歯列矯正の顔の変化が分かる写真が見たい
フェイスラインは歯列矯正でそのくらい変わるの？
そんな悩みや疑問にお応えしましょう。
筆者は現在、歯列矯正中で、約１年が経過したところです。
上下とも表側のワイヤー矯正です。
歯列矯正前は、フェイスラインがすごく気になっていたのですが、１年経ってかなり変化がありました。
そこで今回は、歯列矯正の顔の変化を写真で検証。フェイスラインがこんなに変わったと題して、筆者の顔がどのくらい変化したのかをご紹介したいと思います。
歯列矯正の顔の変化を写真で検証。フェイスラインがこんなに変わった
歯列矯正でどのくらい顔が変化したか？写真を使って説明したいと思います。
まずはこちら。左が歯列矯正前、右が歯列矯正１年後の横顔です。
矯正前は下あごの輪郭がぼやけていましたが、一年後にはかなりシャープなフェイスラインになったと思いませんか？
実は筆者は、歯列矯正前は噛み合わせがかなりズレていたため、下顎が２、３ミリ奥に下がってしまっていたんです。
歯列矯正で噛み合わせが本来の位置に戻ってきたことで、下顎の位置も正しくなり、顔の変化にも大きく影響したようです。
下顎のラインがぼやけていた理由
顔の変化の中でも、特に下顎のラインが大きく変わったように感じています。
歯列矯正前、筆者の下顎のラインがぼやけていたのは、先にも書いたように、下顎が奥に２、３ミリ引っ込んでいたからでした。
その原因は、歯を抜いたり削ったりして、歯並びの悪いところだけをキレイにする、クイック矯正によるもの。
筆者は今から20年くらい前に、上の写真のような人工の差し歯をはめ、前歯の歯並びをキレイにしました。
ですが、差し歯と下の歯がぶつかるようになってしまったため、上の写真の◯のように、下の犬歯を削ってしまったんです。
その結果、歯と歯の引っ掛かりがなくなり、下あごがズルズルと奥に下がってしまったようなんです。
犬歯を削ると下顎が下がってしまう理由は、こちらに詳しく書きました↓
そのため、下あごと首との距離が近づいてしまいフェイスラインがぼやけるという、顔の変化が起こったわけです。
出っ歯も引っ込んだ
顔の変化でもう一つ大きかったのが、出っ歯の変化です。
写真は、上が歯列矯正前、下が歯列矯正１年後の上の前歯の様子。
歯列矯正前は、上の前歯がかなり前に飛び出していたのですが、１年でここまで引っ込みました。
出っ歯がどのように解消されていったかは、こちらに詳しく書きました↓
Eラインは変わったか？
歯列矯正前と一年後の顔の変化と、その理由を検証してみました。
それらを踏まえてもう一度、Eラインを検証してみましょう。
左が歯列矯正前、右が歯列矯正１年経過時の写真です。
ぱっと見、Eライン自体には大きな変化はないように見えますが、下顎が少し前に出て、鼻下もややすっきりして、顔全体のバランスがシャープになったように感じます。
また、目の周りや頬のあたりも、たるみや緊張がなくなり、すっきりしているようにも思います。
↓ここから追記
歯列矯正後の顔の変化
筆者は歯列矯正開始から２年３ヶ月後に、ワイヤーを外すことができました。
ここまでは、歯列矯正１年経過時の顔の変化をご紹介してきましたが、せっかくなので、歯列矯正後に顔がどう変化したかが分かる写真も、ここでご紹介できればと思います。
左が歯列矯正前、右が歯列矯正終了後（２年３ヶ月経過）の横顔です。
歯列矯正前、筆者の歯列は左右の幅がとても狭かったそうなんです。
なので、矯正治療では歯列を広げることからまずは行っていたようでした。
その結果、矯正後には歯列が十分に広がり、下顎の輪郭がしっかりとしたので、フェイスラインもくっきりした印象になったように思います。
歯列を広げるとは？
歯列を広げるってどういうこと？と思われる方もいるかもしれませんので、これも写真を使ってご説明しましょう。
この写真は、上が歯列矯正前の下の歯列、下が歯列矯正１年後の下の歯列です。
ご覧の通り、歯列矯正前と後を比べると、左右の幅がかなり広がっているのが分かるでしょうか？
また矯正前はかなり歯列のカーブが尖ったＶ字型をしていましたが、矯正後はゆるやかなＵ字型になっています。
追記終わり
歯列矯正より手軽に顔の変化を手に入れたい？
ここまで、歯列矯正の顔の変化を、写真を用いて検証してきました。
とはいえ、歯列矯正は時間がかかりすぎるから、もっと簡単な方法はないかなと思っていませんか？
筆者自身も、２年も３年もワイヤーをつけなきゃいけないのはしんどいな…と思っていたので、その気持ちはすごくよく分かります。
ですが、手っ取り早い方法は絶対におすすめしません。
なぜなら筆者は、あっという間に歯並びがきれいになる方法をした結果、体調を崩してしまい、長期間かなり大変な日々を過ごしたからです。
前にも書いたとおり筆者はかなりの出っ歯で、しかもガタガタで、それがすごくコンプレックスでした。
そこで、今でいうセラミック矯正という手法で、前歯３本だけきれいにしてもらったんです。
顔の変化にはすごく満足しました。
だけどそれは、表面的なものでしかありませんでした。
前歯の一部分だけを治したことで噛み合わせがズレ、また健康な歯を抜いたり削ったりもしたので、体調にもいろいろ影響が起きたようでした。
その結果、その後約10年間、原因不明の体調不良に悩まされ続けてしまったんです。
その時のことは、こちらに詳しく書きました↓
表面的に、美しい歯並びや顔の変化を手に入れることはもちろん可能かもしれません。
ですが、いま歯並びや噛み合わせが悪いのには、必ず理由があるわけです。
原因はそのままにして見た目だけきれいにしても、別の形で必ず歪みは現れます。
変化には時間がかかる
顔の変化に限らず、何かが変わるのにはそれなりの時間が必ず必要です。
四季の移り変わりとか、語学の勉強とかもそうですよね。
朝起きたら急に変化していた、なんてことはまずあり得ないわけです。
なので、たった１日で劇的に変化！というような謳い文句には、ぜひ気をつけてください。
お金を失うくらいだったらいいですが、あなたの健康や人生を取り戻すのはけっこう大変です。
歯列矯正したいけど、お金や時間のことを考えると、どこですればいいか決められない…という方は、こちらが参考になれば↓
歯列矯正の顔の変化を写真で検証。フェイスラインがこんなに変わった まとめ
以上、歯列矯正の顔の変化を写真で検証。フェイスラインがこんなに変わったというテーマで解説をしてみました。
歯医者さんで顔の歪みを検査してもらった時の様子を、こちらに詳しく書きました↓
歯並びも体重もなんとかしたい…という方は、ぜひこちらをお読みください↓
顔の歪みが気になっている方は、こちら↓
歯列矯正したいけど、装置をつけるのは恥ずかしいな…という方はこちらをどうぞ↓
歯列矯正１年後の顔の変化は、動画でもご覧いただけます↓
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
