者は瞑想の講師をしています。
瞑想のやり方を他の記事にたくさん書いておりますので、興味があったらぜひ読んでみてください。
物を減らすのには、特にこちらの瞑想がおすすめです↓
先日出版したこちらの書籍も、お役に立つと思います↓
物を減らすなら何からがいい?おすすめは断然キッチン用品です まとめ
以上、物を減らすなら何からがいい?おすすめは断然キッチン用品ですというテーマで解説しました。
筆者は現在、所有物を減らしてスーツケース1つで生活しています。
どうやって減らしたかは、こちらに詳しく書きました↓
物を減らす以外に、手放してよかったなあと感じているのが、仕事という概念。
詳しくはこちらをどうぞ↓
さらに、髪の毛も手放してみました↓
動画もどうぞ↓
ちなみに、丁寧な暮らしをしたい場合に何から始めればいいのか?こちらに詳しく書きました↓
仏陀は「物を減らせば悩みも減るぞ」みたいなことを言っています。
詳しくはこちらをどうぞ↓
最後までお読みいただき、ありがとうございました。