自分が、本当にしたい事がわからない…
したいことの見つけ方を知りたい…
そんな悩みにお答えします。
筆者は30代はずっと、心療内科に通って、薬も大量に飲むような毎日でした。
人生終わっちゃったな… と本気で思っていました。
どうせ終わった人生なんだから、もう、自分のしたい事だけして生きてみよう!
と開き直り、いざ始めたのですが…
本当にしたいことが全然分からない状態でした。
その後、どうやったら自分のやりたいことが見つかるのか、
本を読んだり、人に聞いたり、思いつく限りの方法を試しました。
その中で、筆者の人生がものすごく大きく動き始めたのが、今回ご紹介するこのワークです。
そのおかげもあってか、筆者は現在、ヨガを教えるということを生業にし、所有物をスーツケース1つだけにしたり、自転車で日本一周したり、パンツを履かないで生活したり笑、と、本当にやりたいことしか、やっていません。
↓自転車日本一周はYouTubeでご覧になれます
↓パンツを履かない生活はこちら
と同時に、やりたくないことは、していません。
自分がしたくないことを、我慢してやるという感覚が、今ではよく分かりません。
こうした経験から、今回は、したい事がわからない…を「やりたいことだけやっている」に変えるワークの具体的な方法を、お伝えします。
したい事がわからない…を「やりたいことだけやっている」に変えるワーク
したい事がわからない…という人は、ぜひこのワークをやってみてください。
一体どんなワークなのか、結論から言うと、
生まれてから今までを振り返り、
どんなことにワクワクし、何に心惹かれるのか
を、深く深く掘り下げていくワークです。
面白そうでしょ?
やり方は以下の通りです。
ワークのやり方
したい事がわからない…を「やりたいことだけやっている」に変えるワーク
に必要なのは、まずは、紙とペン(えんぴつでもなんでも)です。
いくつか質問をするので、
思いついたことを、紙に書き出してみてください。
書く内容は、単語でも、簡単な文章やイラストでもいいですし、そう答えた理由などを書いてもいいです。
あまり難しく考えなくていいので、直感的に、ひらめいたことを書いてみてください。
何も思いつかなかったら、その質問はスルーしちゃって大丈夫です。
また、この紙は、誰かに見せたり、評価を受けるものではないので、こんなこと書いたら恥ずかしいなあ…とか思わずに、遠慮なく書いてください。
なぜなら、
バカにされそうだな…
笑われるだろうな…
という心のブロックが、今、あなたがやりたいことを封じ込めている最大の要因でもあるからです。
なのでむしろ、こんなこと考えてたら、変なやつだと思われる…ということこそ、表に出していきたいんです。
あまり固く考えすぎず、肩の力を抜いて、リラックスして行ってみてください。
美味しい飲み物やお菓子などを用意して、お気に入りの音楽などをかけても、楽しいですよ。
時間は、ある程度まとまって用意した方がいいです。
できれば、3〜4時間か、半日あるいは丸一日
実際に筆者は、毎週末、お気に入りのカフェで3、4時間、数ヶ月続けていました。
何十年間も、
・これをしなければ勝ち残っていけない
・人の何倍も努力しろ
みたいな世の中で生きてきた私たちは、本来の自分を深い深い牢屋の中に、閉じ込めてしまっている場合が多いです。
なので、時間と回数をたっぷりかけて、奥の方に押し込まれてしまった記憶を、優しく掘り起こしてあげてみてください。
やるたびに、忘れていた記憶がポンっと出てきたりして、面白いですよ。
準備と説明はこのくらいにして、いよいよワークに入りましょう。
本当にやりたいことを見つけるための質問リスト
では、したい事がわからない…を「やりたいことだけやっている」に変えるワークを始めます。
これから、いくつか質問をしていきますので、頭に浮かんだことを、紙に書き出していってください。
今までにやったこと
・今までの人生の中で、最も楽しかった出来事は何でしたか?
・時間を忘れて没頭してしまった経験はありますか?それはなんですか?
・ものすごく大切にしていたもの、好きで好きでたまらなかったものは何ですか?
時系列に振り返ってみましょう
・下のそれぞれの時代で、楽しかったこと、没頭したこと、夢中になっていたものは何ですか?
・生まれてから保育園、幼稚園のころ
・小学校低学年のころ
・中学年、高学年のころ
・中学・高校までの時代
・高校卒業後から20代
・30代
・40代
・現在に至るまで
やらなかったけどやりたかったこと
・今までできなかったけれど、どうしてもやってみたいことは何ですか?仕事のこと、生活のこと、趣味のこと何でも構いません。
・今まで見聞したことの中で、心惹かれたことは何ですか?
・何らかの理由で諦めてしまったこと、諦めていることはなんですか?
想像してみよう
・子供の頃、何になりたいと思っていましたか?
・絶対に失敗しない保証があったら何をしますか?
・何をやってもうまくいく、という保証があったら何をしますか?
・周りに止められてもやりたいことは何ですか?
・まったくお金にならなくても、これならやれるということはなんですか?
・人生が残りあと一年だとしたら、何をしますか?
・残り1ヵ月だったら何をしますか?
・残り一週間だったら?
・明日が人生最後の1日だとしたら何をしますか?
キーワード探し
したい事がわからない…を「やりたいことだけやっている」に変えるワークの、質問は以上です。
どうだったでしょうか?
では、全部出し切ったな、と思ったら、紙に書き出された内容を、じっくりと眺めてみてください。
きっと、共通点が見えてきたり、いろいろなことに気づくはずです。
そして、その共通点や気づいたことを、キーワードとして書き出していってください。
例えば筆者の場合は、
・本質的なこと
・創造性
・エンタテインメント
・人と違うこと
などといったキーワードが見つかりました。
やりたい「こと」ではなく「生き方」を見つける
さあここからがとても重要なのですが、したい事がわからない…という人に意識して欲しいのは、このキーワードの方なんです。
やりたい「こと」を探しても、自分にぴったりのものなんて、見つかるわけがありません。
今すでにあるものは、どこかの誰かが作ったものだから。
詳しくはこちらに書きました↓
このワークで見つかったキーワードは、あなたの価値観、つまり生き方です。
やる「こと」なんて、実はなんだっていいんですよ。
だって、こうやって生きたいという価値観がはっきりとしていれば、やろうと選んだ時点で、それはあなたの生き方に合ったもののはずですから。
つまり、今私が生きているこの生き方が、私のやりたい「こと」と言うことです。
自分探しをしても自分が見つからない…というのも、実は同じ理由です。
詳しくはこちらに書きました↓
このワークの元になったもの
この、したい事がわからない…を「やりたいことだけやっている」に変えるワークには、ベースとなっているものがあります。
それが、こちらの本です↓
やりたいことが全く分からず愕然としていた時に、この本を読んで、ものすごい衝撃を受けました。
自分がいかに、
しなきゃいけない
しちゃいけない
という価値観で生きてきたのかに気づき、ハッとしました。
今回ご紹介したワークは、この本の内容と、その後筆者が学んだり体験したことを、アレンジしたものです。
この本がきっかけで、筆者の人生観は大きく変わっていきました。
興味があれば、ぜひ読んでみてください。
したい事がわからない…を「やりたいことだけやっている」に変えるワーク まとめ
以上、したい事がわからない…を「やりたいことだけやっている」に変えるワークというテーマで解説しました。
したい事がわからないのは、したい事探しをしてるからかもしれません。
詳しくはこちらをどうぞ↓
思い込みが、したいことをわからなくさせている場合も、すごく多いです↓
したいことがわからない人は、こちらの動画も参考になれば↓
したいことが分からない人には、こちらの本がぜひおすすめです↓
最後まで読んできただき、ありがとうございました。