SNSで情報収集する際に気を付けることってどんなこと?
SNS上の情報って、真偽をどう見極めたらいいの?
そんな疑問にお答えしましょう。
SNSで情報収集する際に気をつけること6つ
SNSで情報収集する際に気をつけるべきことは、いろいろあるかと思いますが、筆者が特に大切だと思うことは6つあります。
順番に詳しく解説いたします。
①人間関係やつながりを確認する
SNSで情報収集する際に気をつけることの1つ目は、人間関係やつながりを確認するということです。
人間の判断力というのは、とかく権威や見た目に左右されるものです。
例えばここ数年、◯◯大学の教授が言っているんだからきっと正しいに違いないとか、白衣を着ているから病気に詳しいんだろうと思い、コロッと信じてしまったことってありませんでしたか?
大学教授やお医者さんでも、嘘をつくことはあり得ます。
経済的な理由などから、自分の本意とは違った情報を、発信せざるを得なかった場合もあったことでしょう。
なので、肩書きや見た目の印象だけで判断するのではなく、その人がどういった人とつながりがあって、どういった組織と関係を持っているのかを、確かめることをおすすめします。
ここ数年、政府や医療業界の広報的な立場でメディアに出ていた人は、当然、国や製薬会社の方針に反する発言はできなかったことでしょう。
SNSは、誰と誰が繋がっているのか、あるいは対立しているのかが、比較的分かりやすいですよね。
もちろん実際には仲間同士なのに、ビジネス上の対立関係を演じているというケースも少なくないようなので、どんな情報も鵜呑みにはできません。
ですが注意深く観察していると、本当の関係性というのは隠しきれないものです。
なのでSNSで情報収集する際は、発信者だけを見て判断するのではなく、その人がどんな組織に属し、誰とどういった利害関係を持っているのかまでをぜひ見てみてください。
すると、その人の情報がどんな意図でなされているのかが、理解しやすくなると思います。
②お金の流れを見る
SNSで情報収集する際に気をつけること2つ目は、お金の流れを見るというものです。
実際にいくらお金のやり取りがあったのかなどは、SNSの発信に流れることは少ないでしょうから、発言や行動などから、利害関係を読み取るということです。
例えば、ここ数年のコロナ禍を例に挙げると、企業経営者でも学者でも、政府に関わる仕事をし続けている人たちは、ほとんどの場合、政府の方針に沿った発言をしていたかと思います。
「私は5回目を打ちました」とか「感染して大変でした…」とか。
あるいは、途中から発言の内容が変わった人などもいたように思います。
その場合、急に政府から支援を受けたり、業界に有利や制度が作られたり「買収されたんだな」と思わざるを得ないケースも多々あったように見受けられます。
そうした人物の発信には十分に気をつけて、筆者は情報収集するようにしています。
また個人が発信しているアカウントでも、プロフィール等で必要以上に自身のビジネスに誘導している場合をよく見ます。
もちろんSNSは広告ツールでもあると思いますから、自身のビジネスに誘導することはなんら問題はないと思います。
ですがそれがあまりにも過剰であれば、発信内容には十分に注意をした方がいいかと思います。
③断定していないか?
SNSで情報収集する際に気をつけることの3つ目は、断定していないかということです。
例えば「日本の人口は何人である」と、あなたは断定することはできますか?
もちろん、政府が公表しているデータを引用して◯◯人ですと言うことはできますが、それはあくまでも統計上の数値でしかありませんよね。
実際に個人で調べることは、ほぼ不可能だと言っていいでしょう。
政府が発表しているデータだから間違いはないと言えるかというと、今やそんなことは言えないですよね。
公の情報こそが最も疑わしいと、ここ数年で、多くの人が痛感していることと思います。
筆者はこれまで、さまざまな医師、アーティスト、アスリート、経営者等、その道に専念している人たちに教えを請うてきました。
彼らは共通して「その分野に詳しくなればなるほど、断定はできなくなる」と言っていました。
なのでSNS上で情報収集する際には、「この注射は100%安全だ」のように断定して発言をしている人の情報には、特に気を付けるべきだと筆者は考えています。
④品のない言葉は疑う
SNSで情報収集する際に気をつけること4つ目は、品のない言葉は疑うということです。
SNSって話題になってなんぼの世界だったりしますよね。
いわゆる炎上商法というやつです。
品がないというのは例えば、「クソ○◯」とか「バカ」とか「デマ」とか、そういった類の言葉です。
穏やかで落ち着いた言葉より、こうした毒のある攻撃的な表現の方が、議論が巻き起こりやすくなります。
ブッダは「正しい言葉だけを話しなさい」といった意味のことを言っています。
政治家や知識人と言われる人の中でも、SNSやメディア上で、こうした品のない言葉遣いをする人はとても多いですよね。
どんな言葉を話そうがその人の自由だと思いますが、そうした人の言うことは、筆者はできるだけ耳に入れないようにしています。
⑤すべて嘘だと思う
SNSで情報収集する際に気をつけることの5つ目は、すべて嘘だと思うということです。
「ネットやSNS上の情報は玉石混交だが、テレビや新聞などの大手メディアの報道は石石混交だ」と表現している人がいました。
つまりSNSなどで情報収集する場合は、嘘を本当を見極める必要はあるけど、マスメディアは嘘しか流してないから、まだ宝が見つかる確率は高いといった意味です。
筆者もまさしくその通りだと思います。
とはいえ、何が嘘で何が本当かを一つ一つ確かめるのは至難の業です。
なので一番確実な方法は「すべて嘘かもしれない」といった前提で、情報収集することだと筆者は考えています。
例えば、総務省のホームページには、
総務省などの省庁が出している情報、新聞社などの大手メディアが出している情報、大手企業が発信している情報などは信頼性が高い情報です
ネットで正しい情報を得る方法は?|総務省
との記載があります。
ですが、厚生労働省や、テレビや新聞、巨大製薬会社がこぞって推奨していたものが、今大変な薬害を起こしていることは、みなさんご存じのことかと思います。
食べ物も、安全だと思って食べてしまった後で、それが毒だと分かってももう遅いですよね。
同じように情報収集も、いきなり「パクッ」と飲み込んでしまわずに、慎重に吟味してから取捨選択するべきだと、筆者は考えています。
⑥そもそも情報に接しない
SNSで情報収集する際に気をつけること6つ目は、そもそも情報に接しないということです。
食中毒にかかりたくなければ、食べ物を何も食べないのが最も確実な方法ですよね。
情報収集も同じで、嘘に騙されたくなければ、どんな情報にも接しないというのが、一番根本的な解決方法かと思います。
食べ物は食べなければ、死んでしまいますが、情報を遮断したところで命を失うことはありません。
筆者は定期的に、情報を遮断する期間を設けています。
詳しくはこちらに書きました↓
それでもSNSがないと生きていけない…
ここまで、SNSで情報収集する際に気を付けることをご紹介してきましたが、それでもSNSがやめられない…という場合も多いかと思います。
筆者もそうした時期があったので、その気持ちはすごくよく分かります。
そんな時におすすめなのは、SNSはパラレルワールドだと思うことです。
映画を観ている時って、手に汗握ってハラハラしますが、作り話であることは知っていますよね。
それと同じように、SNS上に流れている情報も、自分が生きている世界とは別の次元の出来事だと捉えるということです。
そうすれば、必要以上に落ち込んだり焦ったりということは少なくなることでしょう。
情報に一喜一憂することもなくなると思いますので、ぜひ試してみてください。
またSNS上の新聞社の発信を通して、日々の出来事や世界情勢などを知ることがあると思います。
そうした新聞社発の情報は、逆から読むことをおすすめします。
逆から読むってどういうこと?というのは、こちらに詳しく書きました↓
SNSや新聞以上に、気をつけた方がいいのはテレビです。
テレビは見ない方がいいどころか、見てはいけないと筆者は考えています。その理由はこちらをどうぞ↓
SNSで情報収集する際に気をつけること6つ まとめ
以上、SNSで情報収集する際に気をつけること6つをご紹介しました。
SNS上のフェイクニュースに騙されない方法は、こちらに詳しく書きました↓
SNS上ではよく、エビデンスがあるかどうかが議論になりますよね。
ですが筆者は、エビデンスがないから信用できないという考え自体がエビデンスのない考えだと考えています。
詳しくはこちら↓
SNSの情報だけでなく、子供の頃から当たり前に思っていることも、気をつけた方がいいかもしれません。
詳しくはこちらをどうぞ↓
SNSでバズっているからと言って、鵜呑みにしてしまうのも危険です。
情報収集する際には、大きな嘘にこそ要注意という事例をこちらに詳しくまとめました↓
最後までお読みいただき、ありがとうございました。