簡単にリラックスできる方法が知りたい・・
リラックスしたいけど、できるだけ簡単な方法がいいな・・
そんな悩みにお答えしましょう。
筆者はかつて、ストレスや過労などに囲まれ、リラックスとは程遠い生活をしていたことがありました。
その結果、10年間というかなり長い間、うつ状態が続きかなり大変な思いもしました。
その後、本格的にヨガの修行をはじめ、現在は各地で指導をしています。
こちらで教えています↓

そうした経験から今回は、5つの簡単リラックス法。ヨガ講師実践のいつでもどこでもできるやり方と題して、詳しく解説したいと思います。
5つの簡単リラックス法。ヨガ講師実践のいつでもどこでもできるやり方
簡単にリラックスする方法として、筆者がご紹介したいのは次の5つです。
②身体を動かす
③口角を上げる
④上を向く
⑤最悪を想定して、最善を尽くす
どれも簡単にできる方法ですが、リラックス効果は抜群です。
くわしく順番に解説していきます。
① 深呼吸
簡単にリラックスできる方法の1つ目は、深呼吸です。
深く長い呼吸をゆっくり行うと、自律神経に働きかけることができるからです。
自律神経というのは、自分ではコントロールできない身体の働きを、制御している神経です。
心臓の鼓動や、肺や横隔膜の収縮などがそうです。
自律神経は、交感神経と副交感神経に分けられます。
交感神経が優位になると、
呼吸や脈拍は速くなります。
思考は「戦うか、逃げるか」という戦闘モードになり、
こうした時に不安も感じやすいです。
逆に、
副交感神経が優位だと、
呼吸も心臓の動きも、ゆっくりとしたものになります。
思考は「休息しよう」という方向に向かうので、
リラックスし、不安も和らぎます。
本来、自律神経というのは、外部からは働きかけられないのですが、
呼吸だけは、自分の意思でコントロールすることが可能なので、結果、不安も少なくなるというわけです。
② 身体を動かす

簡単にリラックスする方法2つ目は、身体を動かすこと。
ヨガやウォーキングなどのように、穏やかに単純な動きを繰り返すものがおすすめです。
なぜかというと、リズミカルな反復運動は、ストレスを軽減するセロトニンというホルモンの分泌を促すと言われているからです。
実際に筆者の体調が改善したきっかけも、ヨガやウォーキングを習慣に取り入れたことが大きかったと感じています。
逆に、激しい運動やスポーツはあまりおすすめしません。
なぜなら、交感神経を高めてしまい、不安に対して過剰に立ち向かうようになるからです。
筆者はうつ状態からの回復期に、キックボクシングを始めたことがありますが、運動量が激しく夜まで興奮が残ってしまい、リラックスには逆効果だなと感じました。
穏やかな運動は、自分と客観的に向き合うマインドフルネスの練習にもなるので、とてもおすすめします。
詳しくはこちら↓

③ 口角を上げる

簡単にリラックスできる方法3つ目は、口角を上げることです。
なぜかというと、脳が勝手に「あ、いま楽しいんだ」と勘違いをしてくれるらしいのです。
口角と言うのは、くちびるの両端のこと。
脳と顔の表情というのはつながっていて、
楽しい気分になると、表情も明るくなります。
なのだそうです。
しかもこれ、その逆も言えるらしく、
顔がにこやかだと、気持ちも明るくなります。
とのこと。
試しに、ただ口角を持ち上げてみてください。
作り笑いだとしても、自動的に明るい気持ちになり、リラックスしてきませんか?
少なくとも、ネガティブなことは考えにくくなると思います。
④ 上を向く

上を見上げるのも、どこでも簡単にリラックスできる方法として、おすすめです。
③の口角と同じで、脳と姿勢は影響しあっているからです。
下を向くと、自動的に思考はネガティブになります。
逆に上を向くと、思考はポジティブになります。
試しに、下のことを試してみてください。
・上を向いて、ネガティブなことを考える
すごく難しかったですよね?
上を見るのと同じように、
・胸を持ち上げる
という姿勢もおすすめです。
下を向いていたり、背中が丸まってしまっていると、思考がネガティブな方向へ行きがちになりがちです。
背骨を伸ばして、少し胸を開くよう姿勢を、いつも意識してみるといいですよ。
⑤ 最悪を想定して、最善を尽くす
簡単にリラックスできるおすすめの方法5つ目は、最悪を想定して、最善を尽くすという考え方です。
最悪な事態になったとしても「これ以上のことは起こらない」と思えると、リラックスしやすいです。
例えば、仕事でミスをしてしまって、どうしよう・・と不安になっている場合。
最悪な事態になったら、どうなるんだろう?と、出来るだけ鮮明に想像してみてください。
もしかしたら、会社をクビになる?
もちろんあるかもしれません。
ですが、罪に問われたり、命までなくすことはない、ということにも気が付きませんか?
その先の行動を、具体的に想像しやすくなると、心配しすぎなくてもよくなり、リラックスにつながるというわけです。
それでもリラックスできない場合
簡単にリラックスできる方法をいろいろ試したけど、まだリラックスできない…という場合もあると思います。
筆者もかつて長い間、リラックスできない時期がありました。
そういう時は、もう少し根本的にリラックスできない原因を探ってみてもいいかもしれません。
筆者の場合は、骨格や姿勢の歪みであることに気づきました。
具体的に言うと、30歳くらいの時に、歯並びを一部分だけ揃えたことで、噛み合わせがズレてしまったんです。
あごの位置も奥に下がってしまい、それが、首の神経を圧迫し、体調不良や不定愁訴につながったようでした。
どんな状況だったかは、こちらに詳しく書きました↓

姿勢と脳は、とても深く関係し合っているというお話をさっきしましたが、特に噛み合わせというのはは、全身の姿勢に影響をしているようです。
なので、なにをやってもリラックスするのが難しいという人は、一度、噛み合わせやあごのズレを、調べてみると、何か発見があるかもしれません。
5つの簡単リラックス法。ヨガ講師実践のいつでもどこでもできるやり方 まとめ
以上、
5つの簡単リラックス法。ヨガ講師実践のいつでもどこでもできるやり方
というテーマで解説をしました。
ぐっすり眠れてる感じがないなあという方は、ぜひこちらをお読みください↓
リラックスできないのは、人間関係のストレスだと感じていたら、こちらの記事が参考になれば↓
最後までお読みいただき、ありがとうございました。