瞑想の座り方3種類。あぐら・結跏趺坐・半跏趺坐の違い

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瞑想
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この記事を書いた人

瞑想・ヨガ講師|会社員時代にうつ経験(30歳〜約10年間)|その後ヨガ・呼吸・瞑想指導歴10年15,000人以上(E-RYT500 YACEP)|YogaJaya Baseworks講師|身体とメンタルの調整法・執着の手放し方・食生活・人間関係など、人生で本当に必要なことを発信|スーツケース1つで生活してます|修行中

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瞑想の座り方にはどんな種類があるの?
結跏趺坐や半跏趺坐、あぐらの足の組み方や効果の違いが知りたい

そんな疑問にお答えしましょう。

筆者は20代半ばから独学で瞑想を始め、瞑想歴はかれこれ25年になります。

2012年からはヨガ講師として、これまでに約20,000人の方に指導もしてきました。

筆者自身、瞑想をはじめたころは、足がしびれて、長く座ることが大変でしたが、徐々にコツがつかめ、体格や体形による適した座り方なども分かってきました。

そこで今回は、瞑想の座り方3種類。あぐら・結跏趺坐・半跏趺坐の違いと題して、詳しく解説いたします。

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瞑想の座り方3種類。あぐら・結跏趺坐・半跏趺坐の違い

瞑想時の座り方には、代表的なものが3種類あります。

それが、

①あぐら
②結跏趺坐
③半跏趺坐

です。

それぞれどういった座り方なのか、足の組み方や効果の違いを詳しく紹介いたします。

①あぐらの座り方

あぐらで座り、胸の前で合掌する僧侶

瞑想時の座り方の種類、おすすめの1つ目は、上の写真のようなあぐらです。

膝への負担が少ないため、多くの人にとってやりやすい座り方だと言えるでしょう。

漢字では胡座と書き、

日本において、かつては男性の一般的、正式な座り方であった

Wikipedia 胡座

とも言われています。

あぐらの足の組み方は、どちらかのスネを前にして座ります。

いつも同じ側で組むのではなく、毎回交互に足の組み方を変えるとよいでしょう。

常に同じ座り方だと、体の歪みや偏りの原因にもなるからです。

身体の歪みや左右差が改善されてくると、心身のバランスも取れてきます。

ただし組み慣れていない側の座り方だと、気が散ってしまい、瞑想に集中しにくいかもしれません。

瞑想が続かない理由は、座り方が不安定だったり、無理をして座っていることが大きかったりします。

まずは座り方の種類などはあまり難しく考えず、「心地のいい座り方であればいい」くらいの気持ちでいいのではないでしょうか。

②結跏趺坐(けっかふざ)の座り方

Wikipedia 結跏趺坐

瞑想時の座り方の種類、おすすめの2つ目は結跏趺坐(けっかふざ)です。

上の写真のように、それぞれの足を反対側の付け根に引っ掛けるような座り方です。

ハタヨガでは、ロータスパドマーサナと呼んだりもします。

どちらもを意味します。

仏教における最も尊い坐り方
如来坐像では、必ずこの坐り方が用いられている

Wikipedia 結跏趺坐

とも言われ、無理なく座位が保てる場合、最も瞑想に適した座り方ともされています。

結跏趺坐の座り方はひざ関節にかなり負担がかかるので、特に注意が必要です。

またある程度、股関節が開いていないと、足を組むこと自体が難しい座り方でもあります。

なのでこの結跏趺坐は、痛みや違和感などがある場合は、決してやらないようにしてください。

普段はできるけど途中で違和感を感じた場合も、すぐに結跏趺坐を解いて、あぐらか、次に紹介する半跏趺坐に変更することをおすすめします。

③半跏趺坐(はんかふざ)の座り方

半跏趺坐で座り瞑想をする男性
Horacio F. Rodríguez Porto, CC BY-SA 4.0, ウィキメディア・コモンズ経由で

瞑想時の座り方の種類の3つ目は、半跏趺坐(はんかふざ)

上の写真のように片足だけ足を組む座り方なので、結跏趺坐が難しい場合などにおすすめです。

ハタヨガではハーフロータスアルダパドマーサナ(どちらも半分の蓮の意)、仏教では、

菩薩坐。半跏坐。半跏。

とも呼ばれています。

この半跏趺坐の方が、結跏趺坐よりもひざ関節などへの負担は少ないです。

誰にでも簡単にできる座り方ではありませんが、痛みや負担なく足を組めれば安定して座ることができ、瞑想にも集中しやすいです。

ただし繰り返しになりますが、結跏趺坐、半跏趺坐ともに、関節を痛める可能性の高い座り方です。

結跏趺坐や半跏趺坐ができるから「スゴイ」というわけでは決してありません。

難しいようであれば、無理をせず、あぐらから始めてみましょう。

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座り方で瞑想の質が決まる

ここまで、瞑想の代表的な座り方、あぐら、結跏趺坐、半跏趺坐の3種類について、詳しく解説してきました。

とはいえ、

どの座り方もあまりしっくりこない…
なかなか安定して座れない…

という場合もあるかと思います。

実は瞑想に集中できるかどうかは、8割くらいが座り方で決まってしまうと、筆者は身を持って感じています。

心地よく安定して座れると、瞑想に没頭しやすくなります。

ですがちょっとでもしっくりこないと、瞑想が終わるまでずっと気になり続けてしまう場合もあるんですよね。

座り方を調整する方法

そこでおすすめしたいのが、座り方を安定させる補助具を使うことです。

ヨガではプロップスと呼んだりします。

これら補助具にも、いろいろな種類があります。

例えば、あぐらで座ったときに膝が高く持ち上がってしまう人は、膝の下に座布団ヨガブロックを置いてみてください。

膝をずっと持ち上げたままだと、無意識に余分な力が入ってしまいますが、支えがあることで緊張を緩めることが可能です。

また結跏趺坐や半跏趺坐には入れるけど、少しキツイという場合は、お尻の下に薄めの座布団やクッションを敷いてあげると、無理なく入れる場合があります。

ただしこの場合は、それでも痛みや違和感がなくならない場合は、無理せずあぐらにしてください。

何度も言いますが、結跏趺坐と半跏趺坐は膝に負担がかかる座り方なので、過剰に気にするくらいでちょうどいいと筆者は考えています。

体型や姿勢の違いによって、座り方の調整の仕方は変わります。

こちらに詳しく書きましたので、ぜひ参考にしてみてください↓

瞑想の座り方3種類。あぐら・結跏趺坐・半跏趺坐の違い まとめ

以上、瞑想の座り方3種類。あぐら・結跏趺坐・半跏趺坐の違いというテーマで解説しました。

瞑想時にどんな座り方をしてもツラい…という方はいませんか?

筆者はこの方法で解決しました。詳しくはこちら↓

歩いて行う瞑想にも、いろいろな種類があります。詳しくはこちら↓

床に座って瞑想するのが難しい…という場合は、こちらをどうぞ↓

瞑想中に座り方が安定していないと、眠気に襲われがちになります。

思い当たる方は、こちらが参考になれば↓

瞑想についてもっと本格的に知りたい方は、こちらがお役に立つと思います↓

1日5分の瞑想で、人生は大きく変わります。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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