【ポーランドとのアート交流】坂光敏がヴロツワフで個展開催【芸術祭】

ポーランド

ポーランドで活躍する日本人アート作家っているの?
ポーランドと日本のアート交流について知りたい

そんな疑問はありませんか?

この記事では、

ポーランドと日本のアート交流
ヴロツワフで開催された、アート作家・坂光敏の個展の様子

などについて、詳しく解説します。

筆者のケンは、
本業は、ヨガや瞑想などを教えながら、
スーツケース1つで暮らしています。

生活や旅の様子は、TwitterやYouTubeで発信しています。

キラーケン 修行の旅
所有物をスーツケース1つだけにしました。 本職はヨガ講師。 年々おかしさが増していくこの日本で生きていくのがちょっとしんどく(バカらしく)なってしまい、長年暮らした東京の自宅を引き払い、海外放浪の旅を始めたのが2020年3月。 最初の訪問先はタイでしたが、滞在中に感染症騒ぎが大きくなり飛行機が次々欠航。首都閉鎖前日にか...

【ポーランドとのアート交流】坂光敏がヴロツワフで個展開催【芸術祭】

この度、友人のアート作家が、
ポーランド・ヴロツワフで個展を開くことになり、
その手伝いで、現地へ同行しました。

ポーランド・ヴロツワフで個展を開催したアート作家坂光敏 といいます。

2〜4週間、壁に絵を描き続け、
その様子を生配信する、
ライブ・ドローイングというアート活動を中心に、
創作を続けています。

プロフィールや作品はこちら。

Artists 坂 光敏 BURN, Mitsutoshi
アートトレイスギャラリーのホームページです。アートトレイスギャラリーは作家が共同で運営する東京両国を拠点とするアートスペースです。
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Mitsutoshi Burn
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日本人アート作家が、ポーランドで個展を開く

坂光敏(いつも、ばんくんと読んでるので、以下ばんくん)が招待されたのは、
2016年ドローイング・トリエンナーレという芸術祭。

そのイベントは、
ポーランド第4の都市ヴロツワフで開催され、
世界各国から選抜された、
アート作家が参加していました。

個展は、
Burn Mitsutoshi Drawing “Drawing Monster in Poland”
と銘打たれ、
2016年1月15日から2月4日までの約21日間開催されました。

その時の個展の詳細はこちら。

Mitsutoshi Burn w galerii BOSA (Think Tank lab Triennale)
Wybrałyśmy się z JaponiaBliżej do nowej galerii sztuki współczesnej we Wrocławiu BOSA. Naturalnie dlatego, że dzieje się tam coś japońskiego 🙂 W ramach Think T...

会場設営から個展終了後の撤去作業までを、
ひとつのアート作品として捉え、
すべての過程を生配信していました。

YouTubeで、
すべての動画を視聴することができます↓

YouTube再生リスト
Burn Mitsutoshi Live Drawing “Drawing Monster”

坂光敏のアート展が、ポーランドの地で開幕

2016年1月15日(金)

この日、坂光敏ライブドローイング in ポーランドが、
オープニングを迎えました。

アートに限らず、
文化や習慣、言葉も違う地で、
設営や準備を進めるのは、なかなかハードなものでした。

いやーだけど、
なんとかなるんですね。

必要な時に必要なヘルプがあったり、
普段では想像もつかないような解決策が思いついたり、
すべては、なるべきようになるようです。

場所は、BOSA Galleryという、ヴロツワフ市内のアートギャラリー。

オープニングレセプションは、19時の開始。

少し前から、
続々と来場者の方々が集まりはじめ、
ギャラリー内はあっという間に、
たくさんの人で賑わいました。

今回のトリエンナーレを主催している、アートアカデミーのダニエラちゃん。

アートギャラリーを運営しているサビーナちゃん。

そしてばんくんが、一人ずつ挨拶をしていきます。

アートアカデミーに留学で来ている、
あみかちゃんもお手伝いしてくれました。

通訳は、
日本語・ポーランド語ペラペラのユリアちゃん(彼女もアート専攻)が、
買って出てくれた。

マジ助かった、ふたりとも~。

オープニングセレモニーの後、
ばんくんがおもむろに筆を持ち、
壁に絵を描きはじめました。

それを、興味深く見つめる人たち。

本人に直接質問をし、
アート談義をする人も多数。

ポーランドと日本のアート交流

ばんくんは、
2016年に開催したこの個展をきっかけに、

ポーランドと日本のアート交流を、
今なお脈々と続けています。

翌2017年には、Double Line という、
ポーランドと日本の複数のアート作家による交換展示に、
発展しました。

Double Line – Drawing Show and Workshop – in Tokyo / ART TRACE GALLERY
アートトレイスギャラリーのホームページです。アートトレイスギャラリーは作家が共同で運営する東京両国を拠点とするアートスペースです。

2018年には、Limited Vision として開催され、
日本3カ所、ポーランド2カ所で開かれるなど、
規模も拡大しました。

ポーランド日本交換展 -Limited Vision- / ART TRACE GALLERY
アートトレイスギャラリーのホームページです。アートトレイスギャラリーは作家が共同で運営する東京両国を拠点とするアートスペースです。

2016年から、
年に一度のペースでアート交流が続いており、
今後も定期的に継続すると思われます。

日本のアートに対する、ポーランドの反応

結論から言うと、
ポーランドの人たちは、
アートに関する関心がけっこう高いのではないか、
と、現地で過ごしてみて感じました。

人々の生活の中に、
アートの存在が根付いているように、
強く感じたからです。

その代表的な例として、
ストリートアートが挙げられます。

いわゆる、壁の落書きです。

上の写真のように、
ポーランド・ヴロツワフの街を歩くと、
いたるところで、こうしたストリートアートを目にします。

おそらく、
長く続いた共産主義時代の抑圧が、
アートという形で、
表出されてたのではないかと思います↓

ポーランドはストリートアートが多い。ヴロツワフで見かけたグラフィティ
ポーランドのストリートアートについて知りたいですか?この記事ではポーランド第4の都市ヴロツワフに約2ヶ月間滞在中、街中で見かけたたくさんの落書きやグラフィティを写真とともにご紹介しています。ポーランドのストリートアートに興味がある方必見です

また、
ポーランドの方たちは、
日本に対して、とてもよい感情を持っています。

1900年代初頭、ロシア・シベリアに拘留されていたポーランドの人たちを、日本赤十字が救済したり、

第二次世界大戦中、ポーランドの強制収容所で迫害を受けていた多くの人々を、杉原千畝という外交官が救ったり、

そうしたことが要因とも、
言われています。

近年では日本の文化、
特にアニメは、
ポーランドの若者を中心に、
とても親しまれています。

ポーランドの街には、
日本食レストランも多く、人気です↓

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そんな背景もあり、
今回、日本人アート作家の個展ということで、
たくさんの人が訪れたんじゃないかと感じました。

【ポーランドとのアート交流】坂光敏がヴロツワフで個展開催【芸術祭】まとめ

以上、
【ポーランドとのアート交流】坂光敏がヴロツワフで個展開催【芸術祭】
というテーマで解説をしました。

日本国内でも、
ポーランドのアート作品や、映画などを、
目にすることも多くなってきました。

ポーランドと日本のアート交流に、
今後も注目です。

この時、ぼくはAirbnbで滞在先を見つけたのですが、
そこのオーナーの女の子に、
ヴロツワフの街を案内してもらいました↓

● ポーランドは距離は遠いけど、日本にとても近い国です

● ヴロツワフの市街地のオススメの見どころ

● 観光地に行かなくても、ヴロツワフの街を楽しむ方法

最後までお読みいただき、ありがとうございました。