脳と腸の関係「脳腸相関」をわかりやすく解説。実は同じ臓器?

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この記事を書いた人

瞑想・ヨガ講師|会社員時代にうつ経験(30歳〜約10年間)|その後ヨガ・呼吸・瞑想指導歴10年15,000人以上(E-RYT500 YACEP)|YogaJaya Baseworks講師|身体とメンタルの調整法・執着の手放し方・食生活・人間関係など、人生で本当に必要なことを発信|スーツケース1つで生活してます|修行中

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脳腸相関について、わかりやすく解説して欲しい
脳と腸って、深い関係があるっていうけど、本当?

そんな疑問にお答えしましょう。

「腸は第二の脳」という言葉を聞いたことはありませんか?

筆者も日常生活でよく実感はしていましたが、では具体的にどういうことなのか?というと、実はよく分かっていませんでした。

そこで今回は、脳と腸の関係「脳腸相関」をわかりやすく解説。実は同じ臓器?と題して、さまざまな情報をもとに、詳しく考察してみたいと思います。

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脳と腸の関係「脳腸相関」をわかりやすく解説。実は同じ臓器?

脳腸相関とは、

ヒトにおいて脳の状態が腸に影響を及ぼし、逆に腸の状態も脳に影響を及ぼす現象

Wikipedia 脳腸相関

と言われています。

具体的に言うと、

脳→腸 脳が感じたストレスが、消化系に影響を及ぼす
腸→脳 腸の状態が悪いと、血液を通して脳へ有害物質が運ばれる

といったことが考えられるらしいです。

さらに、脳と腸にはどういった相関関係があるのか、さまざまな説を考察してみます。

脳内ホルモンは、実は腸内細菌が作ってる?

脳と腸の相関関係の1つ目の説は、

腸内細菌が、脳内ホルモンの元を作っている

かも、という話。

実は 腸を治せばほとんどの病気が治ってしまう!?~腸内細菌」が脳の中の、いろいろや神経伝達物質の元を作っていることがだんだんわかってきました。 https://t.co/oNOuQAfDwcpic.twitter.com/4XrJZgmFEE

— 惻隠之心 (@jikoukitai) 2018年12月9日

腸内細菌が、脳の神経伝達物質の元を作っているのだとすれば、腸の中にいる細菌が、脳の働きまでもコントロールしているとも言えますよね。

実際、

脳内の主要な伝達物質であるセロトニンの80%が腸管で造られる

脳腸相関(脳と腸内細菌の関係)|めぐろ駅東口メンタルクリニック

という事実も、明らかになっているようです。

科学的なことはさておき、脳が下す直感的な判断って、自分の本当の意思とはちょっと違うんじゃないかな?と、感じる時ってないですか?

腹の虫が収まらない
腹を割って話そう

などと言うように、人間の本当の感情は、脳ではなく腸にあると考えた方が、自然なような気もします。

ウニやクラゲは脳じゃなく、腸で考えてる?

脳と腸の相関関係の2つ目は、

ウニやクラゲには脳がないから、腸で考えている

のでは?という説。

【番外編】脳が存在しない、腸で生命を維持している動物がいます。これらの動物を“腔腸動物”と言います。ウニ・クラゲ・ナマコ・ヒトデ等がこれに該当し、ウニは表皮に当る部分がそのまま内側に入り、腸になっていく事が確認されています。 pic.twitter.com/evX7uJUC1U

— ♪これであなたも腸内美人♪ (@npure_s) 2018年12月13日

これまでの常識では、脳が思考や行動をコントロールしていると、当たり前のように考えられているように思います。

ですが、脳が存在しない生物がいるということは…。

生命体の臓器の機能って、細かな違いはあるだろうけど、本質的には変わらないはず。

なので人間の腸にも、考えたり行動を制御する働きがあっても不思議ではないなと思うのです。

腸と脳を結ぶ神経の切断で、パーキンソン病発症率が低下?

腸と脳の関係、3つ目は、

腸と脳を結ぶ神経を切断すると、パーキンソン病の発症率が下がる

というデータがあるとのこと。

迷走神経離断術という腸から脳に行く神経を切る胃潰瘍治療があるのですが、それを過去に受けた人はパーキンソン病を発症する確率が低いことなども報告されています。データは増えています。一見離れて無関係に見える臓器も、実は一緒の臓器として考えないといけないというのもあるのかもしれません。

— 大須賀 覚 / Satoru Osuka (@SatoruO) 2018年12月11日

科学的な根拠は不明ですが、腸から脳へ、なんらかの信号や指令が送られていたということなんでしょうか。

ガイア理論という、宇宙、地球、社会、人間、細胞というのは物事の捉え方の単位が違うだけで、システムはすべて同じ、といった考え方があります。

そうした見方をすれば「人間の体はまるごと一つの臓器」という考え方は、むしろ自然なようにも感じます。

体内の会話が気分や選択や健康を左右する

脳と腸の相関関係、4つ目の説は、

腸内の微生物と、脳が会話をしている

かもという話。

脳本ランキング!No.8 『腸と脳──体内の会話はいかにあなたの気分や選択や健康を左右するか』 #エムランメイヤー https://t.co/9ZZgaslWkv pic.twitter.com/HKvgZzE96v

— どーでもいい日記 (@dodemo118) 2018年12月12日

この本の著者は、エムラン・メイヤーという人で、カリフォルニア大学教授で、胃腸病学者。

腸と脳のつながりを研究し続けてきた、第一人者とのこと。

筆者は以前、うつ状態が長く続いた時があって、そのころ「脳」に関する本をむさぼり読みましたが、腸に関してはまったくノータッチでした。

脳と腸に相関関係があるのだとすると、うつという現象も、脳だけでなく腸の状態が大きく影響しているとも考えられ、とても興味深いです。

脳と腸、あるいは体調と食に関する書籍は、次の2冊もおすすめです。

「油を摂ると太る」「食後は眠くなる」といった思い込みはありませんか?

そうした常識がいかに根拠のないものかを、医学的な見地から解説した、とても読み応えのある本です↓

本のレビューは、こちらに詳しく書きました↓

もう一冊は、仏教思想と現代栄養学という2つの観点から書かれた、食に関する書籍。

「食べる」という概念がガラッと覆る、目からウロコの内容でした↓

レビューはこちら↓

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脳と腸の関係「脳腸相関」をわかりやすく解説。実は同じ臓器? まとめ

以上、脳と腸の関係「脳腸相関」をわかりやすく解説。実は同じ臓器?というテーマでお伝えしました。

砂糖は腸内環境を悪化させ、脳では依存症状を引き起こすと言われています。

筆者が砂糖をできるだけ摂らないようにしている理由を、こちらに詳しく書きました↓

食品添加物もしかりです↓

発酵食品は、脳や腸を整えるのにおすすめです。筆者の体験はこちら↓

花粉症も、腸内環境の乱れによるものと言われてます。

筆者の実例はこちらをどうぞ↓

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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