信用創造はなぜおかしいのか?どんな仕組みなのかを分かりやすく解説

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この記事を書いた人

瞑想・ヨガ講師|会社員時代にうつ経験(30歳〜約10年間)|その後ヨガ・呼吸・瞑想指導歴10年15,000人以上(E-RYT500 YACEP)|YogaJaya Baseworks講師|身体とメンタルの調整法・執着の手放し方・食生活・人間関係など、人生で本当に必要なことを発信|スーツケース1つで生活してます|修行中

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信用創造という言葉を、あなたは聞いたことがあるでしょうか?

筆者は、この信用創造という仕組みはおかしいと考えているのですが、それはなぜかというお話を、今回はできるだけ簡単な言葉で、わかりやすく解説してみたいと思います。

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信用創造はなぜおかしいのか?どんな仕組みなのかを分かりやすく解説

信用創造とは、そもそも一体何なのか?

一般的には、

銀行が貸し付けによって預金通貨を創造できる仕組み

Wikipedia 信用創造

と説明されています。

ですがこれでは、何のことだかさっぱり分からないですよね。

なのでもっと簡単にいうならば、銀行が何もないところからお金が生み出せてしまう制度と言っていいかと思います。

信用創造とは?

信用創造とは何かを、言葉の意味から見てみると、信用は「私はあの人を信用している」という時の信用です。

そして創造は、クリエーションという意味の創造ですね。

なのでそれらをつなげると、信用によって何かを作り出すとか、信用そのものを生み出す、などという意味になるかと思います。

それだけだと、何が何だかよく分からないと思うので、ちょっと例え話で説明してみましょう。

もしもあなたが銀行だったら

たとえばあなたが銀行業を開業したとしましょう。

手元の資金は100万円持っています。

そこに「50万円貸してください」という人が来たとします。

するとあなたは「あ、私100万円持ってますから、50万円貸してあげられますよ」といって、50万円を貸してあげることができますよね。

では、もしも「300万円貸してください」という人が来たらどうでしょうか?

あなたは100万円しか持っていないので、「あ…ごめんなさい。100万円しか持ってないので300万は無理です」となると思います。

ところが…

信用創造ができるとどうなるかというと、100万円しか持っていないのに、300万円貸すことができてしまうんです。

それどころか1円も持っていなくても、100万円でも何億円でも、理論上は貸し出すことができてしまいます。

そんなばかな?と思いますか?

でもそれが、銀行が持つ信用創造という仕組みであり、実際にそういうことが行われているんです。

現実的には「10倍ぐらいまでにしましょう」といった規制はあるらしいですが、理屈としてはそういったことができてしまうんです。

どうですか?これって何かおかしいですよね。

信用創造するとどうなるか?

信用創造という仕組みがおかしい点は、手元にお金がなくても貸せてしまうだけではありません。

例えば上の例の続きで、自分は100万円持っていないのに、相手に貸したとしましょう。

100万円は貸したお金なので、相手はきっと返してくれますよね。

するとどういうことが起こるかというと、もともと0から生み出した100万円なので、相手から返してもらったらそれが丸々利益となるわけです。

相手がもしも返してくれなかったら?

そもそもなかったお金なんだから、実は痛くも痒くもないわけです。

これが信用創造とは何か、という答えです。

どう考えても不公平だし、あきらかにおかしいですよね?

今の世の中に流通しているお金というのは、そういった不自然な信用創造のもと生まれているので、どんどん無限増殖しちゃってる状態です。

しかもそれが法的に認められてしまっているので、多くの人は「おかしいな」と疑問をもつことなく、それを信じています。

筆者もかつてはそうでした。

でもよくよく考えると、元手がないのにお金が作れちゃうとうのは、ほんとにおかしいことだと思うのです。

信用創造の末路

信用創造とは何かが分かったところで、ではそれが続くとどうなるか?

お金が無限に作れてしまうということは、お金を持つ人と持たない人の差が、どんどんと広がる一方というのは、容易に想像がつくと思います。

そしてお金をたくさん持った人たちが、必然的に権力も手にすることになるでしょう。

お金が無限に増えると、国すらも動かせるくらいの権力を持つに至たるかもしれませんし、国よりもお金の方が力がある、という行き過ぎた状況さえ生まれる可能性があります。

というか、今の世界がまさにそうだと思います。

といったように、もしもお金とは一体なんだろう?と思っていたら、ぜひ信用創造について、ご自身でも調べてみてください。

すると、
今わたしたちが価値があると思っているお金は、本当は一体何なのか?
実はものすごく詐欺的な、おかしな仕組みなんじゃないのか?

ということがいろいろと見えてきて、今の世の中の生きづらさの理由が、もしかしたら分かるかもしれません。

ちなみに筆者は、信用創造の仕組みそのものがバブルだと考えています。

詳しくはこちらをどうぞ↓

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信用創造はなぜおかしいのか?どんな仕組みなのかを分かりやすく解説 まとめ

以上、信用創造はなぜおかしいのか?どんな仕組みなのかを分かりやすく解説というテーマで解説をしました。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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