瞑想がうまくできない…
瞑想がうまくいくコツやポイントが知りたい…
そんな悩みや疑問にお答えします。
筆者は20代半ばに独学で瞑想を始め、2011年からは本格的にヨガの修行を開始しました。
その後、講師として活動することとなり、これまでに約20,000人の方に指導もしてきました。
そんな筆者ですが、うまくできないと感じることはしょっちゅうでした。(今でもあります)
その後、瞑想の先生について練習をしたり、教える立場でも試行錯誤を繰り返す中で、だんだん瞑想のコツのようなものが分かってきました。
そこで今回は、瞑想がうまくできない5つの理由。解決法をヨガ講師が詳しく解説と題して、これまでの経験をもとに詳しくお伝えしたいと思います。
瞑想がうまくできない理由5つとうまくいくコツをヨガ講師が解説
瞑想がうまくできない理由は、主に次の5つが考えられます↓
❶いきなり長時間やろうとしている
❷環境を整えようとしすぎている
❸自己流でやっている
❹すぐに効果が表れるのを期待している
❺瞑想を深刻に考えすぎている
なぜかというと、筆者自身がこれらにズバリ当てはまっていましたし、指導する側に立ってからは、こうした生徒さんを数多く目にするからです。
では、瞑想がうまくいくためにはどうしたらよいかというと、コツは次の通り↓
①まずは短い時間から始める
②瞑想する時間になったら、すぐやる
③まずは基本を学ぶ
④効果はすぐには出ないと割り切る
⑤瞑想を楽しむ
これら5つを心がけることで、瞑想がうまくできないということが格段に少なくなると思います。
具体的にどうしたらいいのか、順番に解説いたします。
①まずは短い時間から始める
瞑想がうまくできない時に試してほしいコツの1つ目は、
まずは短い時間から始める
ということです。
いきなり長時間の瞑想をしようと思うと、肉体的にも精神的にも負担が大きくないですか?
ずっと動かずに座り続けるのはしんどいし、忙しい時には時間を確保すること自体が難しかったりしますよね。
なので、無理なくちょっと頑張ればできるくらいの時間から、始めることをおすすめします。
具体的な時間は人それぞれだと思いますが、個人的には、5分から10分間程度の瞑想からスタートするのがよいと思います。
瞑想は長い瞑想をたまにやるよりも、短くてもいいから毎日続けた方が、長い目で見て効果を実感できると筆者は考えているからです。
参考までに、筆者が瞑想を続けたことでどんな変化があったのかは、こちらに詳しく書きました↓
瞑想を何分くらいやるかに関しては、ある程度の自由度を持たせておくと、さらに続けやすいと思います。
たとえば、毎日10分間やると決めたけど、どうしても難しい日は5分でOK。
その代わり毎日やる、のように。
あまりにもルールが厳しすぎると、ちょっとしんどくなっちゃいますよね。
そして慣れてきたら少しずつ時間を増やしていくのが、瞑想を無理なく続けるコツだと思います。
瞑想の時間設定に関しては、こちらに詳しく書きました↓
②瞑想する時間になったら、すぐやる
瞑想がうまくできない時におすすめの方法2つ目は、
瞑想する時間になったら、すぐやる
ということです。
瞑想する前に、セッティングにこだわりすぎていないでしょうか?
例えば、部屋の温度だとか照明の明るさとか、お香はどれにしようかとか。
あまりにも完璧に環境を整えなきゃと思ってしまうと、そればかりが気になって、瞑想がうまくできない…となりがちです。
長時間の瞑想するのであれば、部屋の状況や座り方などはとても重要になりますが、10分ほどの瞑想であれば、あまり気にしなくてもいいと思います。
むしろ、与えられた状況の中で静かに座り続けることこそ、本来の瞑想の練習とも言えるように感じます。
なので、毎日何時に瞑想するかを決めておいて、その時間が来たら「時間になったから、とっととやろう」くらいに思っておくのが、瞑想がうまくいくコツかなと思います。
③まずは基本を学ぶ
瞑想がうまくできない人におすすめしたいことの3つ目は、
まずは基本を学ぶ
ということです。
これは瞑想に限らず、すべてにおいて言えることでもありますよね。
一番は、瞑想の教室やスタジオなどで、いいなと思った先生から直接教わるのがよいかと思います。
長年かけないと気づかないコツを教わることもできるでしょうし、分からないことはその場で質問できるからです。
あと、直接人と人が向き合ってでしか伝えられないこととか、感じられないことって、やはりあるんですよね。
どうしても近くにそうした場所がないとか、たくさん人が集まる場所は少し敷居が高いなと感じる場合は、今ならオンラインクラスなどもたくさん見つかると思います。
また、リアルタイムに参加するのは難しいという方は、あらかじめ録音された音声ガイドもおすすめです。
以下のページでは、筆者の声を録音した誘導ガイドが聞けるので、よかったら利用してみてください。
10分間の瞑想が3種類ありますので、気に入ったものを見つけたり、ローテーションで行ってもよいかと思います。
また、本を読んで瞑想を学びたいという方は、筆者のおすすめをこちらにまとめたので、ぜひ参考にしてみてください↓
紙じゃなくてスマホかタブレットで読みたいという方は、こちらの有料記事がお役に立つかもです。
筆者がこれまでに学んだ瞑想のやり方を、網羅してみました↓
④効果はすぐには出ないと割り切る
瞑想がうまくできない時に試して欲しいこと4つ目は、
効果はすぐには出ないと割り切る
ことです。
瞑想に効果を期待してしまうと、結果が出ないことに落胆したり、うまくできない…となりがちだからです。
実は筆者は一時期、瞑想は一瞬で物ごとを変えてくれる魔法のように思っていた時がありました。
ですが今振り返ると、自分の殻に閉じこもり、現実と想像の区別がついていないような、ちょっと危険な状態だったようにも感じます。
その頃のことは、こちらに詳しく書きました↓
瞑想がうまくできない時というのは、何か結果を期待して瞑想をしている時が多いように感じます。
だからおすすめとしては、何だかよく分からないけど、瞑想を続けてますくらいのスタンスで、いることかなあと思います。
これは、初心者も熟練者も同じような気がします。
淡々と、もくもくと続けるだけです。
⑤瞑想を楽しむ
瞑想がうまくできない人におすすめなこと、最後5つ目は、
瞑想を楽しむ
ということ。
瞑想に限らず何でもそうですが、楽しんでやってたら不思議とうまくいくってことありますよね。
逆に、イヤイヤやった結果うまくいっても、全然うれしくないとか。
やはり、好きこそものの上手なれという言葉もあるように、心からやりたいと思ったことに情熱を注ぐというのは、瞑想に限らずすべてに通じることだと思います。
また、なぜ瞑想をしようと思ったのか?という理由を、もう一度振り返ってみてもいいかもしれません。
そもそも義務感だとか、疑いを持ちながら瞑想をしてはいないでしょうか?
瞑想をしたいからするというシンプルな気持ちがあるかどうか、瞑想がうまくできない人は確認してみてもいいかもしれません。
それでも瞑想がうまくできない…
ここまで、瞑想がうまくできない時の解決法をご紹介してきました。
とはいえ、
それでもまだ、瞑想がうまくできない…
という場合もあることでしょう。
筆者自身、瞑想がうまくできない…と何度も感じ、定期的にスランプを繰り返してきました。
壁にぶつかる度に、だんだんとそれを乗り越えるコツも分かってきました。
筆者にとってすごくよい方法だったのが、瞑想の記録をつけることでした。
人間は、ある程度続けてきたものを途中でやめることに躊躇をするらしいので、その心理を利用するわけです。
記録のつけ方は、人それぞれどんな方法でもいいと思います。
たとえば筆者の例をご紹介すると、
・A4のコピー用紙にカレンダーのような簡単な表を書く
・それを壁に貼る
・瞑想したらその日に丸をつける
・何分やったかも書き込む
という感じで記録をつけていました。
コツは、視覚化することです。
これだけ続けてきた!というのが目で分かると、達成感もあります。
そして、ここで途切れさせるのはもったいないという気持ちも起こります。
感想や感じたことなども簡単でいいのでメモしておくと、好不調の波なども見えてくるので、瞑想がうまくできないなと感じる人にも特におすすめの方法です。
瞑想がうまくできない理由5つとうまくいくコツをヨガ講師が解説 まとめ
以上、瞑想がうまくできない理由5つとうまくいくコツをヨガ講師が解説というテーマで解説をしました。
瞑想中に雑念が浮かびすぎて全然集中できない…という人は、こちらがお役に立てば↓
あちこち痒くなってじっとしてるのが難しい…という人は、こちらをどうぞ↓
最後までお読みいただき、ありがとうございました。