おすすめの瞑想本が知りたい
瞑想を独学したいんだけど、どんな本を読めばいいの?
そんな疑問にお答えします。
筆者は、20代半ばから独学で瞑想をはじめ、瞑想歴はかれこれ25年くらいになります。
2012年からは講師としても活動し、これまでに約20,000人の方に、指導もしてきました。
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筆者が独学で瞑想を始めた時、その情報源は、やはり本が中心でした。
また、筆者は30歳になったころに突然うつと診断され、人に会うのがかなり大変でした。
その時も、本からさまざまなことを学ぶのは、当時の筆者にとってはとても有効な方法でした。
そこで今回は、瞑想を独学したい人におすすめの本。ヨガ講師厳選の必読8冊と題して、筆者が瞑想を続けるにあたってとても役に立った本を、ご紹介したいと思います。
瞑想を独学したい人におすすめの本。ヨガ講師厳選の必読8冊
早速ですが、筆者がおすすめする瞑想の本は、以下の通りです↓
① しなやかな心と体をつくる 1分瞑想:大内雅弘
② インテグラル・ヨーガ (パタンジャリのヨーガ・スートラ):スワミ・サッチダーナンダ
③ 既知からの自由:J・クリシュナムルティ
④ 気の発見:五木寛之×望月勇
⑤ いのちのヨーガ:望月勇
⑥ ウパニシャッド:辻直四郎
⑦ 瞑想の教科書:キラーケン
⑧ 超はじめてのマインドフルネス:キラーケン
それぞれどういった点がおすすめなのか、詳しく解説していきます。
おすすめ 瞑想を習慣にするために必要なノウハウとコツ、すべてお伝えします【瞑想の教科書】
①しなやかな心と体をつくる 1分瞑想:大内雅弘
おすすめの瞑想本の1冊目は、しなやかな心と体をつくる 1分瞑想|大内雅弘著です。
著者の大内雅弘さんはタオゼンという団体を主宰されている方で、瞑想や太極拳、気功などを35年以上教えてこられています。
以前、タオゼンのスタジオが表参道にあった時、大内さんの元で瞑想の勉強や練習をしていました。
軸のある生き方というのは、堅い軸が通っているのではなく、しなやかな柔軟性があり、たとえどうなってもそこに軸が感じられるというものです。
「なんちゃって瞑想」で良いのです。
むしろ、どこまでいっても「なんちゃって」のほうが良いと僕は考えています
しなやかな心と体をつくる 1分瞑想の中に書かれているこの言葉は、私の瞑想に対する考え方のベースにもなっています。
瞑想は、肩肘張らずに気軽に行なえばいいんだと、楽な気持ちになれる、おすすめの本です。
②インテグラル・ヨーガ (パタンジャリのヨーガ・スートラ):スワミ・サッチダーナンダ
瞑想の本、2冊目のおすすめは、インテグラル・ヨーガ(パタン砂利のヨーガ・スートラ)|スワミ・サッチダーナンダ著です。
瞑想やヨガの、考え方や概念を知りたいのであれば、真っ先にこの本があげられます。
おそらく日本のみならず、世界中のヨガや瞑想の指導者は、この本には必ず目を通しているであろう、というほどの本です。
ヨーガとは心の働きの止滅(ニローダ)である
Wikipedia ヨーガ・スートラ
という定義から始まり、以降はそれを実現するための方法が細かく説明されています。
身近な例を用いながら丁寧に解説されているので、瞑想とは?ヨガとは?ということがとても理解しやすいと思います。
瞑想やヨガについての一次情報に触れたい方に、とてもおすすめの本です。
③既知からの自由:J・クリシュナムルティ
おすすめの瞑想本3冊目は、既知からの自由|J・クリシュナムルティ著です。
インドの思想家によって書かれた本。
人生とは何か? 生きるとは何か?ということについて、述べられています。
「私は変わりたい、その方法を教えてくれ」という人は、非常に熱心で真剣であるように見えます。しかし、実際はそうではない。
彼は自分の中に秩序をもたらしてくれそうな権威を欲しがっているのです。
抽象的な恐怖というものは存在しません。
あなたは自分自身の恐怖を知っていますか?
この本には、具体的な瞑想法などは書かれていませんが、瞑想を通して何が得られるのか?といったことが理解できるかと思います。
哲学書として、とても素晴らしくおすすめできる本です。
④気の発見:五木寛之×望月勇
瞑想本のおすすめ、4冊目は、気の発見|五木寛之×望月勇著です。
作家の五木寛之氏と、ロンドンを拠点に活動をしている気功家の望月勇先生の対談本。
私は瞑想の練習を続けていくうちに、だんだんと「気」というものの存在に興味を持ち始めたんですが、望月先生の気の解釈は、とてもしっくりくるものでした。
気の流れを意識すると、瞑想のやり方や質も変わってきます。
気を意識した瞑想をしてみたいという人に、おすすめの本です。
⑤いのちのヨーガ:望月勇
おすすめの瞑想本5冊目は、いのちのヨーガ|望月勇著です。
望月先生は他に何冊も本を出されていて、この「いのちのヨーガ」には、具体的な瞑想やヨガの練習方法が解説されています。
イラスト付きで、どんな人にでもできるように、分かりやすく書かれているので、これから瞑想やヨガの練習を始めたいという方に、特におすすめの本です。
⑥ウパニシャッド:辻直四郎
おすすめの瞑想本の6冊目は、ウパニシャッド|辻直四郎著です。
ウパニシャッドというのは、古代インドで書かれた、たくさんの哲学書の総称です。
ウパニシャッドで扱っているテーマを、一言で言うとしたら、
梵我一如(大きな宇宙=小さな私)
という、考え方といえるでしょう。
その境地はまさに、瞑想の先に見える景色と言えるのではないかと思います。
この辻直四郎さんによる解説本は、とても複雑で難解なウパニシャッドの概要が、とても分かりやすく、かつ読みやすく書かれているので、とてもおすすめです。
⑦瞑想の教科書|始め方&続け方 完全ガイド:キラーケン
そうそうたる著者の方々と肩を並べるのはとても気が引けるのですが、私が書いた本も紹介させてください。
瞑想を始めてみたけど、いつも三日坊主で終わっちゃう…そんな悩みはありませんか?
筆者も瞑想を始めたころは、その繰り返しでした。
瞑想を長く続けるには、いくつかコツがあるんです。
私が20代半ばから瞑想の練習を続けてこられた方法とコツを、この瞑想の教科書にすべてまとめました。
デジタルマガジンですので、最新の情報があれば、随時追加されていきます。
ぜひご一読ください。
⑧超はじめてのマインドフルネス 仕事も家庭も人生も、驚くほど楽になる気づきを深める瞑想トレーニング:キラーケン
もう一冊、拙著を紹介させていただきます。
悩みやストレスに振り回されてはいませんか?
マインドフルネスとは、意図的に、今この瞬間に、評価や判断をせず注意を払うことのように言われています。
そしてその練習手段として、瞑想が特に有効とされているんです。
マインドフルネス瞑想は、
「気づき」や「ありのままの注意」を重視する「洞察瞑想」
ともいわれる、自分や周りのできごとを客観視する瞑想方法です。
マインドフルネスとは一体なんなのか?どうやって実践すればいいのか?などを、難しい用語などを使わずに解説したのが本書です。
いつも何かしらのストレスを抱えている…
時間に追われて、毎日をじっくり味わえている感じがしない…
という方にはきっと参考になると思いますので、興味があればぜひ読んでみてください。
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番外編:瞑想を耳から学ぶ方法
ここまで、ヨガ講師がおすすめする瞑想本をお伝えしてきましたが、番外編として、瞑想を耳から学ぶ方法についてもご紹介いたします。
瞑想の本は堅苦しいから、文字で読むだけではよく分からない…という人に特におすすめです。
❶ amazonの音声配信サービス オーディブル (Audible)
Audibleをおすすめしたい理由は、瞑想の本がオーディオブックとして聞けるのはもちろんですが、瞑想の音声誘導ガイドがとても充実しているからです。
これから瞑想を始めようという場合、文字だけじゃなく、声の誘導はとても助けになります。
自己流になることなく、基本をしっかり押さえたい人にはすごくおすすめです。
❷ 瞑想誘導ガイド
私ケンも、瞑想音声ガイドを制作しております。
瞑想時の座り方や意識の動かし方、瞑想の終わり方など、細かく丁寧に誘導している音声です。
下のリンクから聞くことができますので、ぜひお役立てください。
●ボディスキャン瞑想(10分間)
●音に意識を向ける瞑想(10分間)
●呼吸に意識を向ける瞑想(10分間)
❸ ケンのYouTube
宣伝ばかりになって大変申し訳ないのですが…YouTubeでも、瞑想やヨガ哲学、おかしな世の中などについていろいろ話しております↓
チャンネル登録もしていただけますと、大変うれしいです。
瞑想をさらに深く学ぶには
以上が、筆者がおすすめする瞑想本や耳で瞑想を学ぶ方法でしたが、
瞑想についてもっと深く学んでみたい!という方は、ぜひ瞑想のクラスやワークショップ、瞑想会などに参加してみることをおすすめします。
瞑想は、体感とよく言われます。
瞑想とはこういうものというのは、なかなか言葉では説明が難しいからです。
わたくしケンは、現在は都心を離れて、埼玉県の緑に囲まれた環境でクラスを教えています。
瞑想の細かなニュアンスや、一人ひとりに合ったやり方を、お伝えしていますので興味があればぜひご参加ください。
リンクはキラーケンのプロフィールからどうぞ。
また最後にもう一度、今回おすすめした本のリンクを載せておきます。
① しなやかな心と体をつくる 1分瞑想:大内雅弘
② インテグラル・ヨーガ (パタンジャリのヨーガ・スートラ):スワミ・サッチダーナンダ
③ 既知からの自由:J・クリシュナムルティ
④ 気の発見:五木寛之×望月勇
⑤ いのちのヨーガ:望月勇
⑥ ウパニシャッド:辻直四郎
⑦ 瞑想の教科書:キラーケン
⑧ 超はじめてのマインドフルネス:キラーケン
瞑想を独学したい人におすすめの本。ヨガ講師厳選の必読8冊 まとめ
以上、瞑想を独学したい人におすすめの本。ヨガ講師厳選の必読8冊というテーマで解説をしました。
瞑想を始めたけど、いつも三日坊主になっちゃう…という方はこちらの記事をどうぞ↓
筆者がこれまで瞑想を続けてきて、感じた変化をこちらに詳しく書きました↓
ちなみに筆者は、所有物をスーツケース1つにしました。
持ち物を手放そうと思った経緯や具体的な方法は、こちらをどうぞ↓
最後までお読みいただき、ありがとうございました。