サントリー不買運動はなぜ起きたの?
株価が急落したみたいだけど、不買運動には他にどんな効果があるの?
そんな疑問にお答えしましょう。
サントリー不買運動はなぜ起きた?株価急落の理由と驚きの効果
サントリー不買運動がTwitter(現X)を中心に広がっていますが、それはなぜなのか?
理由を簡単に言うと、同社社長が「マイナンバーカード普及のために健康保険証や国民皆保険は廃止すべき。政府は納期を守れ」といった趣旨の発言をしたからです。
発言した際の会見の様子はこちら↓
これですね。
— いらっしゃいませ (@dorami13579) August 4, 2023
#保険証廃止はありえない
#サントリー不買運動 https://t.co/NPYNWQqw4e pic.twitter.com/xS4NgHEmfe
こうした動画がTwitterなどに投稿され、#サントリー不買運動 というハッシュタグと共に一気に拡散されたという次第です。
株価急落
サントリー食品インターナショナルの株価情報|みんかぶ
不買運動の効果はすさまじく、すぐにサントリー社の株価に現れました。
動画が拡散され始めたのは2023年8月4日ごろだったようですが、その数日後から株価が急激に下落をしているのが分かります。
サントリーの新浪社長は他にも、ジャニーズ問題への言及、パワハラやセクハラなどが告発されており、それを理由に不買運動がますます広がっているようです。
2023年以前にも不買運動が起こった
なぜサントリー不買運動が起きたのかは上で説明した通りですが、実は2023年以前にも、同社に対して不買運動が起きていたのをご存知でしょうか?
2022年5月末ごろに、東京新聞やしんぶん赤旗などで、以下のような報道がされました。
安倍晋三元首相の後援会が「桜を見る会」前日に主催した夕食会で、サントリーホールディングスが2017〜19年、計400本近い酒類を無償で提供していたことが分かった。「違法な企業献金に当たる可能性がある」との指摘が出ている
「桜を見る会」夕食会にサントリーが3年間、酒を無償提供 識者「違法な寄付の可能性」|東京新聞
こうした情報が、これもTwitterなどを中心にネット上で拡散され、サントリーの不買運動につながりました。
この時も効果は株価に顕著に現れ、300円ほど(今回2023年時と同じくらい)値を下げています。
テレビや新聞は不買運動を報じない
サントリー不買運動がなぜここまで広がったのかというと、こうした情報をほとんどの主要メディアが一切報じていないことも理由としてあるようです。
実際に保険証廃止の発言も、桜を見る会への無償提供も、話題になっているのはネットだけ。
テレビや新聞などでは、まったく報道されていないみたいなんですよね。
筆者もつい先日、父にサントリー社長の発言や、不買運動について尋ねてみたら「初めて聞いた」と言っていました。
テレビや新聞が報じられないのは、当然と言えば当然なんですよね。
サントリーといったら、大大大大スポンサー様ですからね。
企業の不利益となることを報道でもしたら「じゃあいいよ。広告全部引き上げますから」などと言われかねません。
サントリーのような大企業のCMがなくなれば、今のテレビ局はすぐに息の根が止まるだろうとも言われていますので、口が裂けても報道できないのでしょう。
サントリー製品の不買運動をした方がいいのか?
ここまで、サントリー不買運動がなぜ起こったのか?詳しい原因やどんな効果があったのかをご紹介してきました。
だからといって、多くの人に「不買運動をしましょう」と推奨するつもりはありません。
というのも、今回はたまたまサントリーが注目されていますが、大なり小なり、多かれ少なかれ、どんな企業にも業界にも、こうした闇の部分はあるだろうからです。
例えば日本にも、軍需産業と呼ばれる企業がたくさんあります。
下のリストはほんの一部ですが、こうした軍需企業の製品やサービスを利用することは、間接的に戦争支援したり、資金提供をしていることになります↓
Wikipedia 軍需企業の一覧
何も買えない…
それらを理由に、該当する企業すべてに不買運動を起こしていたら、何も買えず、どこにも行けないですよね。
完全に自給自足で生きていくしかありません。
自分で食べ物を育てるにしても、農具や工具はどこかしらで買う必要があるでしょう。
調理をするのにも、電力会社やガス会社にお金を支払わざるを得ません。
税金は政府に払いますが、それこそ、こうしたおかしなシステムの中枢に資金を流すことだとも言えますからね。
筆者は、積極的にサントリーの商品を買うことはなくなりました。
ですが他の大手食品メーカーの食べ物は食べますし、Macでこのブログを書き、Googleで調べ物をし、通信会社の電波でそれを送受信しています。
サントリーの不買運動をするのであれば、それらの企業の商品も同様に買ってはいけないことになります。
でもそれだと、何も食べず、何も活動せず、一日中寝ているしかありません。
よって人それぞれ、生活に支障のない範囲で、線引きをすればいいのではないかと考えます。
サントリーが悪いわけではない
今回の件では、サントリーという企業が不買運動の対象になっていますが、企業そのものが何かをしたというわけではないと筆者は考えています。
というのも、グローバリストである人物が、現在たまたまサントリーという会社の社長をやっているだけだと思うからです。
ただ社長個人に訴えかけても、国民の意思はなかなか通じないとも思うので、氏が代表を務めるサントリーの製品を買わないことで、国民の怒りを形にしようとしているのでしょう。
サントリーの社長がどういった人物であるかは、その経歴を見れば歴然です。
世界経済フォーラム2012議長
ダボス会議12年間出席
世界経済フォーラム(WEF)とダボス会議というのは、いわゆるDS(ディープステート)と呼ばれる人たちが、これから世界をどう支配していくかの方針を、確認し合う集まりのように言われています。
東京オリンピック・パラリンピック招致推進PT委員長
東京オリンピック・パラリンピック2020委員会委員長
2021年に行われた東京五輪を舞台にした汚職は、オリンピック史上最大だったと一説には言われています。
農業改革委員会委員長
内閣官房産業力会議議員
内閣府税制調査会特別委員
内閣府経済財政諮問会議議員
経済同友会代表幹事
そんな人物が、日本の政治と密接に関わり、経済界のトップでもあるわけです。
これだけでも、世界規模のさまざまな利権構造が分かりやすく浮かび上がってくると思います。
今や(数百年、数千年前からとも言えますが)お金の力が、国家すら動かせてしまうわけです。
サントリー不買運動の今後
このように、サントリーの不買運動がなぜ起こったのか、その理由や裏側について詳しく考察してみましたが、今後どういった展開になるのでしょうか?
筆者が思うに、不買運動どうこう以前に「おかしいなと思った企業のものは買わない」という行動は、もはや当たり前になっていくように感じます。
実際のところ「本当は買いたくないけど、家計が苦しいという理由で、仕方なく安い方を買っている」というのが本音ではありませんか?
世の中の仕組み自体が変わる
さらに言うと、政府よりも力を持ってしまったこの変な世の中の仕組み自体が、すでに破綻を迎えたとも考えています。
世界の基軸通貨であるアメリカドルは、近いうちに紙屑になると言われていますので、それらの上に成り立っていたあらゆる商業システムは、その崩壊と共にリセットされるだろうからです。
なので、あえて不買運動といったムーブメントを起こすまでもなく、道理に反する人物や企業は、自然淘汰されていくように思うんです。
今は、1000年に一度規模の時代の転換点にあると感じています。
2023年時点、日本や世界中であり得ないような出来事が、信じられないくらい立て続けに起きていますが、それらは大転換時に起きる摩擦の結果だと思います。
しばらくはそうした激動が続くと思いますが、それを乗り切れば、自分の意志で生きることのできる、素晴らしい世の中になると確信しています。
心から納得したものを買い、本当に食べたいものだけを食べる。
そんな予行練習として、今から「いいなと思ったものだけを買う」ということを、してみてもいいかもしれません。
やりたくないことは一切やらないと決めたら、人生が大きく変わった体験を、こちらに詳しく書きました↓
あと「これはいい。これはイヤだ」という意思表示も、きちんとする方がいいですよ。
理由はこちら↓
サントリー不買運動はなぜ起きた?株価急落の理由と驚きの効果 まとめ
以上、サントリー不買運動はなぜ起きた?株価急落の理由と驚きの効果というテーマで解説をしました。
筆者はマイナンバーカードを作っていませんし、今後も作るつもりはありません。
その理由をこちらに詳しく書きました↓
明治の製品に対しても不買運動が起きているようです。
詳しくはこちらにまとめました↓
日清食品の不買運動に関しては、こちら↓
テレビは10年以上前に捨てました。テレビは見ない方がいいどころか、見るべきではないと考えています。その理由はこちらをどうぞ↓
新聞に書かれていることも、事実とは逆だと思った方がいいです。
マスコミの報道に翻弄されないための、新聞の読み方はこちらをどうぞ↓
ジャニーズ所属タレントをCMに起用するか否かも、不買運動に関連した出来事かと思います。
ジャニーズ問題に関しては、こちらに詳しく書きました↓
サントリーと桜を見る会については、こちらの動画で詳しくお話ししました↓
サントリーに限らず、スーパーに並ぶあらゆる加工食品がどのように作られているかをご存知ですか?
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。