ブッダのことば:スッタニパータは世の中に疲れた人に超おすすめ

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ブッダ
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この記事を書いた人

瞑想・ヨガ講師|会社員時代にうつ経験(30歳〜約10年間)|その後ヨガ・呼吸・瞑想指導歴10年15,000人以上(E-RYT500 YACEP)|YogaJaya Baseworks講師|身体とメンタルの調整法・執着の手放し方・食生活・人間関係など、人生で本当に必要なことを発信|スーツケース1つで生活してます|修行中

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ブッダのことば:スッタニパータという本について知りたい
スッタニパータには、ブッダのどんな言葉が書かれてるの?

そんな疑問にお答えします。

筆者のケンは、ヨガ講師をしていまして、
古代インド哲学、とりわけ、ブッダ(仏陀)の考え方に、
とても共感と興味を抱いております。

とても本質的かつ、パンクだなあと感じるからです。

そこで今回は、
ブッダのことば:スッタニパータは世の中に疲れた人に超おすすめ
と題して、スッタニパータという文献に残されたブッダの言葉を、
くわしくご紹介したいと思います。

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ブッダのことば:スッタニパータは世の中に疲れた人に超おすすめ

スッタニパータとは、
ブッダが語ったとされる言葉が記録された文献の中で、
最古と言われているものです。

原典は、昔のインドの言葉でかかれているので、
ぼくがおすすめしたい翻訳本は、こちらです↓

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訳著者の中村元さんは、
インド哲学研究において世界的権威とも言われる方です。

この本も、スッタニパータの翻訳書として、
おそらく世界的に見ても、その緻密さや正確性において、
これ以上のものはないように思われます。

このブッダのことば:スッタニパータの中から、
ぼくが心惹かれたものを、いくつかピックアップして、ご紹介して行きます。

犀の角のようにただ独り歩め

ブッダのことば:スッタニパータは、5つの章で構成されています。

各章は、さらにいくつかの編があり、
そのうちの一つが、この「犀の角」です。

犀というのは、動物のサイのこと。

今の世の中、独りでいることは恥ずかしい
といった風潮がないでしょうか?

仲間はずれにならないように、
無理して、周りと合わせてはいないでしょうか?

ブッダは、
あらゆる悩みや不安というのは、たいていが人間関係からくるのだから、
そんなものは手放してしまえ。

犀の角のように、力強く、独りで生きていけばよい

と言っています。

ブッダの言葉「犀の角」に関しては、
もっと詳しく書いていますので、よかったら参考にしてみてください↓

ブッダはなぜ「犀(さい)の角のようにただ独り歩め」と言ったのか?
ブッダはなぜ「犀の角のようにただ独り歩め」と言ったのか知りたいですか?この記事では、ブッダが言ったとされる「犀の角」の意味に関して、25年以上の瞑想の経験やヨガ講師の立場から、詳しく解説をしています。ブッダの「犀の角」の意味が知りたい方必見

自分を苦しめず、また他人を害しないことばのみを語れ

ブッダのことば:スッタニパータの中で、
世の中に疲れた人におすすめしたい言葉の2つ目は、

自分を苦しめず、また他人を害しないことばのみを語れ

というものです。

自分で自分を苦しめてしまっていないでしょうか?

例えば、
「私ってダメだなあ…」
「また失敗しちゃった…」

というような言葉を、無意識に使っていませんか?

すると、ダメな私や、いつも失敗する私が、
ますます強化されていってしまいます。

なぜなら、人間の脳にとって、
自分の言ったことと違うことをするのは、とても難しいことだからです。

試しに、「前」と言いながら、後に歩いてみてください。

あるいは、「わはははは!」と大笑いしながら、
怒った表情をしてみてください。

どうですか?難しくないですか?

なので、
自分を苦しめる言葉を言わない
自分を肯定する言葉を使う

というのは、とても大切なことなのです。

相手に対して使う言葉も、同様です。

宇宙や自然、といった大きな単位で見れば、
自分も相手も、同じ存在だと言えるからです。

今の世の中、
あまりに自分や相手を傷つける言葉で、溢れていないでしょうか?

そうした言葉に耳を傾けず、
人々に喜び迎えられる言葉、おだやかで最上の言葉だけを語りなさい
とブッダは言っています。

生まれを問うことなかれ。行いを問え

ブッダのことば:スッタニパータの中には、

生まれを問うことなかれ。行いを問え

という言葉もあります。

その人の人格や能力ではなく、
〇〇家に生まれた
〇〇大学を卒業した

といったことが、評価の対象になることが、
あまりにも多くないでしょうか?

火は実にあらゆる薪から生じる。
賤しい家に生まれた人でも、聖者として同心堅固であり、恥を知って慎むならば、高貴の人となる。

とも、スッタニパータの中には書かれています。

人の外側を装飾するものではなく、その人自身を見る
ということが、今の世の中でも大切だと、
ブッダの言葉は気づかせてくれます。

『自分は勝れている』と思ってはならない。『自分は劣っている』とも思ってはならない

ブッダのことば:スッタニパータの中で、
世の中に疲れた人におすすめしたい言葉の4つ目は、

自分は勝れている』と思ってはならない。『自分は劣っている』とも思ってはならない

というものです。

今の世の中、
勝ち組・負け組とか、マウントを取るとか
自分と相手を比較する価値観が、あまりにも多くないでしょうか?

相手と比べて、安心したり落ち込んだり、
今のポジションにしがみつこうとして、本当はしたくないことをやり続けたり、
そんな社会に、疲れてしまっていないでしょうか?

外に静穏を求めてはならない。
内的に平安となった人には取り上げられるものは存在しない。

とも、ブッダは語っています。

他人との比較の中に、自分の存在意義を見出していたら、
疲れてしまって当然です。

本当は自分は何を望んでいるのか?
何によろこびを感じるのか?

といった、自分自身のことにのみ、
専念すればいいよ、とブッダは教えてくれます。

もしも、今の社会の価値観に麻痺してしまって、
自分が本当は何をしたいのかが分からないのであれば、
こちらが参考になるかと思います↓

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ブッダのことば:スッタニパータは世の中に疲れた人に超おすすめ まとめ

以上、ブッダのことば:スッタニパータは世の中に疲れた人に超おすすめというテーマで解説をしました。

読むたびに、おかしいのは世の中の方なんだなと安心できる、本当におすすめの本です。

社会で生きていくのに疲れちゃった人は、ぜひ読んでみてください↓

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ブッダってどんな人?という方は、こちらをどうぞ↓

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そんな時はどうしたらいいか、こちらに詳しく書きました↓

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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