経済システムという奴隷制度の外で生きていく方法

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この記事を書いた人

瞑想・ヨガ講師|会社員時代にうつ経験(30歳〜約10年間)|その後ヨガ・呼吸・瞑想指導歴10年15,000人以上(E-RYT500 YACEP)|YogaJaya Baseworks講師|身体とメンタルの調整法・執着の手放し方・食生活・人間関係など、人生で本当に必要なことを発信|スーツケース1つで生活してます|修行中

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経済システムは、実は奴隷制度である…

と筆者は考えているんですが、それとも関連する興味深い記事をネットで見つけたので、今回はそういったお話をしてみたいと思います。

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経済システムという奴隷制度の外で生きていく方法

経済システム=奴隷システムにも関する話しというのは、ある登山家さんのインタビュー記事。(リンクは、このブログの最後に載せておきます)

その登山家さんは、サバイバル登山というスタイルで山を登っているらしいのです。

サバイバル登山とは、装備や食料などをできるだけ持たずに、最小限だけの装備だけで山を登るというものだそうです。

その方が、今何をしているかというと…

山奥の廃村になった村の、電気もガスも水道も来てないような古民家というか廃屋を買って、そこで自給自足の生活をしているとのこと。

そしてその理由が、今の経済システムから離れて生きるという実験だということなのです。

生きるのは面倒くさい

その登山家さんの記事の中ですごく印象的だった言葉が「生きるというのはすごく面倒くさいことだ」というもの。

例えば山奥で自給自足の生活をしていると、水を汲むとか畑を耕すとか、風呂を沸かすための薪を割るとか、家の壊れたところを直さなきゃとか…、生きるために必要な活動をすることは、ものすごく面倒だと。

そうした一つ一つをちゃんとやろうとすると、もうそれだけで毎日が終わってしまう。

でもそうやって面倒くささを感じるたびに「ああ、今おれは生きることをめんどくさがったな」って感じるらしいのです。

だからやっぱり生きるってことは、誰にとっても本来、すごく面倒なことなんですよね、きっと。

できれば面倒なことはしたくないし、面倒じゃなくなる方法があれば、なんとかして手に入れたい。

ではどうしたら楽ができるのか?

そうです、それがお金です。

お金で時間を買う、というようなことをよく言いますよね。

お金があれば、面倒なことをしなくて済む!

こうしてお金がものすごく大きな力を持ってしまって、みんながお金を欲しがるようになった。

本来人間は、というか、もっというと動物は、あるいは生命というものは、ただ純粋に生きるものだと思うんですよ。

生きるために生きる

だけど今って、生きることの面倒くささを減らすためにはお金がたくさん必要だから、それを稼ぐために生きている、生きること=金を稼ぐみたいになってしまっていないでしょうか?

そしてそれこそが、今の経済システムが実は奴隷制度になってしまった大きな要因であると、筆者は感じているのです。

抜け出せない仕組み

経済システムは奴隷制度であると言うと、いやいや経済活動があるからこそ、われわれは豊かな生活ができるんでしょ?と思われるかもしれません。

ですが、この経済システムの中で生きるのもう疲れちゃった…とか、抜け出そうにも抜け出せないなあ…なんてこと、一度は感じたことはありませんか?

お金って本来、生きていくのに最小限あればいいと思うんですけど、この経済システムの中には、人々の欲望を刺激するたくさんの誘惑もあふれています。

一度それの快楽を味わってしまうと、もっともっと欲しくなる。

必然的に、今よりもっとお金も必要になる。

あるいは、今の経済システムは競争社会でもあります。

誰よりも稼いだ奴が偉い、人よりもお金を稼いで人よりも使わないと生き残っていけない。

そのために人生を切り売りして、だんだん生きることが複雑になってくる。

そこから抜け出すためには、もっとお金があれば何とかなるんじゃないか…

そうやってぼくらは、この経済システムという奴隷制度から抜け出すことが難しくなり、油断してるとどんどん深みにはまってしまう。

お金の奴隷になっていることすら、もう麻痺して気づかなくなっちゃうんですよね。

かつての筆者は、まさにそんな感じでした。

この地球上からはいまだに戦争がなくなりませんが、その理由はやはりお金です。

詳しくはこちらに書きました↓

経済システムから抜け出す方法

ではこの経済システムという奴隷制度から抜け出すにはどうしたらいいのかというと、この登山家さんが実験しているように、今の経済システムからできるだけ距離を置いて毎日を生きることに尽きると思います。

人間関係で例えると分かりやすいかと思うんですけど、「あの人と一緒にいると嫌な思いをする」と言いながら、毎日その人と一緒にいたら、そりゃあ嫌な思いをし続けますよね。

嫌な思いをしたくなければ、その人から離れるのが一番です。

とはいえ実際に、世の中の経済システムから完全に距離を置くなどということは、まあなかなか難しいというのもよく分かります。

例えば、無人島に行ってそこで生活してみようという場合、じゃあその無人島に行くまでにどうやっていくのか?

飛行機なのか船なのか?

そうなるとやっぱり、経済システムの中にあるインフラなりサービスを使う必要がどうしてもでてくる。

あるいは自給自足の生活をするのに、どうやって土を耕したり、植物を剪定するのか。

鍬やハサミまでイチから自分で作るのか?

などなど、経済システムから生み出された製品やインフラに完全に頼らないというのは、まず不可能に近いでしょう。

そんなに簡単には抜け出せないような構造だからこそ、この経済システムは奴隷システムだとも言えるわけです。

今できることからやればいい

だけど、一人一人できる範囲で、ちょっとずつ距離を置くことはできると思います。

例えば、できるだけ外食を減らして自炊を増やすことなら、私にもできそうだなとか。

外食するにも、大手チェーン店ではなく、個人の飲食店でするように心がけるとか。

自転車で通勤できないかなとか、持ち物が壊れたら買い替えるんじゃなくて、直して使ってみたり。

家庭菜園から始めてみようかな、とか。

何ができそうで、何がむずかしいかというのは、その人その人の事情や立場によってさまざまだと思います。

自分ができることを、できる範囲で始めてみることが大切だと考えます。

世の中は上からは変わりません。

誰かが変えてくれるわけでもありません。

一人一人が、今日、いまをどう生きるかが、実は世の中を作っているのです。

百聞は一見にしかず

今回、経済システムという奴隷制度だということを筆者が再確認した、登山家さんのインタビュー記事は、ネットでたまたま見かけたものでした。

そしてさらに驚いたのが、この登山家さんを取材して記事を書いた人が、なんと筆者が以前東京に住んでいた時の向かいに住んでる旅ライターの方だったのです。

世界中を旅して、取材をもとに文章に書いている人なのですが、その方もなかなか面白い生き方をされているなあと筆者は感じております。

その旅ライターさんの文章はものすごく読みやすく、とても丁寧に取材をされているなあというのが伝わってくると思いますので、興味があったらぜひ読んでみてください。

こちらにリンクを載せておきます↓

サバイバル登山家・服部文祥が、廃村に辿り着いた理由「めんどくさい。でも、それが生きるということ」 | DIG THE TEA
装備や食糧をできるだけ持たずに、長期間単独で山を歩く“サバイバル登山”という独自の登山スタイルを30代で確立し、実践してきた登山家の服部文祥さん。 “自分の力”で自然の中を生き抜くことにこだわり、やがて狩猟や、廃村での自
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経済システムという奴隷制度の外で生きていく方法 まとめ

以上、経済システムという奴隷制度の外で生きていく方法というテーマでお伝えしました。

奴隷システムに紐付けされたい!という方は、急いでマイナンバーカードを作りましょう。

詳しくはこちら↓

健康保険証の廃止は、政府より上の権力によって行われようとしているのをご存知ですか?

詳しくはこちらに書きました↓

お金は血液によく例えられますけど、それは間違ってると思う、というお話はこちらに書きました↓

健康そうな食べ物の中にも、実は経済システムが生み出した物が溢れていると筆者は考えています。

平飼い卵を例にとって、詳しく解説しました↓

ロシアの最近の動きも、奴隷経済からの脱却だと思っています。

詳しくはこちらをどうぞ↓

今回の内容は動画でもお話ししていますので、よかったらぜひ見てみてください↓

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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