瞑想はやらないほうがいい。瞑想歴25年のヨガ講師が理由を解説

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瞑想
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この記事を書いた人

瞑想・ヨガ講師|会社員時代にうつ経験(30歳〜約10年間)|その後ヨガ・呼吸・瞑想指導歴10年15,000人以上(E-RYT500 YACEP)|YogaJaya Baseworks講師|身体とメンタルの調整法・執着の手放し方・食生活・人間関係など、人生で本当に必要なことを発信|スーツケース1つで生活してます|修行中

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瞑想はやらないほうがいいというお話を、今日はしてみたいと思います。

瞑想を教えることを生業としているヨガ講師が何言ってんだ!と思われるかもしれませんが、少しお付き合いいただければ幸いです。

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瞑想はやらないほうがいい。瞑想歴25年のヨガ講師が理由を解説

瞑想と聞くと、みなさんは一体どういったことを思い浮かべるでしょうか?

おそらく、

心を静めて無心になること、何も考えずリラックスすること

Wikipedia 瞑想

などを、イメージするのではないでしょうか?

もちろん瞑想には、そうした一面が大いにあるでしょう。

では「それこそが瞑想である」と言えるかというと、そうは言い切れないと筆者は思っています。

なぜかというと、瞑想というのは何か特定の行為を指すのではなく、状態のことを指した方が適切なような気がしているからです。

なので「瞑想をする」というのはなんか変な表現で、瞑想状態になるだとか瞑想状態にあるというのが、本来の言い方なような気がするのです。

タイトルに「瞑想はやらないほうがいい」とつけたのも、瞑想というのはやるものではないよという意味で書きました。

瞑想状態とはどんな状態か?

瞑想はやらないほうがいいとタイトルに書いたのは「そもそも瞑想はやるものではないから」という意味がお分かりいただけたかと思います。

ではここで、瞑想状態とは何か?ということについて少し考えてみましょう。

どんな状態であっても瞑想状態にはなれると思うんですよね。

座って目を閉じなくても、どんな時でも瞑想状態に入ることはできる。

例えば街中のカフェに入ったとしましょう。

しらふの状態といいますか瞑想状態ではない時、通常の状態でお店入ったとしたら「広いなあ」とか
「素敵だなあ」とか「何を頼もうかなあ」とか、まあそんな感じですよねきっと。

それが瞑想状態だとどうかというと、まずお店に入る自分を客観的に見てる感覚があって、視界に入るものや耳から入る音に対しても、何の意味づけもせずありありと感じられている。

お店に入った瞬間のお店の中の空気の温度とか、座席数がいくつあって、どういった人たちがそこにいて、それぞれがどんな目的で今ここにいて、何を感じ、何を思っているか?

そういったことが、すべてありありと把握できているような感じ。

それは何もお店に入った時だけじゃなくて、家の台所で料理をしている時だとか、お風呂に入っている時、誰かと会話をしている時でも同様です。

自分の感覚器官を通じて入ってきた刺激や情報を、客観的にしかもすべて感じられている、いわゆるマインドフルネスと言われているような感覚。

瞑想状態をあえて言葉で表現しようとすると、そんなふうにも言えるんじゃないかと思います。

なので食事中であっても、瞑想状態になることは可能なわけです。

食事をしながら瞑想の練習をする方法については、こちらに詳しく書きました↓

散歩ももちろんそうで、歩きながら瞑想の練習をすることは可能です。

詳しくはこちら↓

つまり、生きてる間はずっと瞑想状態であり続けることができると筆者は思うのです。

とはいえ瞑想の練習は欠かせない

瞑想はそもそもやるものではないから、やらないほうがいいとは言いましたが、ここからちょっと矛盾することをお話ししたいと思います。

それは何かというと…

とはいえ、瞑想状態になるためには、やはり座って目を閉じて、ずっと動かずに何か1点にだけ集中をするというような、いわゆる瞑想法と呼ばれる訓練は欠かせない、ということです。

瞑想なんかやらなくていいと言っておきながら、瞑想の練習をしろというわけです。

どうですか?メチャクチャでしょう!笑

ただこれは、英語で考えると理解しやすくなるかもしれません。

瞑想は、DoではなくてBeである、ということです。

やろうとするな、ただそうであれ、と。

同じような意味で、ブルース・リーが言った Don’t think, feel. という言葉があります。

考えるな、感じろという意味です。

ブルース・リーがこういった境地に至るまでには、武道の型を毎日何時間も、呼吸をするように勝手に体が動くくらいまで繰り返し繰り返し練習したことは、想像に難くありません。

その結果、考えなくても感じられるようになった。

瞑想もそれと同じだと思うのです。

生きてる間ずっと瞑想

人がたくさんいるなかでも、雑音が鳴り響いてても、どんな時でも瞑想状態にスッと入れることができるというのは、なかなか簡単なことではありません。

だけど、生きてる間ずっと瞑想状態にあるということこそが、本来の瞑想の目的というかあり方なのかなと思うんですよね。

だって、静かなところを見つけて、座って目を閉じて動かないようにしなければそうなれないというのであれば、あまり意味がないですよね。

毎日の生活や日々の暮らしの中で、穏やかでブレない状態で生きていきたいわけだから。

限られた特殊な状況を作らないとそうなれないのであれば、毎日暮らすのをやめなさいと言ってるようなものだと思うんです。

なのでもう一度話を整理すると、瞑想というのは何かをすることが瞑想なのではなく、状態のことである。

だから瞑想はやろうとするものではないし、ただ瞑想状態にあればいい。

だけど、常に瞑想状態であるためには、やはり瞑想状態に入るための練習の積み重ねは欠かせない。

そう筆者は考えているといったお話でした。

何かの参考になればうれしいです。

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瞑想はやらないほうがいい。瞑想歴25年のヨガ講師が理由を解説 まとめ

以上、瞑想はやらないほうがいい。瞑想歴25年のヨガ講師が理由を解説というテーマでお伝えをしました。

瞑想とは一体何かについては、こちらに詳しく書きました↓

逆に瞑想をやりすぎてしまうとどうなるのか?

詳しくはこちらをどうぞ↓

瞑想は危険なのでやらない方がいい、という声もちらほら耳にします。

筆者の体験をこちらに詳しく書きました↓

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瞑想をやらないほうがいい理由は、こちらの動画でもお話ししています↓

瞑想について本格的に知りたい方は、こちらが参考になれば↓

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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