歩行瞑想って、何かコツはあるの?
歩く瞑想のやり方や効果が知りたい…
こんな疑問にお答えします。
筆者のケンは、瞑想歴20年以上。
約20,000人近い方に、を指導してきました。
その中で、多く聞く声が、
足がしびれて、長い時間、座って瞑想していられない…
座って瞑想すると、必ず眠くなってしまう…
というもの。
そこで今回は、そんなあなたにぴったりな、
歩行瞑想(歩く瞑想)のやり方やコツを、詳しくご紹介します。
おすすめ 瞑想を習慣にするために必要なノウハウとコツ、すべてお伝えします【瞑想の教科書】
歩行瞑想のコツ|効果的な歩く瞑想のやり方をヨガ講師が解説
歩行瞑想にはコツがあります。
具体的に言うと、以下の4つ。
②一歩一歩の動作を、ひとつひとつ観察する
③実況中継
④固有名詞を使わない
それぞれ、どういうことなのか?
歩行瞑想のコツと、具体的にどんな方法で行えばいいのか、
順番に詳しく、説明していきますね。
①身体はリラックス
歩行瞑想のコツの1つ目は、
身体はリラックスさせておく ということです。
緊張していたり、「よしやるぞ!」と意気込みすぎていると、
思考が活発になりやすく、
瞑想状態に入りにくいと思います。
なので、歩行瞑想をする前や、している間は、
ストレッチ
身体を揺らす
などをして、緊張を手放すよう、
心がけるのがコツです。
なかなか体の緊張が抜けないよ…
という方は、こちらの記事を参考にしてみてください↓
②一歩一歩の動作を、細かく観察する
歩行瞑想のコツ、2つ目は、
一歩一歩の動作を、細かく観察する ということ。
体がリラックスできたら、
いよいよ、歩行瞑想をスタートさせます。
ただ、漠然と歩くのではなく、
歩くという行為を、できる限り細かく分解して、
一つ一つの行程を、丁寧に観察するのがコツです。
たとえば、こんな感じ↓
・持ち上げた足の重さ
・着地するとき、足の裏のどこが最初に着くか?
・ついた感触は?
・重心はどちらに傾く?
・次の足は、どこが最後まで地面に残ってるか?
などように、
普段なら気にしないようなことを、細かく一つ一つ観察するのが、
歩行瞑想の2つ目のコツです。
③実況中継
歩行瞑想、3つ目のコツは、
右足を持ち上げた
前に出した
ゆっくり下ろした
地面に着いた…
など、歩行瞑想中の一つ一つの動作を、
頭の中で、細かく描写をしているイメージです。
自分の動作や感覚を、
少し離れたところから見る視点を持つことが、
自分を、客観視しやすくなるコツです。
④固有名詞を使わない
歩行瞑想のコツ、最後4つ目は、
③の実況中継をするときに、
というもの。
固有名詞を用いると、
それにまつわる思い出や固定観念が、浮かんできやすいからです。
なので、体の部分をいう場合も、
ヒザ→棒が曲がる部分
かかと→一番下の後ろの方
などのように、
抽象的な言葉に、言い換えるのがコツです。
おすすめ 瞑想を習慣にするために必要なノウハウとコツ、すべてお伝えします【瞑想の教科書】
歩行瞑想を、室内で行うコツ
続いて、
歩行瞑想をしたいけど、
なかなか外に行けない…
家の中で歩く瞑想を行いたい…
という場合の、
おすすめのやり方やコツをご紹介します。
さらにゆっくり歩く(太極拳のように)
歩行瞑想自体、とてもゆっくりとした動作で行いますが、
室内の場合は、
のがコツです。
イメージは太極拳
部屋の入り口から奥までを、
2、3分かけて歩く感じでいいと思います。
これなら、それほど広いスペースは必要ないので、
室内でも、歩行瞑想がやりやすいと思います。
後ろ歩き・横歩き
歩行瞑想を室内で行う場合、
移動距離が短い分、単調になりがちです。
そこで、バリエーションをつけるため、
のも、室内で歩行瞑想をする際のコツです。
この方法も、
広い空間は必要としないですし、楽しい遊びのようにもなるので、
毎日歩行瞑想の練習を続けるモチベーションにもなります。
瞑想は、一回一回の質もさることながら、
続けることにこそ意味があります↓
歩行瞑想の効果を高める方法
ここまで、
歩行瞑想のコツを、お伝えしてきましたが、
さらに効果を高める方法も、ご紹介したいと思います。
歩行瞑想におすすめの時間帯
歩行瞑想をより効果的に行うのに、
時間帯選びにもコツがあるのかというと…
はい、あります
歩行瞑想におすすめの時間帯は、
が最適だと、ぼくは考えています。
なぜなら、
ので、歩行瞑想に集中しやすいからです。
日中の明るい時間帯だと、
たくさんの情報が視界に飛び込んできてしまい、
意識があちこちに行きやすいですよね。
どうしても、
夜に出歩くのは怖いな…という場合には、
の時間帯をおすすめします。
周囲がまだ明るくなる前ですし、
起きた直後は、頭も身体もリセットされている状態なので、
瞑想をするのに、とても適しているからです。
夜と朝とで、
瞑想のやり方や効果に、どんな違いがあるかは、
こちらに詳しく書きました↓
また、瞑想に適した時間帯は、人それぞれ違います。
生活パターンによって、どの時間帯がおすすめなのかは、
こちらに詳しくまとめました↓
裸足で歩く
そしてさらに、
歩行瞑想の効果を高める方法として、おすすめしたいのが、
というやり方です。
ぜひ一度、
土や草の上で、裸足で歩行瞑想をしてみてください。
普段とは違う感触が、脳を刺激し、
自然のサイクルとのつながりを、感じられると思います。
歩行瞑想を続けていると、
身体意識が強化されるので、
不注意でモノを落としてしまう
ストレスによる暴飲暴食
怒りでモノに当たる
などの、
無意識な行動や感情的な反応
といったことが、少なくなってくると思います。
最近、自然と触れ合ってますか?
人工的な環境に、偏りすぎていないですか?
もしそうなら、
ぜひ、庭や公園などを、短時間でもいいので、
裸足で歩いてみてください。
自然とのバランスを、取り戻せる感覚があると思います。
こちらの動画が、参考になれば↓
歩行瞑想のコツ|効果的な歩く瞑想のやり方をヨガ講師が解説 まとめ
以上、
歩行瞑想にはコツがある|効果的な歩く瞑想のやり方をヨガ講師が解説
というテーマで、ご紹介しました。
じっと座って瞑想をするのが苦手な人には、
歩く瞑想以外に、これらの瞑想もおすすめです。
運動しながら瞑想する方法↓
食べる瞑想↓
瞑想について、
もっと本格的に知りたい方は、ぜひこちらを参考にしてみてください↓
最後までお読みいただき、ありがとうございました。