瞑想の体験談を聞きたい
瞑想するとどんな効果があるのか経験談が知りたい
そんなご希望にお応えしましょう。
筆者は20代半ばから独学で瞑想をはじめ、瞑想歴はかれこれ25年になります。
2011年から本格的にヨガの修行を開始し、これまでに講師としても約2万人の生徒さんに指導をしてきました。
そうした経験から今回は、瞑想の体験談|瞑想歴25年で得られた効果をまとめてみたと題して詳しくお伝えいたします。
瞑想の体験談|瞑想歴25年で得られた効果をまとめてみた
瞑想歴25年ともなると体験談は数えきれないほどあるのですが、主なものを挙げるとすると以下の6つになります。
①ストレスが減った
②人間関係であまり悩まなくなった
③食生活が激変した
④集中力が増した
⑤世の中の矛盾に敏感になった
⑥不必要なものを手放した
それぞれどういうことか、詳しくご紹介していきます。
①ストレスが減った
体験談1つ目は、瞑想でストレスが減ったということです。
正確には、ストレスをストレスとあまり感じなくなったと言った方がいいかもしれません。
自分が、それをストレスだと思うからストレスに感じるんだということです。
例えば、朝起きたら雨だったら、あなたはなんと感じるでしょうか?
「あぁ雨だ…いやだなあ…」と思うでしょうか? それとも「やったー!」と大喜びでしょうか?
空から降る雨には、本来はいいも悪いもありません。
それを受け取る一人一人が、いいものか悪いものかを決めているだけにすぎないんです。
瞑想を続けたことで、そういったものの捉え方を自然にするようになりました。
瞑想中に感じるかゆみも、そのすごくいい例です。
かゆみうまくやり過ごすことが、ストレスをストレスに感じないとてもよい練習になるんです。
瞑想中にかゆみをスルーする方法は、こちらに詳しく書きました↓
②人間関係であまり悩まなくなった
瞑想の体験談2つ目は、瞑想を続けたら人間関係であまり悩まなくなったというものです。
①と同じで「この人イヤだな」と思うから人間関係にストレスに感じるわけですよね。
なので、その人との関係も実は自分が作り出しているにすぎないということです。
瞑想中の皮膚のかゆみは物理的に取り除くことはできません。
ですが人間関係は、その人の前からスッと離れることが可能なので、むしろ対処しやすいなとさえ感じるようにもなりました。
人間関係をよくする瞑想のやり方は、こちらに詳しくまとめました↓
③食生活が激変した
瞑想の体験談3つ目は、食生活の変化です。
瞑想を続けると、体で感じる感覚や感情の変化などにとても敏感になっていきます。
すると不自然な食べ物(たとえば化学調味料や人工甘味料、増粘剤や保存料といった食品添加物)に、とても強い違和感を感じるようになったんです。
口の中がピリピリしたり、頭も痛くなったりします。
なので、食べないように気を付けるというよりも、そういった食べ物を自然と欲しなくなったといった方が正確かもしれません。
不自然な食べ物については、こちらでお話ししました↓
また、瞑想は空腹時にすることをおすすめします。
そうでないと途中で眠くなったり、集中できなかったりするからです。
なので、必要以上に食事を摂らないことも習慣になりました。
食後に瞑想をしない方がいい理由は、こちらをどうぞ↓
④集中力が増した
体験談4つ目は、瞑想を続けたら集中力が増しました。
瞑想はさまざまな定義や表現がされますが、その1つが何か一つの対象に意識を向け続けるというものです。
これはまさに集中力そのものですよね。
しかも①〜③までの効果で、ストレスが減って、人間関係もスムーズになって、体も頭も軽くなるので、仕事や学習、遊びにも集中力を持って取り組めるようになったと感じます。
瞑想が集中力を高める理由は、科学的にも説明が可能です。
詳しくこちらに書いたので、興味があればぜひ読んでみてください↓
⑤世の中の矛盾に敏感になった
瞑想の体験談5つ目は、世の中の矛盾に敏感になったことです。
瞑想を毎日続けていると、自然の(あるいは宇宙といってもいいかもしれませんが)大きな流れを感じることがあります。
その大いなる循環というのは、すべてが調和しバランスが取れていて、腹の底からしっくりくる感覚があるんです。
そういった体験をした上でこの世の中を見渡してみると、あまりにも不自然なことがなんと多いことか。
例を挙げたらキリがありませんが、ここ数年の感染症騒ぎなどはその最たるものだと思いませんか?
あまりにも違和感がありすぎます。
特にここ最近のメディア報道の不自然さは、むしろその中の方々が可哀想に思えるくらい支離滅裂さを感じます。
どういうこと?と思われる方は、ぜひこちらをお読みください↓
⑥不必要なものを手放した
瞑想の体験談6つ目は、不必要なものを手放したということです。
みなさんは今この文章をスマホかPCなどで読んでいると思うんですけど、そこからちょっと目をずらすと他にどんなものが周りにあるでしょうか?
机の上には何が置かれていますか?
出先であれば、他にどういった所持品がありますか?
瞑想を続けていると、自分が拡大したように感じる時があります。
つまり自分の所有物も、自分の肉体と同じようなものだなと感じたりもするのです。
お腹に贅肉がついてきたら、これはいらないなあと思いますよね。
毎日お風呂に入って、体はできるだけ清潔にしておきたいですよね。
それと同じように自分の身の回りにある物も、できるだけ過不足なく、必要なものだけ持っていたいなと思うようになったんです。
その結果筆者は、所有物をスーツケース1つだけにしてしまいました。
そうしようと思った経緯と具体的な方法は、こちらに詳しく書きました↓
いきなり全部は手放せないな…という方は、台所まわりから始めるとよいかもしれません。
筆者の体験談はこちら↓
瞑想体験は記録しておくといい
ここまで、筆者の瞑想体験談をご紹介してましたが、もう一つぜひおすすめしたいのがご自身の瞑想体験を記録しておくということです。
理由は主に以下の3つ。
①瞑想を続けるモチベーションになる
②言語化することで、自分を客観視できる
③他の人の役に立つ
どういうことか、順番に説明いたします。
①瞑想を続けるモチベーションになる
瞑想体験を記録するといい1つ目の理由は、瞑想を続けるモチベーションになるから。
例えば以下は、筆者のある日の瞑想の記録です。
20○○年○月○日の瞑想の記録
時間 7:50-8:20 30m
場所 自室のベッドの上。目覚めてその場で。
環境 曇り。寒い。
感情 体、気持ちとも穏やか。
睡眠時間
1:00-8:00 約7時間
いつもより少し早く寝た。途中で目覚めることなく、快適に眠り続けることができた。
前日の食べ物
朝:白湯
昼:ヨーグルトとはちみつ
夜:玄米、人参、ブロッコリー、里芋、キャベツ、鶏胸肉、生卵、オリーブオイル等。
瞑想 肩甲骨まわりの緊張を感じた。いつもより集中できた。
こうした瞑想の記録を毎日続けると、体調の変化やリズムなどがだんだん分かってきます。
また、ここでやめたらもったいないという心理も働き、継続のモチベーションにもつながります。
体験談とはいえ箇条書きでぜんぜん構いませんし、項目が多いなと感じれば減らしてもOK。
とにかくムリのない方法で続けるのが一番です。
②言語化することで、自分を客観視できる
瞑想の体験談を記録しておくといい2つ目の理由は、言語化することで、自分を客観視できるからです。
自分の体験や想いを言葉にしようとすると、一度頭の中で整理する必要がありますよね。
それが自分を客観視することになり、今まで見えなかった本当の気持ちにも気づきやすくなります。
つまり、記録をつけること自体が瞑想でもあるわけです。
座って目を閉じているだけが瞑想ではなく、それに前後する時間や空間、行為や考えまで含めて瞑想なんじゃないかな?とも筆者は考えるようになりました。
そんなことをこちらの動画でお話ししましたので、よかったらご覧ください↓
③他の人の役に立つ
瞑想の体験談を記録するといい理由、最後3つ目は、他の人の役に立つから。
筆者は現在ヨガ講師として活動をしていますが、ポーズ練習と同じかむしろそれ以上に、瞑想に関心を持っている方が、特にここ最近とても多いと感じています。
なので、あなたの瞑想の体験談を聞きたがっている人もきっとたくさんいることでしょう。
もしも余裕があれば、ブログやSNSに体験談を書いてみるのもおすすめします。
ええっ、こんなにたくさんの人が?とびっくりするくらい、瞑想に興味を持っている人がいることに気づくことと思います。
また、アウトプットは最強のインプットともいうように、言葉にして発信することでさらに瞑想についての理解が深まるようにも感じます。
というわけで筆者のこの体験談も、少しでも誰かの役に立てていればとてもうれしく思います。
瞑想の体験談|瞑想歴25年で得られた効果をまとめてみた まとめ
以上、瞑想の体験談|瞑想歴25年で得られた効果をまとめてみたというテーマでお伝えしました。
瞑想を続けたことでどんなメリットがあったのかを、こちらに詳しく書きました↓
瞑想に関する本をお探しでしたら、こちらをぜひ参考にしてみてください↓
瞑想を始める前から現在まで、どんな変化があったかを時系列にまとめた記事はこちらです↓
瞑想のやり方をもっと本格的に知りたい方は、こちらがお役に立てば。
筆者が25年間、瞑想について学んだすべてをまとめました↓
最後までお読みいただき、ありがとうございました。