瞑想は食後より空腹時にした方がいい。3つの理由をヨガ講師が解説

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この記事を書いた人

瞑想・ヨガ講師|会社員時代にうつ経験(30歳〜約10年間)|その後ヨガ・呼吸・瞑想指導歴10年15,000人以上(E-RYT500 YACEP)|YogaJaya Baseworks講師|身体とメンタルの調整法・執着の手放し方・食生活・人間関係など、人生で本当に必要なことを発信|スーツケース1つで生活してます|修行中

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瞑想は食後じゃなくて空腹時の方がいいの?
食後より、空腹の時に瞑想した方がいい理由を知りたい

そんな疑問にお答えしましょう。

筆者は、20代半ばから独学で瞑想を始め、瞑想歴はかれこれ25年になります。

2012年からは講師として、これまでに20,000人近い方に指導をしてきました。

筆者のクラスでも、練習前の食事は2〜3時間前に済ませることをおすすめしていますが、なぜ?と思われる方も多いと思います。

そこで今回は、瞑想は食後より空腹時にした方がいい。3つの理由をヨガ講師が解説と題して、筆者の体験と考えを詳しくご紹介いたします。

おすすめ  瞑想を習慣にするために必要なノウハウとコツ、すべてお伝えします【瞑想の教科書】

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瞑想は食後より空腹時にした方がいい。3つの理由をヨガ講師が解説

瞑想は食後ではなく空腹時の方がいい理由は、以下の3つが挙げられます。

① 空腹時は、脳に十分な血液が送られる
② 食後は眠くなりやすい
③ 空腹時は、ホルモン分泌により脳が活性化する

10年以上、瞑想の練習と指導を続けてきて、間違いなくそう言えます。

以下順番に、空腹時の瞑想をおすすめする理由を解説しますね。

①脳に十分な血液が送られる

瞑想は食後でなく空腹時の方がいい理由の1つ目は、脳に十分な血液が送られるからです。

食後に、眠くなったり、ボーッとしちゃうことありませんか?

あるいは、何かに没頭していたら、食事も忘れて空腹にも気づかなかった…という経験ないですか?

瞑想というのは、何かひとつのことに意識を向け続ける作業です。

瞑想中は、実は脳はものすごく集中しフル回転してるんです。

脳は人間の臓器の中で、最も酸素消費量の多い部位といわれています。

そして酸素は、血液によって運ばれますよね。

食後は、消化器官に血液が駆り出されてしまうため、脳への血流が減ります。

すると、脳への酸素供給量も減ることになり、脳の活動が停滞し、瞑想中に集中できない…ということが起こりがちなんです。

空腹時にはそういったことが起こりませんので、十分な血流が脳へ届くと考えられます。

なので、瞑想をするなら空腹時の方が適していると言えるわけです。

②食後は眠くなりやすい

空腹時に瞑想をした方がいい理由2つ目は、食後は眠くなりやすいから。

食後に眠くなる理由は、主に2つあります。

❶血糖値の急上昇

空腹時に炭水化物などの糖類を摂取すると、血糖値が急激に上がります。

その結果、脳の栄養源であるブドウ糖が不足

食後に、頭がボーッとなったり眠気を感じやすいのは、このためです。

血糖値が上昇すると、脳を覚醒させるオレキシンというホルモン分泌が減るので、それが眠気につながる、という説もあります。

❷空腹が満たされると副交感神経優位になる

食後は、消化・吸収を促すために副交感神経が優位になります。

副交感神経は身体や思考をリラックスさせるので、それが眠気につながるとも考えられています。

食事と瞑想の関係性については、こちらの本がとても分かりやすくおすすめです↓

レビューも書きました↓

空腹時は脳が活性化しやすい

瞑想を空腹の時にした方がいい理由の3つ目は、食後より空腹時の方が脳が活性化しやすいから。

空腹時には、グレリンというホルモンが胃から分泌されます。

このグレリンは食欲を高めると同時に、脳の下垂体にも働きかけるそうです。

脳の下垂体は、生命維持に必要ないろいろなホルモンを分泌する部位で、いわば生命活動の中枢と言ってもいい場所。

ヨガでは、第3の目やアジナチャクラ(Ajna Chakra)と呼ばれていて、ここが開くと悟りに至るとさえ言われているんです。

つまり、空腹時に瞑想をした方が、より悟りに近づける(かもしれない)というわけです。

おすすめ  瞑想を習慣にするために必要なノウハウとコツ、すべてお伝えします【瞑想の教科書】

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瞑想は、空腹じゃなければ意味がない?

ここまで、瞑想は食後ではなく空腹時の方がいいという理由を説明してきました。

それなら、空腹じゃなければ瞑想しても意味がないの?と思われるかもしれません。

ですが、もちろんそんなことはなく、

空腹時でなくても、やらないよりは、やった方が断然いい

と筆者は考えます。

なぜなら、瞑想は一回一回の効果ももちろんありますが、毎日続けることにより大きな意味があるからです。

実際に、瞑想を続けたことで得られた変化は、こちらに詳しくまとめました↓

なので「今日は食事しちゃったから、瞑想はやめておこう」となるよりは、とにかく毎日淡々と瞑想を続けた方が、瞑想の効果は得られると思います。

仕事等の関係で、空腹時に瞑想をするのが難しいという場合、方法はいろいろありますよ。

食べる瞑想

忙しすぎて空腹時に瞑想するのが難しい方には、食事瞑想がおすすめです。

どんなに忙しくても、お昼や夜には食事を摂りますよね。

瞑想というのは、座って目を閉じないといけないわけではなく、食べるという行為も立派な瞑想になり得るんです。

食べる瞑想のやり方はこちらに詳しく書いたので、ぜひ参考にしてみてください。

食べる瞑想は、ダイエットにも効果があります。

歩く瞑想

瞑想したいけど、食欲には勝てずについつい食べちゃった…という場合は、歩きながら瞑想するという方法もあります。

歩くという行為に意識を集中させる瞑想なので、食後の腹ごなしにもなって一石二鳥です。

食事の直後は避けた方がいいですが、散歩をしながらでも瞑想はできるんです。

詳しくはこちらに書いたので、ぜひ試してみてください。

あえて、食後に瞑想をしてみる

いつも空腹時に瞑想を習慣にしている人は、たまには食後に瞑想してみるのはいかがでしょうか?

いかに空腹時の方が瞑想がしやすいか、身体で実感できると思います。

空腹時と食後の、身体の重さや集中力のギャップにきっとビックリすると思いますよ。

瞑想はどの時間帯に行うかでも、感覚や効果が全然違います。

詳しくはこちらに書きました↓

瞑想は食後より空腹時にした方がいい。3つの理由をヨガ講師が解説  まとめ

以上、瞑想は食後より空腹時にした方がいい。3つの理由をヨガ講師が解説というテーマでお伝えしました。

瞑想を続けるとどんな変化が起きるのか、筆者の体験をこちらにまとめました↓

瞑想中、集中力が全然続かない…という方は、こちらをどうぞ↓

瞑想のやり方をもっと本格的に知りたい方は、こちらがお役に立てば。

筆者がこれまで学んできたことを、できるだけ分かりやすくまとめました↓

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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