ヘッドスタンド、難易度が高すぎる…
ヘッドスタンドができるようになる練習のやり方を、教えてほしい…
そんな悩みにお答えします。
筆者のケンは、
2010年ごろから、ヨガや身体の動きの練習を始め、
2012年からは、講師として、
これまでに約20,000人近い方々に、指導をしてきました。
ぼくもかつては、ヘッドスタンドができませんでした。
毎日練習して、
1ヶ月後にようやくできるようになりました。
ぼくが教えた生徒さんの中には、
この練習のやり方で、
3週間でできるようになった人もいました。
そこで今回は、
ヘッドスタンドができない人が、立てるようになる練習方法を、
詳しくご紹介いたします。
ヘッドスタンドができない人必見!3週間で立てた意外な練習方法
ヘッドスタンドができない状態から、どうやってできるようになったのか?
結論から言うと、
を続けることです。
首が、本当に危ないです。ケガします。
ちょっと遠回りに感じるかもしれないけど、
いきなり立とうとはせず、
まずは、足を上げ下げするだけの練習から始めた方が、
確実に、安全に、ヘッドスタンドに入れるようになります。
やり方は、まずはこちらの動画を見てください↓
ヘッドスタンドの練習方法①
ヘッドスタンドを練習する前に
まずはしっかり首を守る土台づくりから特に1度もやったことがない人は
首を痛めてしまう可能性があるのでいきなりヘッドスタンドをやろうとせず
まずはこの練習を
数週間続けてみてください経験者の方にもおすすめの方法です pic.twitter.com/ManBkRGGvS
— ケン????仕事しない (@k_ennakagawa) May 23, 2020
いかがですか?
この足上げ練習を繰り返して、
肩や腕の強度が高まれば、
ヘッドスタンドの難易度は、グーンと下がります。
実際にどうやって練習するのか、
詳しく解説していきます。
ヘッドスタンドの基本姿勢を、まずは確認
ヘッドスタンドができない人にまずやってほしいのは、
基本姿勢の確認です。
腕や肩、お尻の位置などがとても重要です。
うでの使い方
ヘッドスタンドをする時、
うでの使い方は、超重要です。
ヘッドスタンドは、実は、
頭や首ではなく、うでで体重を支えているからです。
まずは、指を組みます。
ヒジは肩幅に開いてください。
前腕を床に置いたら、しっかりと地面を押し続けます。
これで、うでの強度を高めて、
強い土台を作ります。
お尻の位置
お尻は、高く持ち上げ続けてください。
意識が緩んで、お尻が下がってきちゃうと、
全体重が頭に乗ってしまうので、難易度は上がりますし、
首をケガする原因になります。
お尻がすぐに下がってきちゃうよ…という人は、
足がうまく使えていない可能性があります。
こちらの記事が参考になれば。
肩と胸
肩は、耳から遠ざけるように、
しっかりと引き下げ続けてください。
肩が耳の方に持ち上がってきてしまうと、
肩の強度がゆるみ、首が潰れてしまいやすいです。
同時に、胸を、ひざに近づける方向に、
グイと押し続けてください。
これをやり続けるには、
ある程度、肩の可動域が必要となります。
ツラいな…と感じる人は、
肩を開くストレッチなどを日頃から、心がけるといいと思います。
いつも体に力が入っている人も、
肩が固い場合が多いです。
緊張で、肩が持ち上がってしまっていませんか?
ヘッドスタンドができるようになる「足上げ」のやり方
基本姿勢ができたら、次はいよいよ足の上げ下げ。
この動作を繰り返し練習することで、
安全なヘッドスタンドに、確実に近づいていきます。
練習方法は以下のとおり。
足を、伸ばしながら上げる
足を上げるときも、下ろすときも、
足をしっかりと伸ばし続けながら、おこなってください。
足がだらんとしてしまうと、
ヘッドスタンドに必要な、体幹の強化になりません。
体幹がしっかりと育まれると、
バカーサナのような、難易度の高いアームバランス系のポーズも、
とてもとりやすくなります。
腰はそのまま
足を上げた時、
腰が左右に動いたり、開かないようにしてください。
足と胴体をつなぐ、
腸腰筋という筋肉をしっかり伸ばすためです。
この筋肉が柔軟性を持つと、
ヘッドスタンドでまっすぐに立つことができるようになります。
逆に腸腰筋が、硬く縮んでいると、
足の付け根がまっすぐにならず、
くの字のヘッドスタンドになってしまいます。
姿勢はキープしたまま
前の項で確認した姿勢は、ずっとそのままキープしたまま、
足を上げ下げしてください。
特に大切なのは、
・前腕で床を押し続けること
・肩は引き下げ続けること
・胸をヒザの方へ押し続けること
です。
必要であれば、もう一度動画で確認してみてくださいね。
足の上げ下げで、どうしてヘッドスタンドができるようになるの?
以上が、ヘッドスタンドができない人におすすめしたい、
足の上げ下げの練習方法でした。
え!?
と思われるかもしれませんね。
だけど、まずはこの練習をおすすめするのには、
深いワケがあるんです。
首を守る
ヘッドスタンドができない人が、
いきなり立とうとすると、90%の確率で首を痛めます。
姿勢が崩れていたり、強度が育まれていないと、
体重がモロに首に乗ってしまうからです。
強度がないまま、焦ってヘッドスタンドで立とうとして、
首を痛めてしまった人を、
これまでに、たくさん見てきました。
早くヘッドスタンドができるようになりたい!
という気持ちはとてもよく分かります。
ぼくも、
難易度の高いポーズを、
カッコよくできるようになりたいなあ…と、
思っていた時期がありました。
ですが、
首をケガして、練習ができなくなったら、
かえって、ヘッドスタンドは遠ざかってしまいます。
そのためにもまずは、
安全に練習を続けられる、ということを第一に考えてほしいんです。
執着を手放すのも、練習のうちです。
おすすめ 瞑想を習慣にするために必要なノウハウとコツ、すべてお伝えします【瞑想の教科書】
うで・肩の強度を育む
先ほど、首を守りましょうと書きましたが、
うでと肩の強度を育むことで、首がしっかり守れるようになります。
ヘッドスタンドとは言いますが、
頭にはほとんど体重は乗らない、と考えてください。
身体を支えるのは、うでと肩です。
アーム&ショルダースタンドといった方がいいかもしれないですね。
うでがプルプルしてきたり、背中が丸まってきちゃうと言う人は、
足を伸ばそうと、必死になっているのかもしれません。
こちらを参考にしてみてください。
肩を開く
足上げ練習が、ヘッドスタンドができない人におすすめな理由、最後3つ目は、
ことができるから。
ヘッドスタンドで立つには、
全身がまっすぐになる必要があります。
肩の可動域が狭いと、
身体が「くの字」になってしまい、立つのが非常に難しいです。
胸をヒザの方に押し続けることが、
肩を開くのにとてもよい動きになります。
胸をうしろに押す動きがムズカシイ…という人は、
こちらの記事が参考になると思います。
>>【解決】ダウンドッグで肩甲骨が開かない→うでの使い方が違ってます
ヘッドスタンドができない人でも3週間で立てる たった1つのやり方 まとめ
以上、
ヘッドスタンドができない人が確実に立つための、練習のやり方
をご紹介しました。
ヘッドスタンドの練習に、焦りは禁物です。
焦らず、地道に練習を続けることで、
ヘッドスタンドは、必ず、安全に立てるようになります。
文字だけでは、分かりにくいな…
直接、教えてほしい…
という方は、ぜひクラスやイベントにお越しください↓
また、ポーズの練習は、単なる運動ではなく、
動きに意識を向ける「瞑想の練習」でもあります。
ケンは瞑想も教えてます。
瞑想について詳しく知りたい、という方はぜひこちらを。
ぼくが10年間、瞑想を続けてきたノウハウや体験をすべて書きました。
壁なしでヘッドスタンドが立てるようになる方法は、こちらに詳しく書きました↓
記事が参考になればうれしいです。