柳宗理の鉄フライパン5つのよかった点。ファイバーライン加工の安全性

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この記事を書いた人

瞑想・ヨガ講師|会社員時代にうつ経験(30歳〜約10年間)|その後ヨガ・呼吸・瞑想指導歴10年15,000人以上(E-RYT500 YACEP)|YogaJaya Baseworks講師|身体とメンタルの調整法・執着の手放し方・食生活・人間関係など、人生で本当に必要なことを発信|スーツケース1つで生活してます|修行中

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柳宗理の鉄フライパンの安全性が知りたい
ファイバーライン加工ってどんなもの?有害ではないの?

そんな疑問にお答えしましょう。

筆者はヨガ講師をしているのですが、これまで長年ヨガの実践を続けるうちに、食生活にも大きな変化がありました。

特に、食材や調理の安全性を考慮するようになり、フライパンも鉄製のものを使うようになりました。

そこで今回は、柳宗理の鉄フライパンの安全性。ファイバーライン加工5つのよかった点と題して、筆者の体験を詳しくご紹介できればと思います。

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柳宗理の鉄フライパンの安全性。ファイバーライン加工5つのよかった点

筆者が現在使っているフライパンは、柳宗理の鉄フライパン ファイバーライン加工25cmというものです↓

2018年3月からは、ファイバーライン加工の上位バージョンともいえる「ダブルファイバー窒化加工」アップグレードされている模様。

ファイバーライン加工とダブルファイバー窒化加工の違いは、後ほど詳しく解説します。

筆者が柳宗理の鉄フライパンを1年間使ってみて、よかったなと思うのは以下の5点です。

① 安全性・安心感
② 火がよく通る
③ 他の鉄フライパンに比べて軽い
④ お皿に移しやすい
⑤ 愛着がわく

以前は、テフロン加工のフランパンを使うことが多く、たまにアルミ製も使っていたこともあります。

ですが、安全性のことを第一に考え始め、鉄のフライパンが欲しいなと思うようになり、いろいろと探した結果、柳宗理の鉄フライパンがいいなと思い使い始めた次第です。

鉄は重たそう…手入れが大変そう…と思ってはいませんか?

筆者も使う前はそう思いこんでいたんですが、柳宗理の鉄フライパンを使い始めて約1年が経ちますが、そうした不安はよい意味で裏切られ、本当に買ってよかったと思っています。

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柳宗理の鉄フライパンのよかった点

では早速、柳宗理の鉄フライパンを使ってみてよかったなと思った点を、具体的に解説していきます。

① 安全性・安心感

柳宗理の鉄フライパンを選んでよかった点、まず第1に挙げられるのは、

安全性と安心感

です。

テフロンやアルミニウムのフライパンは、確かに使いやすいですよね。

食材がくっつきにくいですし、加工が剥がれてきても買い替えやすい価格ですし。

ですが、安全性や安心感という点では、ちょっと不安を感じませんか?

鉄のフライパンについては、そうした危険性について聞いたことがありません。

また、鉄のフライパンって焦げつきやすいんじゃないの?という心配もあるかもしれません。

ですがこの柳宗理の鉄フライパンには、表面にファイバーライン加工という凸凹の処理が施されているので、びっくりするくらいこびりつきがありませんでした。

ファイバーライン加工というのは、

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上の画像のように、鉄の表面に施された凸凹加工のこと。

くぼみに油が染み入りやすく油回りがよくなったり、凹凸がある分、表面積が広がるので、熱伝導率が通常のフライパンに比べて格段によいのだそうです。

ダブルファイバー窒化加工

現在販売されているダブルファイバー窒化加工とは、ファイバーライン加工がフライパンの内側にのみ凸凹加工が施されていたのに対し、表裏両面に処理がなされているとのこと。

そのため表面積も熱伝導率も、さらにアップしているようです。

また窒化加工というのは、

航空機や自動車部品の錆防止に用いられてきた表面加工技術

鉄フライパン|YANAGI DESIGN

で、鉄の表面を窒素で硬化させることで、高い耐腐食性と耐摩耗性が実現できているらしいです。

ファイバーライン加工は有害?

柳宗理の鉄フライパンを検索すると「ファイバーライン加工は有害なのか?」といった不安や疑問をよく目にします。

ですがファイバーライン加工というのは、鉄の表面に小石をぶつけて凸凹模様をつけたような形状のことです。

薬品や塗料がコーティングされているわけではないので、有害性を心配する必要はなさそうです。

また、テフロン加工やアルミ製のフライパンの安全性については、この記事の後半で詳しく解説していますので、気になる方はぜひお読みください。

> テフロン加工やアルミニウムのフライパンは安全?危険?

② 火がよく通る

柳宗理の鉄フライパンのよかった点、2つ目は、

火がよく通る

ことです。

かなりの強火で使えますし、特に炒め物は食材への火の回りが良いと感じます。

例えば野菜は、中までしっかりと火が通りつつ、外側はカリッとしています。

チャーハンなんども、お米は均一に熱が周り、パラっとした仕上がりになります。

この柳宗理の鉄フライパンに変えて以来、料理がベチャッとなりにくくなった、ように感じています。

また鉄のフライパンで調理をすると、自然に鉄分が摂取できるので、貧血などの予防や解消の手助けになるとも言われています。

③ 他の鉄フライパンに比べて軽い

柳宗理の鉄フライパンのよい点3番目は、

他の鉄フライパンに比べて軽い

ということが挙げられます。

鉄の厚みが、とても薄いんです。

筆者はこのファイバーライン加工の鉄フライパン以外にも、柳宗理デザインの小型フライパンも使用しています。

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この南部鉄器のミニパンは直径16cmと、かなりのミニサイズなのですが、ずっしりと重いんですよね。

重さは約1kgあります。

ですがこの直径25cmのファイバーライン鉄フライパンは、重さは約450gです。

大きさは倍近くあるにも関わらず、重さは半分以下です。

薄さの秘密は、ブルーテンパ材という素材にあるようです。

ブルーテンパ材はフライパンなどを作る為に開発された材料です
鉄板の表面を焼き入れ(酸化)させてあり、ほかの鉄板材料と比べ錆にくく、加工性が優れています

鉄フライパン ブルーテンパ材について|柳宗理デザインシリーズ・製品サポートサイト

とのこと。

そのため、鉄のフライパンとしては例を見ないほどの薄さにすることができたようです。

鉄のフライパンは、重くて手が疲れそう…と思っている方は、この柳宗理の鉄フライパンを手に取ると、きっとその軽さに驚くのではないでしょうか。

④ 面白い形をしていて、お皿に移しやすい

柳宗理の鉄フライパンは、ご覧のように左右にすこし張り出した部分があるんです。

この特徴的な形によって、

調理したものを、お皿に移し変えやすい

というのが4つ目のおすすめの点です。

蓋も同じ形状をしているので、くるっと90度回転させると、中身がドバッと飛び出ずに汁気のあるものだけを注ぐこともできます。

柳宗理という方は工業デザイナーで、特にイスや食器などの生活に身近なものを多く手がけていました。

フライパンは毎日使うものですから、こうしたちょっとした使いやすさが、とてもありがたく感じます。

⑤ 愛着がわく

柳宗理の鉄フライパン、よかった点の最後は、

愛着がわく

ということです。

鉄のフライパンは、いい感じに育ってくると、どんどん使いやすくなるんですよね。

すでにフライパンに、油が十分に染み込んでいる場合は、調理の際の油は少量で済みます。

調理後も、お湯とタワシでさっと洗い流すだけで十分。

むしろゴシゴシ洗ってしまうと、せっかくできた油膜が剥がれてしまい逆効果だったりします。

この鉄フライパンを使い始めた当初は、油ならしといって、使用後に油を塗りこむということを毎回していました。

この作業は面倒なのですが、少しずつ鉄の質感や色の深みが増してくると「おー、育ってる育ってる」と、使うたびに愛着が湧いてきました。

鉄のフライパンは一生モノという言葉の意味を、この柳宗理の鉄フライパンを使用してみて、すごく実感しています。

安全性が柳宗理の鉄フライパンを選んだ一番の理由

ここまで、柳宗理の鉄フライパンのよかった点をご紹介していきました。

ここからは、調理器具の安全性や有害性について、もう少し掘り下げてみたいと思います。

柳宗理の鉄フライパンを使い始める前は、筆者はテフロン加工やアルミ製のフライパンを主に使っていました。

テフロンというのはフッ素樹脂の商品名で、以下のような特徴があるようです。

260°Cに達すると劣化、350°C以上になると分解し、インフルエンザのような症状を引き起こす可能性がある

肉類は200–230°Cで揚げるため、そのような高温になることはない

Wikipedia ポリテトラフルオロエチレン

可能性は低そうですが、ちょっと怖いですよね。

ではアルミニウムの安全はどうなんでしょうか?

アメリカ:アルミニウム製の調理器具が人体に危険性があるとして政府から公式発表
ドイツ、フランス、スイス、イギリス:アルミニウムの調理器具の販売規制
日本:アルツハイマー病との因果関係が様々なメディアで取り上げられたが販売規制までは至らず

健康に有害な影響を与える、危険性のあるアルミ鍋・フライパンの実態と調理器具の選び方。

のように、有害性を訴える主張を数多く目にします。

一方で、

人体へは摂取してもほとんどそのまま排出される

アルツハイマー病を引き起こすという主張もなされたが、通常の食生活で摂取するアルミニウムによりアルツハイマー病を患う根拠は乏しい

Wikipedia アルミニウム

といった情報もあるなど、さまざまな説があって、本当のところはよく分かりません。

筆者個人の考えとしては、テフロンやアルミニウムが絶対にダメだとは思いません。

ですが、柳宗理の鉄フライパンを使ってみた結果、より安全な選択肢があるのであれば、断然そちらを選んだ方がいいと思っています。

「本当に大丈夫かな?」と日々気にしているよりも、心からいいなと思うものをのびのびと使っていた方が、精神的にも身体的にも健全だと思うんですよね。

調理器具の安全性や有害性について、あなたはどうお考えになるでしょうか?


最後にもう一度、今回ご紹介した鉄フライパンをご紹介いたします。

ダブルファイバー窒化加工のフライパンは3つのサイズ(25cm、22cm、18cm)がありますが、なぜか22cmがなぜか一番安いみたいです。

筆者は25cmを使っていて、他は使用したことがありませんが、おそらく大きさ的に25cmが一番使いやすいのではないかと感じています。

25cm↓

22cm↓

18cm↓

南部鉄器ミニパン16cm(重いです)↓

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柳宗理の鉄フライパン5つのよかった点|ファイバーライン加工の安全性 まとめ

以上、柳宗理の鉄フライパン5つのよかった点|ファイバーライン加工の安全性というテーマで解説をしました。

鉄のフライパンは一生使えるので、余分な調理器具を買わなくて済みますよ。

キッチンが物で溢れかえっているという方は、ぜひこちらをどうぞ↓

鉄のフライパンには、質のよい油をどうぞ。

いい油とそうでない油の見分け方は、こちらをどうぞ↓

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鉄鍋で沸かした白湯は、本当に美味しいです。

白湯とは何か?どんな効果があるのかは、こちらに詳しく書きました↓

鉄フライパンを使うと、食べること自体に愛着が湧いてきます。

毎日適当に食べてしまっている…という方は、こちらの記事も参考になれば↓

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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